便名 : 便名なし
日付 : 2024/03/xx
区間 : 新潟駅南口(12:47)→新潟空港(13:12)
所要時間 : 00:25
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 470円(交通系ICカード決済)
運行 : 新潟交通
東京駅から上越新幹線の「とき」最速便で新潟駅に到着。駅周辺で昼食を摂ったのち、新潟空港へ向かう。
(ここまでの移動はこちら)
2024年3月当時、空港リムジンバスは新潟駅南口発だったのだが、一旦万代口へ向かって間も無く営業を終了する「万代口バスターミナル」を少し見学。以前乗車した、空港へ向かう通常の路線バスはこの乗り場から出発だった。
(当時の記録はこちら)
このバスターミナルの特徴はバスが入線する際に後退しながら入ってくるところで、時間帯によっては複数台同時に動き回っていることもありなかなか迫力があった。なお、2024年4月からは駅高架下に新設されたバスターミナルが供用開始されていて、今回乗車するリムジンバス、万代口バスターミナルに発着していた路線バスともに新バスターミナル発着に変わっている。
(新バスターミナルについてはこちら)
ちなみに新バスターミナルがこちら。どうやら地上に横断歩道は設置されていなさそうなので、対岸側のバス停を利用する場合は歩道橋を利用する必要がありそう。訪問当時は開業前だったのであまり標識類がなかったが、今後充実してくるだろうか。
余談ながらこの新バスターミナルの縁石には、バスがギリギリまで車体を寄せられる新しいタイプの縁石が採用されていた。縁が丸くなっていることから、縁石にぶつかってもタイヤのダメージが少ないという特徴があるらしい。
(高機能縁石についてはこちら)
乗り場に着くとバスはすでに待機場に停車中。新潟交通の都市間高速バスは車体が緑色だが、新潟空港のリムジンバスはデザインこそ似ているものの色がオレンジ色をしている。
この日はまだ件の「新潟駅バスターミナル」開業前だったため、リムジンバスは駅南口の2番乗り場から出発していたが、2024年4月以降は18番乗り場からの出発なので注意が必要。なお、路線バスの方は4番乗り場から出発することになっているが、現時点では追加工事のため万代口にある臨時バス停から出発している模様。
しばらくしてバスが到着。空港までは全線一般道だが、つい最近乗車した富山空港と同様に高速バスタイプの車両が運用されている。なお、新潟交通は路線バスを含め、交通系ICカードが利用可能。
(余談ながら、富山空港についてはこちら)
短距離路線ということで座席はごくシンプルな2列+2列の横4列配置。どういう基準か分からないものの、車両の中央あたりだけ補助席が設置されている。奥から詰めて補助席を利用して欲しい訳で、理に適っているといえば適っている気もする。
割と利用者は多く、大半の窓側席が埋まったところで出発。バスは内陸(南側)に向けて走り出すが、空港は海側にあるので左折左折で方向転換し、つい最近高架化されたJR在来線の高架橋の下をくぐって信濃川沿いへ進む。
海が近く街としてはそれほど積雪は多くないとはいえ、県として見ればかなりの豪雪地帯の新潟県。高架橋も雪のない地域と比べると桁が多く、頑丈そうに見える。つい最近まで地上を線路が走っていたはずだが、その面影はほとんどなくなっているような。
バスが信濃川の河口沿いを走る国道113号線を進んでいくと、途中には「xx航路」といった標識がちらほら見えてくるのだが、大洗や仙台といった太平洋側のフェリーターミナルと比べると、新潟はずいぶん街中に船が発着するな、という感じがする。
道中ではかつて貨物ヤードがあったと思われる跡地のそばを通過。港町を訪れるとかつて貨物線があった、というような形跡を見かけることが多い。
程なくすると、バスは新潟空港の入口に到達。新潟空港は全国の空港の中でも割と住宅街に近く、空港の目の前まで人家が広がっているのが特徴。日本国内の空港にはいくつかの種類があるのだが、新潟空港は「国管理空港」という種類。
特に道が混んでいたという訳でもなかったのだが、標準的な所要時間よりは少し時間が掛かり、新潟駅を出発して約30分で終点の新潟空港に到着。どうやらこの日は新潟市内で何かイベントが開催されていたようで、バス乗り場には随分長い行列が形成されていた。
新潟空港では約1時間の待ち合わせで札幌丘珠空港行きのトキエア便に乗換え。当時は週数日の運航で先行きが少し心配な状況だったが、2024年4月には2路線目の新潟-仙台線が開業し、少しは軌道に乗り始めたように見える。どうやら次は中部国際空港路線だという噂。
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というお話。