便名 : ANA/NH0100
日付 : 2020/10/xx
機材 : B737-700
区間 : 大阪関西(KIX)21:45→東京羽田(HND)23:00
所要時間 : 01:15
区間マイル : 280
搭乗クラス : プレミアムクラス(UG)
運航 : AKX(ANAウイングス)
大阪市内での用事を終えて東京に戻る。
今回は大阪市内から関西空港までのアクセスに南海難波駅からラピートを利用。特急料金不要の空港急行でも所要時間に大きな差はないのだが、何となくラピートを選んでしまう。なお、チケットレスの場合はキャンペーンによって普通席とスーパーシートに値段差がないので、今回もスーパーシート利用。
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空港内は国内線の最終便を目前としてかなり閑散とした様子。当時、国内線は減便がされながらもいくらか便が飛んでいたのに対し、国際線はほぼ運行が停止されていて、フロアは閉鎖され立ち入ることもできない状況だった。
JALは一足先に最終便が出発し、この時間帯にチェックインを受け付けているのがANAの羽田行きくらいしかないとはいえ、国内線のチェックインエリアには乗客の姿が全くない。
JAL側の手荷物検査場(南保安検査場)前には売店がある*1が、シャッターが降りて休業中。この店舗に限らず、当時はターミナル内の多くのお店やレストランが休業していてターミナル全体がかなり静かだった。
ターミナル反対側に移動し、北保安検査場で手荷物検査を受け制限区域内へ入ると、手荷物検査場の傍らにANAラウンジがある。便数の差もあるだろうか、こと関西空港のラウンジに関してはJALよりもANAのほうが力が入っているように見える。ただし、2022年10月末以降関西空港はより国際線を重視して全館リノベーションされるため、国内線はJALとANAともに航空会社としてのラウンジを持たず、共同ラウンジとして運用される予定。
また、このタイミングで従来航空会社ごとに南北に分けられていた国内線保安検査場も1箇所に集約され、搭乗口の位置も遠くに変更、到着出口が2階中央から1階南側に変更となるなど比較的大きな変化がある。以下のホームページによると、現在は出発の保安検査場から搭乗口までと、到着後到着出口までがともに最大5分程度のところ、10分程度まで拡大する可能性があるのだとか。伊丹に続き神戸の存在感が増している今日この頃、関空国内線の将来やいかに。
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ともあれ、暫くラウンジで時間を潰してから搭乗。機種がB737だというのは把握していたが、搭乗してみるとシートがよく見る革張りの座席ではなくちょっと古めかしいモケット張り。こんなシートあったっけ?と思って「安全のしおり」を見たところで、主力のB737-800ではなくB737-700だったことにようやく気づいた。
座席数は126席だそうで、B737としてはかなり小柄。この日は夜間で全貌は見えなかったが、空港の展望デッキなんかで見かけると、他の機種と比べて見るからに小柄なのがわかる大きさ。普通席はともかくとして、プレミアムクラスは全8席が埋まったところでほぼ定刻で出発。座席は古めだが、現行の革張り座席よりは快適なような。
どうやらプレミアムクラスの乗客の半分くらいは航空愛好家の類だったようで、搭乗早々にフライトログの依頼をしているように見えた。私自身はそのような収集はしていないのだが、羽田まで1時間ほどしかないこの距離で対応する乗務員はなかなか大変そう。
この便は食事の提供便だが、特にお腹も空いていなかったから辞退。すると持って帰るか確認されたが、荷物になるからこれも辞退。そもそも持って帰るという選択肢があることをこのとき初めて知った。割と順調に飛行したようで、定刻よりも5分ほど早く羽田空港に到着。ぎりぎり京急から都営浅草線に直通する最終列車に間に合うタイミング*2で、急ぎ足で駅に向かい、自宅へ帰った。
このB737-700は2021年度中にANAグループから退役したそうで、意図せずではあったが搭乗できたのは運が良かったかもしれない。なお、日本国内というくくりではAirdoが引き続き運用しているので、AirdoのB737運航の便を選べば搭乗することができる。
というお話。