日付 : 2024/06/xx
泊数 : 3泊
部屋タイプ : モデレートシングル(18㎡)
どういうわけか2024年は福岡を訪れる機会が多かったのだが、COVID-19からの回復に伴って宿泊料金の値上がりも著しく、時折定宿にしているホテルが予算を上回ってくることがあった。そんなときにいくつか他の宿に泊まったのだが、その一つが今回利用した「東急ステイ福岡天神」。
(公式サイトはこちら)
www.tokyustay.co.jp■地図情報
最寄り駅は福岡市営地下鉄七隈線の天神南駅だが、福岡空港からホテルに向かう場合は空港線の中洲川端駅から10分圏内で、歩いて向かうことも十分可能な距離。夜の中洲はネオンの灯りがなかなか賑やか。
中洲川端駅からホテルへ向かう道中、道路の反対側には日本全国各地へ展開するラーメン「一蘭」の本社ビルが建っていて、1階は店舗になっている。博多のラーメン店の中では高価格帯に属する同店だが、いつ前を通っても行列が出来ているのはさすが。
天神中央公園を通り抜け、「博多めんたい重」のお店の脇を抜けていくとホテルに到着。フロントは2階にあって、エレベーターでアクセスする。
アメニティ類はフロント階に集約されていて、必要な物をピックアップする方式。品揃えはごく標準的といった感じで、特に足りなくて困るということはなかった。
今回利用した部屋の広さは18㎡とそれほど狭いわけではないのだが、廊下のドアの間隔は少し狭め。窓がないシンプルな廊下の雰囲気も相まって、どこかカプセルホテルっぽさを感じるのは気のせいだろうか。
部屋はベッドが低い位置にセットされている効果だろうか、数値よりは広く感じる。窓際にはデイベッド?があるが、横になるには少し寸足らず。滞在中は荷物置きに使っていた。
東急ステイの特徴は各部屋に洗濯機が設置されているところ。複数泊連続で滞在する場合は朝廻しておけば帰って来る頃には終わっていて、荷物が少なく済むから地味に便利な設備。以前利用した店舗は粉末洗剤が置かれていたが、今回の滞在ではボトル式の液体洗剤が用意されていた。
洗濯機の上には電子レンジが設置されていたが、食事の美味しい福岡ということもあり、今回の滞在では部屋で食事を摂ることがなかったから利用する機会がなかった。
デスクは窓際で、奥行きは気持ち浅め。壁に面しているわけではないので、落下には注意する必要がある。また、椅子は背もたれがないので、長時間の作業の際には少し難儀した。この他、机上の電源はあまり多くないので、複数口の電源を持っておいた方が便利だろうか。
予め用意されているパンフレットやリモコン、内線電話などアイテムが多いので、パソコンや紙面を用いるようなスペースを必要とする作業をする際には隣のソファに退けておいた。
ホテルの開業は2019年ということで、水回りはバス•トイレ一体の構造。浴槽の広さは十分で、お湯を張れば十分身体を伸ばすことは可能な大きさ。
前述の通り、アメニティ類はフロント階に設置されているから、基本的に部屋には何も用意されていないのだが、なぜか歯磨きのみ2本用意されていた。気づかずに下から1本持ってきてしまったので、結局2本余してしまった。
空港からのアクセスも悪くなく、天神のバスセンターからも徒歩圏内と交通の便は良好だが、部屋で仕事をするには少し机が狭いかな、という感じ。荷物の少ない観光旅行であれば、洗濯機も設置されているのでちょうど良いかもしれない。
(2024年現在の福岡の定宿)