日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】128.ホテルエミシア札幌


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日付 : 2022/07/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : スカイツイン(24㎡) 

とても昔の話になってしまったが、当時発売されていた「HOKKAIDO LOVE! 6日間フリーパス」を利用して道内を右往左往していた際に宿泊したときの記録。北海道最終夜の宿泊に利用したのがJR•札幌市営地下鉄新札幌駅近くにある、「ホテルエミシア札幌」。

(公式サイトはこちら)

www.hotel-emisia.com■地図情報

この日は稚内から都市間バス「わっかない号」で札幌に到着。新札幌駅周辺は飲食店の閉店時刻が比較的早く、札幌駅近くの汁なし担々麺屋さんで夕食を摂ってからJRで新札幌駅に到着した。

(「わっかない号」についてはこちら)

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駅とホテルは隣接していて、徒歩でアクセス。ただ、隣接するといってもデッキ等で接続している訳ではないから、一旦地上に出たうえで100mちょっと歩いてホテルにたどり着いた。

 

新札幌駅 駅コンコース

新札幌駅/ 一旦地上に降りてホテルへ向かう

新札幌駅はそれほど商業化された街ではなく、辺りにはそれほど高層の建物はないためホテルの存在は遠くからでも分かりやすい。ちなみにこちらは当初「シェラトンホテル札幌」として運営されていたそうだが、2014年にシェラトンとしては営業を終了し、現在では「ホテルエミシア」として営業している。

ホテルエミシア札幌 建物外観

建物外観/ 群を抜いて背の高い建物

元々が1990年代中盤に開業した外資系のホテルということで、ロビーは割と派手目の仕上がり。フロント前には建物を貫くように教会?が設置されているのが特徴的。

宿泊当時はまだCOVID-19の影響が完全には拭えていない頃だったから、ホテル内は比較的厳重に衛生管理がされていて、所々にマスク着用の要請が掲示されていて、(着用した状態でチェックインしていたのだが)口頭でも重ねて要請があったのが印象に残っている。

ホテルエミシア札幌 フロント付近

ロビー/ 建物中央に大きな教会がある

この日利用したのは高層階のツインルーム「スカイツイン」。部屋の広さは24㎡と、元々シェラトンだったにしてはちょっと窮屈め。同じくマリオット系列を外れてしまった函館の「フォーポイント」と比べてもなお少し狭いかもしれない。

(かつて函館にあったホテルがこちら)

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ホテルエミシア札幌 客室全景

客室全景/ 部屋は少し狭め

全体として部屋のインテリアはレトロ目。部屋の特徴としてあまり広くない部屋ではあるが椅子は多数設置されている点が挙げられる。ひとつは荷物置き場に活用したが、このスペースだともう1脚少なくても良いかもしれない。

ホテルエミシア札幌 客室全景

客室全景/ 少し居心地の悪い椅子の配置

一般的にツインベッドのお部屋には作業机が設置されているケースがそれほど多くない印象があるが、この部屋ではベッド脇に設置されていた。

ホテルエミシア札幌 客室全景

客室全景/ ツインにしては作業机があるのは珍しい

少しいただけないのはテレビの大きさ。ビジネスホテルであればちょうどいいくらいの大きさだが、ベッドの足下側少し遠いところにこのサイズのテレビでは目の悪い私にはちょっと具合が悪かった。

ホテルエミシア札幌 客室全景

客室全景/ ベッドからテレビを見るのは距離的に難しい

少し古めのホテルはベッド周りに電源が設置されていないケースが多いが、サイドテーブルには電源としてコンセントが2口とUSB-Aが1口設置されている。

ホテルエミシア札幌 サイドテーブル

サイドテーブル/ 電源は比較的充実している

当時実施されていた「旅行支援」を活用し、少し高めの中位ランクの部屋を手配したからだろうか、ケトルではなくコーヒーマシンが設置されていた。ただ、滞在時間が短く、利用する機会はなかった。

ホテルエミシア札幌 コーヒーテーブル

コーヒーメーカーは中位ランク以上の部屋に設置

浴室は特にリニューアルが加えられていないようで少し古め。ツインにしてはシンクも浴槽もかなりコンパクトで、中でも洗面器は陶器でかなり小型のタイプ。

ホテルエミシア札幌 水回り

水回り/ 少し年季の入った水回り

雑貨屋でみるような網かごにはアメニティ類が入っていた。ラインナップは標準的で、特にこれといって特筆するようなアイテムは含まれていない。

ホテルエミシア札幌 アメニティ類

水回り/ 標準的なラインナップ

到着が23時過ぎだった訳だが、翌朝は6時過ぎに起床して7時過ぎの列車に乗車することに。窓の外を眺めてみれば、「スカイツイン」と名乗っているだけあって比較的眺望は良好。

ホテルエミシア札幌 客室からの眺望

客室からの眺望/ 奥が北広島方面

この日決まっていたのは夜の飛行機で東京に戻るという一点だけだったから、日中の予定は未決定。いくつか案を考えた末、未踏の室蘭駅を訪れてみることにして、7時過ぎの「北斗」に乗車することに。決まった段階ではもう出発の15分ほど前で、急いでチェックアウトして駅へ向かった。

(この日の移動についてはこちら)

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滞在時間が短かったせいでホテルそのものの印象はあまり強くないが、新千歳空港までは電車で30分ほど、大通•すすきの辺りへは地下鉄でダイレクトにアクセスできるし、エスコンフィールドへも駅から直通バスが出ているから、使いようによっては便利かもしれない。

(球場から新札幌駅へのバスについてはこちら)

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というお話。