日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】133.ホテル阪急レスパイア大阪


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日付 : 2022/12/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : スタンダードトリプル(25㎡) 

広島方面での用事を終えて、大阪へ移動してきた。この日宿泊するのは大阪駅前にある「ホテル阪急レスパイア大阪」。大阪駅周辺にある阪急阪神グループのホテルというと「新阪急ホテル」のイメージが強いが、こちらはそれよりも新しい店舗。

(公式サイトはこちら)

www.hankyu-hotel.com■地図情報

遅筆が祟ってもう1年以上前の話になってしまったが、当時はちょうどクリスマス目前の時期だったこともあり、梅田の地下街はクリスマス模様一色。それにしても梅田の地下街は「ダンジョン」と揶揄されるだけあって、地図を見ずに歩いていけば立ちどころに迷ってしまう。

梅田地下街 クリスマスのディスプレイ

梅田地下街/ 現在位置の把握が極めて難しい地下街

ホテルがあるのは阪急梅田駅よりもどちらかと言えばJR大阪駅前に近い「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」の裏手。入口は少しわかりづらいが、JR大阪駅からヨドバシの店舗西側に繋がる連絡橋を渡っていくと建物外観にホテル入口への順路が表示されているから、これに従って進んでいく。

ホテル阪急レスパイア大阪 建物外観

建物外観/ 建物には入らず、道なりに進む

店舗脇を2分ほど歩いていくとホテルエントランスに到着。フロントは上層階にあり、エレベーターで上がってチェックインカウンターへ向かう。

ホテル阪急レスパイア大阪 建物外観

建物外観/ エレベーターでロビーのある上層階へ進む

当時は「全国旅行支援」のキャンペーンが実施されていたから、対象者はカウンターが分離されていた。アメニティはフロント近くにアメニティバーが設置されていて、必要なものを客室へ持っていく運用。

ホテル阪急レスパイア大阪 アメニティバー

アメニティバー/ ここ1年ほどで高価格帯ホテルでも一般化

この日の客室は27階。この日は手配時に一番安かった「部屋タイプおまかせ」のプランで予約していて、チェックイン時にも部屋の説明は特になかった。それゆえ、扉を開けるまで何の部屋なのかはわかっていない状態。

ホテル阪急レスパイア大阪 客室廊下

客室廊下/ 客室は高層階

部屋にはベッドが3台設置されていて、どうやら今回は「スタンダードトリプル」の部屋だったらしい。これまで宿泊したホテルは3人目が宿泊する場合はエキストラベッドで対応、というケースが多く、通常のベッドが3台以上設置されている部屋というのは久しぶり。地方へ行くと一般的なホテルがなく、合宿所のようなところに宿泊した際には4人部屋ということもあったが。

ホテル阪急レスパイア大阪 客室全景

客室全景/ ベッド3つはなかなかインパクトがある

部屋は25㎡と3人部屋にしてはそれほど広くないにも関わらず、バス•トイレは別々に設置されている。それでいて特に水廻りが狭いという印象もなかったから、スペースをうまく活用しているなという印象。

ホテル阪急レスパイア大阪 水回り

水回り/ バス•トイレ別なのは嬉しい

テレビは中央のベッド足下側に1台。左右のベッドからは少し見づらいかもしれないが、ある程度の大きさはあるから、よほど文字が小さくなければ問題はなさそう。

ホテル阪急レスパイア大阪 客室全景

客室全景/ ある程度大きいテレビが用意されている

3人部屋で仕事をするということも殆どないと思うが、流石にこの間取りでは通常のサイズの作業机を設置するのは難しい。それゆえ、50cm四方くらいのごく小さな机が部屋の片隅に設置されている。ただ、机と椅子の高さはほぼ同じなので、椅子に座って作業をしようとするとかなり変な体勢にならざるを得ないのはご愛嬌。

ホテル阪急レスパイア大阪 作業机

作業机/ あまり仕事はしやすくない

ベッドボードは比較的シンプルな構成。日本の標準的なコンセント(Aタイプ)のほか、USB-Aと、各国のプラグ形状に対応したコンセント(ユニバーサルタイプ)が1口ずつ設置されていた。比較的海外観光客の多いホテルでも、ユニバーサルタイプのコンセントが設置されているケースはあまり多くない印象。

このユニバーサルタイプのコンセントに日本のプラグを挿入するとガタつくことがあり、我々にとって使いやすいかというとなかなか難しいのだが。

ホテル阪急レスパイア大阪 ベッドボードの操作盤

ベッドボード/ ユニバーサルタイプのコンセントも完備

部屋に用意されているミネラルウォーターは関西圏のホテルでは比較的よく見かける印象のある「ミライズ」。トリプルのお部屋ということもあり、利用人数に関係なく3本が用意されていた。これがコスト意識が厳しいと思しきホテルだと、1人利用であれば1本分だけ用意されているというケースも時折見られる。

ホテル阪急レスパイア大阪 ケトル類

ケトル類/ 水は3本用意されていた

部屋は建物のJR大阪駅側だったようで、目の前にはヨドバシ梅田ビルの屋上にあるフットサル場、JR大阪駅の特徴的な建造物、阪急百貨店などが見えている。伊丹空港の着陸経路に近いことから一定以上の高層ビルが建てられず、都市の大きさの割にはビルの高さが低め。

ホテル阪急レスパイア大阪 客室からの眺望

客室からの眺望/ 大阪駅の建物が印象的

到着が遅かったこともあってこの日は特に何をするでもなく就寝。翌朝チェックアウトのためにフロントへ向かうと、ロビー階に無料のドリンクサーバーがあるのに気がついた。ロビーの一角に所在なさげに1台だけ、というケースはしばしば見かけるが、こちらはロビーの比較的目立つところに複数台設置されていたのが印象的。

ホテル阪急レスパイア大阪 フリードリンク

フロント/ サーバーは複数台設置されている

当時はCOVID-19の影響もあって各地の宿泊費相場が崩壊していたため、通常よりも少し高いランクのホテルにお試しで泊まることがしやすい環境にあった。そこから1年が経ち、インバウンド観光客が回復した今では相場が高騰しすぎ、現状では普段宿泊するには少し高価すぎて難しいホテルになってしまった。ただ、阪急阪神系のホテルは大外れしない安心感がある。

(他の阪急阪神系ホテルとしてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

というお話。