日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】153.東横INN印旛日本医大駅前


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日付 : 2024/04/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : プレミアムプラスルーム(12㎡)

羽田空港から成田空港までバスで移動、そこから成田スカイアクセスアクセス特急に乗換えて印旛日本医大駅に到着した。この日の宿は駅前にある「東横INN印旛日本医大駅前」。

(公式サイトはこちら)

www.toyoko-inn.com■地図情報

成田空港駅からは最終1本前の「アクセス特急」に乗り、所要時間は15分ほど、22:30過ぎに印旛日本医大駅に到着。なお、下りの最終列車は首都圏にしては早く、印旛日本医大駅であれば22:29が最終列車。

一方、上りは成田空港を23:00過ぎに出発する京成高砂行きのアクセス特急が都心に向かう最終列車で、京成高砂駅京成上野行き、もしくは泉岳寺行きに乗り換えることによって都心までは辿りつくことができる。以前はこの列車が京急金沢文庫行きだったのだが、COVID-19による乗客の減少によって泉岳寺止まりになっている。

印旛日本医大駅 発車標

印旛日本医大駅/ 下り列車はすでに終了済

店舗名に「印旛日本医大駅前」とついている通り、ホテルは駅から100mちょっとのところに位置している。ちなみに駅構内にコンビニエンスストア(ファミリーマート)はあるが、営業時間は6時から23時まで。出発や到着がこの時間を外れる場合はどこかで買い物をしてから電車に乗車した方が良さそう。余談ながらどうやらこの店舗が開業したのも2023年に入ってからのことのようで、だいぶ改善された結果のよう。

東横INN 印旛日本医大駅前 建物外観

建物外観/ ホテルは改札口を出て右手すぐ

今回利用するのは「プレミアプラスルーム」なる、シングルの中では少し値段の高いお部屋。全くもって普通のシングルでよかったのだが、予約した時点ではこの部屋しか空いていなかった。

一頃は季節変動なく一年中全く同じ値段で販売していた東横INNだが、インバウンドが回復してきたからだろうか、ここ1-2年はだいぶ価格が上がってきた印象を受けている。戦略としては至極真っ当だと思うが、近頃は出張の宿探しがちょっと大変。

部屋は近年開業した東横INNの店舗と概ね同様に見えるが、少しベッドが小さくなっただろうか、部屋の面積が同じだとすると、以前は椅子とベッドの間がこんなには離れていなかったような気がする。それにしても、以前「羽田空港2」で宿泊して以来、同様のリニューアルが施された店舗に巡り合っていない気がするが、あれはただのコンセプト店舗なんだろうか。

(「羽田空港2」についてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

東横INN 印旛日本医大駅前 プレミアプラスルーム 客室全景

客室全景/ ベッドが少し小さくなった

水回りもいわゆる「東横イン」といった感じの内装だが、シャワーヘッドが最近流行りの「Refa」のものに交換されている。水の出方が何種類かあったが、使いやすさの観点だけ考えれば何だかんだいって通常のシャワーヘッドの方が便利。

東横INN 印旛日本医大駅前 プレミアプラスルーム 洗面台

洗面台/ シャワーヘッドが交換されている

割と部屋数の大きなホテルということもあって、コインランドリーもかなり大規模。洗濯機が4台設置されている店舗というのはあまり見かけないような気がする。

東横INN 印旛日本医大駅前 コインランドリー

コインランドリー/ 乾燥機ともども4台設置

乾燥機は洗濯機の上ではなく背面側に設置されていたが、普段見かける、洗濯機の上に設置されているものよりも一回りくらい大きいように見える。だいたいいつも洗濯より乾燥の方が時間がかかり、ボトルネックになりがちなので、乾燥機は性能が高い方がありがたい。それにしても、乾燥機だけ4台まとめて設置されているというのは珍しい。

東横INN 印旛日本医大駅前 大型乾燥機

印旛日本医大駅前/ 乾燥機は6台あっても良いくらい

前日は真っ暗であまり外の様子が見えなかったが、明るくなってから外を見るとこんな塩梅。参考までに、駅からは駐車場脇の小道を歩くとホテルまで若干ショートカットできる。ロータリーにはマンションが直結しているが、首都圏の駅では割と珍しい気がしている。

なお、駅付近には前述のコンビニエンスストア以外に商業施設はない。調べてみると、コンビニとスーパー、薬局などは駅から600mほど歩いた先の一角にまとまっている模様。駅前にビルを建てず、これだけ大規模に駐車場があるあたり、基本的には車社会の町ということなのかもしれない。

東横INN 印旛日本医大駅前 客室からの眺望

客室からの眺望/ 駅周辺は殆ど家しかない

東横INNの朝食といえば、失礼ながらあまり美味しくないおにぎりのイメージがあったのだが、どうやらこの店舗では朝食としてスープを提供している模様。また、現在建設中という高知県の店舗では朝食会場を最上階に設けるようなので、近頃は何かと変化をしている模様。

東横INN 印旛日本医大駅前 朝食についての案内

朝食会場/ CoCo壱番屋コラボのスープを提供中

8時過ぎにチェックアウトをして、ホテルを出発。流石に中部国際空港の店舗には敵わないが、周囲の建物の大きさと比較してホテルがずいぶん大きいことが分かるはず。そういえば、隣が一般の住宅というのも同社の店舗にしてはだいぶ珍しいか。

東横INN 印旛日本医大駅前 建物全景

建物全景/ 何だかんだアクセスの良い町

前述のように成田空港までは電車に15分ほど乗れば到達できる上、主だった都心の駅や羽田空港までダイレクト、ないしは乗換え1回でアクセスできることから、下手な空港周辺のホテルよりもアクセスは良好。

都心方面へは半分強の列車が始発駅、成田空港からのアクセス特急も日中はそれほど混雑しておらず、基本的に座って移動できるという点もメリットで、東横INNは良いところに目をつけたな、という感じ。

(1日1本だが、ライナー列車も運行している)

biketourist.hatenablog.com首都圏に住んでいればあまり利用する機会はないかもしれないが、成田空港の前後泊などの必要が生じた際には、覚えておくと便利かもしれない。

というお話。