日付 : 2022/07/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : グランドデラックス(51㎡)
名古屋で用事を終え、近鉄特急に乗って大阪までやってきた。この日宿泊するのは大阪の本町にある「The St.Regis Osaka」。
(公式サイトはこちら)
■地図情報
宿は大阪メトロ御堂筋線の本町駅の徒歩圏内。近くには「W」など、同じくマリオット系列のホテルが密集している。
(「W」など、周辺のマリオット系列ホテルについてはこちら)
マリオット系列の中では高級ランクに属するこちらのホテルは外観から落ち着いた雰囲気。ホテル玄関にはベルボーイが控えていて、ここで名前を告げてフロントへ向かった。
ロビー階はかなり天井が高く開放的な雰囲気。なおこちらのホテルにはラウンジの設備がなく、通常のフロントでチェックイン手続を行なった。その代わり、ロビー階のバーで利用できるチケットと、客室のミニバーのクレジットの提供があった。
ひとまず手続を終えて客室へ。今回利用したのは標準的なランクの「グランドデラックス」。51㎡とそれなりの大きさがあるが、通路が多いからだろうか、物凄く広いという印象はなかったが、照明も相まって落ち着いた雰囲気で過ごしやすい。大阪駅前にあるリッツ•カールトンは洋だが、こちらはどことなく和の雰囲気を感じるような。
(リッツ•カールトンについてはこちら)
ベッド足下側には大きな窓が2面。比較的高層階を割当ててもらったようで、眺望はなかなか良いお部屋だった。
ベッドボードには電源の設備がないが、サイドテーブルの引き出しを開けるとコンセントと操作盤が現れる。この構造のサイドテーブルは初めて目にする気がする。
水回りはバス•トイレ別の構造。ちなみに浴槽蛇口上には浴室用のテレビがあり、お風呂に入りながらテレビを視聴することができる。ちなみに写真右奥の扉はロックがかけられていて開かなかったが、コネクティングルームとしても利用できる部屋なのかもしれない。
洗面台に用意されているアメニティ類は引き出し2つ分で少し多め。最近はマリオット系列でも石鹸類はディスペンサータイプのホテルが増えてきたが、今のところこのランクは個別包装を貫いているように見える。
ルームサービスは夜10時が最終。ラインナップ•金額ともに標準的。朝食のメニューに並んでいる追加料金15,000円の「タイタニックオムレツ」というのは一体何者なのだろうか。興味こそあれど流石にこの金額は気軽にチャレンジするには少し高すぎる。
客室からの眺望はこのような感じで、窓は真西を向いている。中央左、ビルとビルの間から見える赤い鉄橋は「港大橋」で、阪神高速大阪港線、湾岸線がここを走っている。その手前には「京セラドーム」が少し見切れていて、更に右に視点をスライドしていくと、(視認はできないが)ユニバーサル•スタジオ•ジャパン(USJ)があるはず。
しばらく窓の外を眺めていると日が暮れてきた。北西方向には伊丹空港があり、音は聞こえないものの時折飛行機が通過していくのが見えた。東京都内は所謂羽田空港の新ルートで一頃騒音問題が騒がれていたが、こちら大阪市内はかつてからずいぶん低いところを飛行機が通過しているし、殆ど誰も飛行機を気にしていないような印象がある。
上述のように大阪市街地は伊丹空港へ着陸する飛行機が比較的低空を飛んでいくため、航空法の規制を受けるからだろうか、市内はあまり背の高い建物が多くないような印象を受ける。
日没後にバーを訪れ、小一時間過ごして客室に戻り、この日は部屋でのんびり過ごした。翌朝の朝食はプレートとアラカルトで、バイキング形式ではなく都度注文する運用。
卵料理はオムレツを選択し、10分弱で提供された。オムレツ一つでも他のホテルよりも綺麗に仕上がっているように見えてしまうのは単に雰囲気に呑まれているんだろうか。
また、ホットケーキもアラカルトのメニューに並んでいたので注文してみた。比較的堅焼きのホットケーキにはホテルロゴの焼印が入っている。お腹に余裕があればもう少し頼んでみたいメニューもあったが、流石に胃袋の限界を感じてこの辺りで食事を終えた。聞くと頼める全メニューを注文したという宿泊客もいるんだとか。
この日はレイトチェックアウトを利用し、夕方まで部屋でのんびり過ごしてチェックアウト。そのまま伊丹空港へ向かい、夕方の便で東京へ帰ってきた。
個人的な大阪におけるお気に入りのマリオット系ホテルは今のところ阿部野橋(天王寺)にある「大阪マリオット都ホテル」なのだが、こちらのホテルも割と居心地がよく過ごしやすかった。それにしても大阪はずいぶんマリオット系列のホテルが増えたような気がする。
(その「大阪マリオット都ホテル」についてはこちら)
というお話。