日付 : 2023/06/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : スタンダード(21㎡)
「エスコンフィールド北海道」へ野球観戦へ出向いた際に泊まったホテルのお話。この日止まったのは「道の駅プロジェクト」でお馴染みの「フェアフィールド•バイ•マリオット」。
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■地図情報
(球場についてはこちら)
この日は羽田を20時過ぎに出る札幌千歳行きの最終便で出発…したのだが、この便が前便到着遅れの影響を受けて約25分ほど遅れて出発するとのアナウンス。夜間の便は遅延が累積するから仕方ないとはいえ、どうにもこの便、定期的に遅延しているような印象がある。
到着後は千歳駅でカーシェアを予約していて、新千歳空港駅から千歳駅まではJRで移動する予定でいたのだが、同駅から札幌方面へ向かう(というよりも同駅を出発する)JRの最終列車は22:53発。そもそも定刻で到着したところで乗継ぎは13分しかなく、かなり綱渡りのスケジュールだったのだが、これが輪をかけて厳しくなった。
結局遅延は25分でとどまらず、飛行機のドアが閉まったのは約35分遅れの21:15過ぎ。ともあれ、遅延したから行かないという選択肢はない訳で、上空でいくらか巻き返すことを期待しつつ、とりあえず現地へ向けて出発。
出来るだけ急いだ結果だろうか、上空ではかなり遅れを挽回し、新千歳空港に着陸したのが22:40過ぎで、駐機場にはほぼ定刻と言える22:47頃到着。機内には情報がないからか着陸時のアナウンスでは最終列車の案内などはなく、ドアが開くと同時に急いでJR新千歳駅へ向かった。
5分弱かかって駅に到着すると、定期列車としては最終の22:53発の「快速エアポート227号」が停車中。乗り込んだ時点では「航空機からの連絡待ちで出発が20分ほど遅れる」という放送が入っていて、定期列車を遅らせることで対応する方針になっていたようだが、のちに23時過ぎの臨時の札幌行き普通列車を運行することが決まる*1と、定刻より1分強遅れた22:54にドアが閉まって出発した。
どうやらこの臨時普通列車は飛行機が遅延した際にしばしば運行されているらしいが、快速と普通では札幌駅の到着時刻が大きく変わるから、とりあえず到着次第JR駅へ急いで向かってみる、という戦略が正解と見えた。
そんな訳で運よく快速エアポートに乗り込み、新千歳空港駅から約10分ほどで千歳駅に到着。高架下にあるタイムズの駐車場で車を借り、運転すること約25分でホテルに到着した。ちなみにホテルは新千歳空港から続く道央圏連絡道路の南長沼ランプ近くにある。この道路、将来的には新千歳空港と小樽市を結ぶのだとか。
建物同様、記事も金太郎飴のようなコメントになってしまうが、この店舗も客室は他の「フェアフィールド•バイ•マリオット」と同様。この「道の駅プロジェクト」のホテルは類似点を見出すより、違いを見つける方が難しいような気がする。
(「道の駅プロジェクト」他店舗についてはこちら)
1m四方より少し大きいくらいのシャワーブースに椅子が用意されているのも他の店舗と同様。個人的にシャワーを浴びるときに腰掛けることはそう多くないが、ないよりはあった方が便利。
1点相違点があるとすれば、寒冷地だからだろうか、これまで宿泊した店舗では窓際に設置されていたデイベッドがテレビの前に設置されていた。その関係で窓際には少し余裕があるものの、ベッドの足元側は少し動きづらい。なお、ベッドボードの電源はコンセントとUSB-Aが1口ずつ設置されていた。
デイベッドの配置が異なる以外には、これといった相違点は見出せなかった。後は無料のミネラルウォーターの銘柄が地域のものというくらいだろうか。
ハンドソープはディスペンサータイプ。上位ランクのホテルでしばしば見かける固形石鹸は滞在期間で使い切ることがほとんどないから、これで十分事足りてしまう。
このホテルにはレストランが設置されていないから、翌朝は少し早めに起き出してチェックアウトし、球場へ向かう前に札幌に出て朝食を摂ることに。
そういえば、前日到着した際には暗くて気づかなかったが、駐車場の一角には二輪車を駐輪するためのちょっとした小屋が設置されている。この日はインバウンド旅行客がサイクリングで利用していたようで、ロビーラウンジにはサイクルジャージの宿泊客が多数見られた。
そんなこんなで宿を出発し、約25分かけて千歳駅に戻った。徒歩圏内に鉄道駅は見当たらない*2ため車が必須になってしまうが、それもあって時折安価、もしくは低廉なポイントで宿泊することができるようになっている。空港からはそれほど時間を要さずにアクセスできるから、うまく旅程に合えば利用してみるというのも良いかもしれない。
というお話。