日付 : 2023/11/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : プレミア パークビュー(60㎡)
どういう訳か例年年末近くなると名古屋を訪れる機会が増えがち。2023年も例外ではなく、2週に1回、もしくはそれ以上のペースで名古屋を訪れていた。
さて、今回宿泊したのは2023年7月に繁華街の栄に開業した「TIAD」。どうやら"Tomorrow is Another Day"からの"TIAD"らしいが、個人的にはどうにも羽田空港の運営会社(TIAT)を連想してしまう。冠婚葬祭業を営む日本セレモニーという会社が運営し、マリオットの「AUTOGRAPH COLLECTION」ブランドも冠されている。
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■地図情報
ホテルは名古屋市営地下鉄名城線の矢場町駅1番出口の殆ど目の前。今回は中部国際空港から名鉄に乗り、金山駅で地下鉄に乗換えてここまでやって来た。
正面から見ると車寄せがどこにあるか分からないが、どうやら大通りと反対側にあった模様。1階には小さなショップがあるのみで、フロントは1つ目のエレベーターを上がった先にある。
今回予約したのは「プレミア パークビュー」のお部屋。近頃Marriott Bonboyのポイントをちょこちょこ消費してしまっていたから、今回はポイントと現金を併用して予約した。メゾネットまでは行かないが、部屋の奥側は少し下がっている。部屋の中に数段の段差があるというのはなかなか珍しい間取り。酔っ払っていたら転んでしまう人もいそう。
ベビーベッドは事前にリクエストしておいたもので、紙おむつ用ゴミ箱と共に部屋に入った時点では既にセットしておいてくれていた。
部屋の奥側はこんな塩梅。ベッドサイドにはコンセントとUSB-A端子がそれぞれ1口ずつ。右手奥には出入口があり、奥には2畳ちょっとくらいのベランダがある。カーテンは電動で、部屋の照明ともどもベッド脇のタブレットで操作することができる。ベッドの反対側には可搬式のテレビが設置されていて、横になった状態でもテレビが見られるようになっていた。
訪問した11月は昼間でも日が傾くと少し肌寒く、写真を撮る以外にベランダを利用することはなかった。なお、こちらのホテルにクラブラウンジに相当する施設はないので、滞在中ホテル内にいる間は殆ど客室内にいた。
部屋の前は久屋大通公園。若干ビルに隠れているが、右手奥にはテレビ塔があるのが見て取れる。またここからは見えないが、テレビ塔の右手には「オアシス21」がある。
水回りは部屋の片側に集中配置されていて、出口側にお手洗い、窓側に浴室が配置されている。浴室は洗い場付きで、窓が付いているのが珍しい。ちなみに窓の向こうは先のベランダを隔てて外が見られるようになっている。
アメニティ類は化粧箱の中に箱詰めで入っていて、リボンがかかっていた。同じ"AUTOGRAPH COLLECTION"でも東京の「メズム東京」では洋書風のケースに入っていたり、ホテルの個性が現れるところ。
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テレビの前にあるローテーブルにはウェルカムギフトとしてお茶菓子が置かれていた。ぱっと見単なる羊羹だとばかり思っていたが、この「ささらがた」、見た目も手の込んだお菓子だった。
夕食はJALの機内エンターテイメントで目にした「矢場味仙」に行ってみようと思ったが、店の前まで行ってみるとものすごい行列で断念。近くにあった「矢場とん」も同じくらいの行列ができていたが、その一角にある持ち帰り用店舗「おうち de 矢場とん」は待ち時間はそれほど長くなく、弁当を持ち帰って部屋で食事をすることに。
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今回は「リブロースかつ」の弁当を注文。それなりに大きな弁当箱には白米ととんかつが入っていて、入りきらなかったキャベツの千切りは別のプラ容器に入って提供された。受け取った時点では味噌だれはかかっておらず、食べるタイミングで自身でかけるようになっている。とんかつが大きいこともあり、結構な容量のある味噌だれが2袋用意されている。
この日はそのまま就寝し、件の「矢場味仙」に翌日のお昼に再チャレンジ。当日の開店は11:30だったのだが、その5分前くらいに到着した時点で1回転目が満席になるくらいの行列ができていた。
こちらのお店、全体的に辛めの味付けだそうで、注文した「ホルモンラーメン」は確かに見た目から受けるイメージ以上に辛かった。それほど量が多いものではないが、食べ切る頃にはじんわり汗をかいてしまうくらい。
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この日は16時までの15時までのレイトチェックアウトになっていて、15時ぎりぎりまで滞在してチェックアウト。ちょうどチェックアウトするタイミングでは到着した当日の宿泊客で混雑していて、手続が完了するまでに10分ほどを要した。
割と長時間滞在したこともあって、部屋の間取りが印象的なホテル。名古屋は比較的廉価な系列ホテルが多いうえ、個人的には特典宿泊のポイント数は少し高めなのでそう頻繁に宿泊するというのが難しいものの、部屋も比較的広めで快適に過ごすことができた。
というお話。