日付 : 2023/02/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : 温泉露天風呂付プレミアルーム(ツイン•39㎡)
長野から軽井沢までしなの鉄道の快速「軽井沢リゾート」号で到着。駅前のアウトレットで買い物をして、この日宿泊するのはマリオット系の「軽井沢マリオットホテル」。
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www.karuizawa-marriott.com■地図情報
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日本国内に幾つもあるアウトレットのうち、最も駅に近いと言っても過言ではないのがこの軽井沢。新幹線に乗れば1時間ほどで到達できると言う点において、都心から最もアクセスしやすいアウトレットモールと言えるかもしれない。
普段は車で阿見(茨城県)や佐野(栃木県)、御殿場(静岡県)といったアウトレットモールを訪れることが多く、軽井沢を訪れたのは今回が初めて。いざ訪れてみると、施設が思っていたよりも数段広くて驚いた。
ホテルへ向かう前にアウトレット内にあるソースカツ丼のお店で昼食。軽井沢辺りの東信エリアとソースカツ丼が多く提供される飯田などの南信エリアはもはや別の県と言ってもいいほど文化が違うが、同じ長野県のご当地グルメとして知られている料理。
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駅からホテルへ向かうシャトルバスは14:30以降19:00まで計5便運行。14:30前にアウトレット側(軽井沢駅南口)のロータリーに向かい、ホテル行きの真っ黒なシャトルバスに乗車。どうやらバス停がないようだが、他のバスと同様にロータリーの空いているところに到着する。
なおこのバス、予約不要だが時間帯によってはほぼ満席で出発するので、少し早めにバス停で待機しておいた方が良いかもしれない。なお、タクシーで向かう場合は軽井沢駅ではなく中軽井沢駅が最寄りだそうで、約5分の所要時間。
(ホテルへのアクセスについてはこちら)
ちなみにこのシャトルバス、ホテル側には本館、ノースウィングと降車バス停が2つあるのだが、乗車した際に名前を告げるとどちらのバス停で降車するのかを伝えられる。予約していた部屋のある建物と異なる場所で降車することを指示されたとすれば、アップグレードされているかもしれない。
バスの車内はごくシンプルなマイクロバスといった感じ。軽井沢駅からホテルまでは約6kmで、20分ほどの所要時間。ホテルに到着する際は先にノースウィング、続けて本館の順に停車する。なお、両者は100mほどしか離れていないので、徒歩で往来することが可能な距離。
今回は当初本館側の部屋を予約していたはずだが、結果的にノースウィングの部屋が割り当てられたらしい。フロントも本館とノースウィングのそれぞれに設置されており、部屋のある側の建物でチェックインをすることになる。ノースウィング側のフロントは比較的小ぢんまりしていて、少し順番を待ってから手続完了。
なお、このときロビーにはちょっとした飲み物と食べ物が用意されていた。飲み物は軽井沢の「ミカドコーヒー」とコンソメスープ、食べ物は焼き芋が置いてあった。
部屋は和洋室になっていて、手前側にベッド、奥に畳敷きのリビングスペースの配置。部屋の入り口側に洗面台とお手洗いがあって、シャワーブースと浴槽は部屋の奥側に集められている。
ホテルでのんびりするだけでも十分非日常で贅沢な気がするが、畳の上で寝転がって昼寝するとなると尚のこと贅沢な気分。ちなみにカーテンの向こう側にはちょっとしたウッドデッキがあるので、暖かい時期であれば庭に出て過ごすということもできるかもしれない。
こちらがシャワーブースと露天風呂の浴槽。浴槽にはチェックイン時点ですでにお湯が張られていて、入ろうとすればすぐには入ることができるようになっている。なお、部屋の構造上、シャワーブースは少なからず寒いので注意。入る前にお湯を出して蒸気で満たしておくと、少しはマシになるかもしれない。
なお、庭は外から見えないようにかなり高い柵で囲われているから、あまり景色が良いわけではない。灯りは少ないので、天気が良ければいくらか星が見えるだろうか。
洗面台はこんな塩梅。この店舗もかつては「ラフォーレ」だったようで、以前宿泊した琵琶湖や修善寺、南紀白浜なんかと似た雰囲気。濃いめの木目調のドアがそう思わせるんだろうか。
(別の機会に宿泊した元「ラフォーレ」系マリオットはこちら)
しばらく部屋で休息した後、散歩がてら本館へ。訪問当時は玄関横の部屋が「Cozy Works」としてコワーキングスペースとして開放されていた。個人的にはホテルであれば自室で作業すれば良いように思ってしまうのだが、家族で滞在して仕事は別の場所、というイメージなんだろうか。
こちらのホテルでは朝食会場がラウンジとして開放されていて、カクテルタイムは食べ物、飲み物ともにかなり充実していた。アルコールに関しては日本酒の熱燗のサーバーなんかまで用意されていて、国内のホテルの中でもトップレベルの充実度。
食べ物で印象的だったのはモツ煮と焼きマシュマロ。火の灯ったアルコールランプが置かれていて、これでマシュマロを炙るのだが、あまり火に近づけすぎると立ちどころに黒焦げか、火だるまになってしまうので、遠火でゆっくり炙るのがポイント。
翌朝の朝食はパンや牛乳なんかに地元の食材が使われていたほか、旧「ラフォーレ」系らしく、ご当地オムレツが提供されていて、こちらの店舗では野沢菜入りになっていた。
2024年現在、個人的な国内のマリオット系トップは大阪のあべのハルカスに入っている「大阪マリオット都ホテル」なのだが、トップ3に入るくらいには軽井沢も居心地が良かった*1。東京からも近いから、また機会を見つけて訪れてみたいところ。
(「大阪マリオット都ホテル」についてはこちら)
というお話。