日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】96.フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜清流里山公園


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日付 : 2021/11/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : King Guest Room(25㎡)

滋賀から中部地方に移動して宿泊する日程。

厳密には関西方面から一旦浜松まで東進した後、浜松駅前で「片道go」のレンタカーを借りて再び岐阜まで戻ってくるというちょっと歪な旅程。いくらか時間はロスしたものの、翌日の予定を考えると時間のロス分を考慮してもこれが一番安上がりだった。

この日宿泊するのは「フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜清流里山公園」。近頃マリオット系列では「道の駅プロジェクト」として、各地の道の駅に隣接した、比較的廉価な宿泊施設を多数開業しており、ここもそのうちの一つ。「道の駅 みのかも」という施設に隣接している。

(「道の駅プロジェクト」についてはこちら)

hotel-deals.marriott.com

こちらのホテルがあるのは岐阜県美濃加茂市というところ。恐らく言葉で説明するよりも地図を見た方が分かりやすいと思うので、以下に示しておく。

■ 地図情報


浜松からは途中にある「土岐プレミアム・アウトレット」に立ち寄ってから到着。距離にして約140kmあるから当然と言えば当然なのだが、着いたときには中々遅い時間になっていた。ホテルは3階建てで、それほど部屋数は多くなさそう。

フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜清流里山公園 建物正面

ホテル玄関

フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜清流里山公園 建物外観

(翌朝撮影)ややもすると山小屋のような外見

「道の駅プロジェクト」のフェアフィールド・バイ・マリオットに宿泊するのは、京都の宮津、栃木の宇都宮に続いて今回が3回目。いずれの滞在もまだ記事にしていなかったが、基本的な内装は共通化が図られていて東横INNに勝るとも劣らない金太郎飴状態。ロビーエリアまで統一されているところを見ると、統一感としてはこちらの方が上か。

フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜清流里山公園 ロビーラウンジ

部屋数の割にゆったりしたロビーエリア

ホテル内には飲食施設はなく、基本的にホテル外で食事を摂ることが想定されているが、ロビーの隅にはごく簡単な調理ができるようなキッチンスペースが用意されている。ここにはコーヒーマシンがあり、自由にコーヒーを淹れることもできる。

フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜清流里山公園 ロビーラウンジ

大がかりな調理は厳しいか

また、フロントには簡単な売店もあり、ご当地サイダーのような飲み物と、インスタント麺が何種類か置いてあった。今回は食事を摂ってから到着したこともあり購入することはなかったが、ステータス会員のウェルカムギフトとしてサイダーをもらった。

フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜清流里山公園 売店

売店

部屋はベッドの数以外各部屋の構造に大きな差異はなく、グレードとしてはひとつ。マリオット系列にしては狭めだが、そこらのビジネスホテルと比べれば20%ほど広いだろうか。テレビが右側、左側という違いはあるが、基本的な部屋の構造は「道の駅プロジェクト」のフェアフィールド・バイ・マリオット総じて共通で、これまで宿泊した2店舗と比較しても相違点を探す方が難しいレベルで一緒。

フェアフィールド・バイ・マリオット 岐阜清流里山公園 部屋全景

部屋全景

水回りは浴槽なし、シャワーブースありのタイプ。シャンプーやボディソープ類はディスペンサーに入っているタイプで個別には用意されていない。

フェアフィールド・バイ・マリオット シャワーブース

客室 シャワーブース

アメニティは最低限という感じ。尤も、最近はSDGsだなんだと言って客室にセットしていない店舗も増えているから、次回行ったら部屋には置いていないかもしれない。洗面台廻りの石鹸類もボトルに入った、容器が毒々しい色をしているもの。見た目の割に中身は普通で、香りは案外好み。

フェアフィールド・バイ・マリオット アメニティ

客室 アメニティ

ベッドサイドにはデイベッド。ビジネス向けというよりは観光向けのホテルで、机も比較的小さめのサイズ。丸テーブルのサイズ感がわかりづらいが、だいたいラップトップPCを置くと半分くらい埋まるくらいのサイズ。

フェアフィールド・バイ・マリオット 客室窓際

客室 窓際

隣接の「道の駅みのかも」には朝10時から夜22時(最終受付は21時30分)まで営業の「里山の湯」なる温浴施設がある。徒歩で5分もない距離なので、散歩がてら訪れてみるのも良いかもしれない。また、公園内にコンビニはないものの、何軒かの売店やレストランもあるので、昼間は何かしら食事をすることはできそう。

フェアフィールド・バイ・マリオット 部屋から風景

部屋からの風景

翌朝は早々に起き出し、8時過ぎに出発。近隣の観光地へ向かった。

今回は深夜到着、早朝出発の駆け足利用だったが、飲食の設備がない以外はロビーラウンジもあり、割と居心地の良いホテルかなという感じ。選択肢としては多いにありなのだが、難点があるとすれば「道の駅」に併設されているから、公共交通機関でのアクセスに若干難があるところだろうか。その点車移動であれば駐車場も十分で問題ない。

こちらのブランドは現在日本各地にものすごいペースで店舗を拡大していることから、数年後にはあちこちに店舗が出来、今よりももう少し最寄りのホテルが近くなって使いやすくなっていそうな予感がする。

というお話。