便名 : 便名なし
日付 : 2024/03/xx
区間 : 富山駅前6番乗り場(10:30)→富山空港(10:54)
所要時間 : 00:24
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 420円(Visaタッチ決済)
運行 : 富山地鉄バス
駅前の「ダブルツリーbyヒルトン富山」に宿泊し、翌朝の飛行機で東京へ戻る旅程。富山空港へは駅前から出る空港連絡バスに乗って向かう。
(事業者公式サイトはこちら)
2024年現在、富山地方鉄道の富山駅は高架化工事の最中で、これまでの駅舎を一部改装して営業中。駅構内には将来の予想図が掲示されているのだが、この画の中で停まっているバスがどうにも左ハンドルに見える。一体どこからこのバスの画を持ってきたんだろうか。
出発5分ほど前にバス停に到着すると既にバスは待機中。首都圏では姿を見る機会が少なくなった三菱ふそうの「エアロバス」が使用されている。以前も記したが、どうにも富山地鉄バスの塗り分けは一頃の都営バスの塗装(ナックルカラー)と似ている。近頃都営バスでも塗装を復刻したと聞いているが、流石に1台となるとなかなか巡り会う機会がない。
富山空港行きのバスは駅前ロータリー6番乗り場からの出発。各停便と直行便の2系統があり、今回乗車するのは直行便の方。各停便と直行便とでは途中経由地が異なっているが、所要時間に大きな差はなくどちらも約25分ほど。なお、Visaタッチが利用できるのは直行便のみ。
飛行機1便に対し連絡バスは1便のみ運行なので、バスの半分強の座席が埋まったところで出発。なお運賃は後払いで、降車時に支払う運用。この日は駅前で何やらイベントをしていたようで、ロータリーと路面電車の線路の間あたりに人だかりができていた。
直行便のバスは富山駅前を出発すると、富山市役所前、城址公園前、ANAクラウンプラザ前と経由して富山空港へ向かう。一方、普通便の方はANAクラウンプラザ前を経由しない代わりに総曲輪(そうがわ)を経由するという特徴がある。
今年は途中まで桜の開花が早いと言われていたが、途中で寒い日が続いたため結果的には平年並みくらいの開花時期。当初の予定通り開花していたら前日に高田城址公園に立ち寄ろうと思っていたが、全く咲く様子もなく、あっけなく断念。
ANAクラウンプラザ前が最終の停留所で、ここで数人が乗車。IHG系のホテルは新大阪のホリデイインが割と安価で気に入ったが、それ以外はブランド全体として1世代前のデザインというか、経年が気になる店舗が多い印象。
(新大阪のホリデイインについてはこちら)
富山空港は神通川の河川敷にあって、街中からはそれほど遠くないことから、このバスは全線一般道での運行。少し細い道に入っていくらか走ったと思えば空港が現れ、出発から30分弱で終点の富山きときと空港へ到着。ちなみに「きときと」というのは富山弁で「新鮮」という意味なのだとか。
富山は以前ごく短期間JAL•JTAが就航していた以外、国内線はANAグループのみ発着する空港。ANAの関係者が富山出身だそうで、JALはあまりサポートが得られなかった、ようなことがWikipediaには書かれている。
到着するとちょうど羽田空港からの便が到着するところ。前述の通り富山空港は神通川の河川敷にあり、ターミナルビルは堤防の外にある不思議な構造。この関係で、他の空港では駐機場に待機しているような地上機材の数がかなり絞られているのが特徴。
ともあれ、この日は夕方までに東京に戻っておく必要があり、今回はお昼前の便で東京へ向かうことに。3/31に失効するアップグレードポイントも無事消化することができた。
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というお話。