日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】116.ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER


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日付 : 2022/11/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : スタンダードダブル(21㎡) 

鹿児島で1泊して、翌朝の始発の飛行機で帰京する日程。のんびり朝食を摂る時間があれば「城山ホテル鹿児島」でもいいかと思ったが、始発の飛行機となると利便性の高いホテルに泊まっておきたく、今回は2022年中に鹿児島市の繁華街である天文館に開業した「ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER」を手配した。

(公式サイトはこちら)

www.daiwaroynet.jp

■ 地図情報

ホテルは鹿児島市電天文館通」電停の目の前にある、「センテラス天文館」という施設の上層階。道路を渡った対岸側には鹿児島空港行きの空港バスの停留所があり、空港へのアクセスも良好。

(別日だが、鹿児島空港へのバスについてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 正面

天文館通/ 天文館は鹿児島随一の繁華街

ホテル隣にはコンビニエンスストアもあり、利便性も良好。ちなみに写真奥が鹿児島中央駅で、路線バスや路面電車でアクセスするのが一般的ではあるものの、頑張って20分ほど歩けばアクセス可能。

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 正面

天文館通/ 大屋根が印象的な「センテラス」の一角

フロントは建物の7階。ロビーは比較的大きく取られていて、結構な広さがある。割と大きなオブジェが飾られていたが、これは何がモチーフだろうか。

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER ロビー

この手のホテルにしては広々としたフロント

14時前にホテルに到着するとまだ部屋の清掃が終わっておらず、チェックイン手続のみ実施して一旦退散。指宿方面を訪れたのち、21時頃にホテルに戻ってくるとさすがに部屋の準備ができていた。

今回利用するのは最もベーシックな「スタンダードダブル」の部屋だが、この部屋でも約21㎡とそれなりの広さ。部屋は近頃開業したホテルらしく木目を活かした内装。

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 客室

木目を多用した内装

部屋の面積の多くを水回りに割いているからか、それ以外の部分はものすごく広いという感じはしない。なお客室は電車通り(城山)側を向いているので、客室の窓から桜島を望むことはできない。

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 客室

水回りが広めの分、客室はコンパクト

客室入口から居室部分までの廊下はざっと3mほどの距離がある。ダイワロイネット系列のホテルは割とこの部分が長い印象がある。

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 客室

玄関から居室部分は少し距離がある

デスクは作業スペース部分の奥行きが広めにとられている。シンプルな直線基調の机なのでモノを置きやすいのがありがたい。繰り返し書いているが、弧を描くデスクは見てくれはいいもののデッドスペースが生じがちであまり好きではないのだ。

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 客室

奥行きは50cm程度は確保されている

浴室はバス・トイレ別の構造。惜しむらくは椅子が設置されていないところだが、それを差し引いてもバス・トイレ一体型の水回りと比べれば快適性は雲泥の差。

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 客室

風呂イスは用意されていなかった

アメニティ類は昨今のSDGsの流れを受けてかなり簡素なラインナップ。ちなみに髭剃りについては当時サプライヤからの供給不足の影響を受け、必要があればフロントにリクエストする運用になっていた。

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 客室

昨今のSDGsの風潮を受けてかなりシンプルなアメニティ

なお、ホテルの入る「センテラス天文館」には展望台が設置されていて、宿泊者以外でもアクセスすることが可能。この日は噴煙に紛れてクリアに見えなかったが、これまで天文館界隈にはそれほど背の高い建物がなかったから、この角度から桜島を望むことができるというのは何とも新鮮。

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 展望台

天文館通/ ホテル宿泊者以外も利用できる展望スペース

ちなみに桜島方向から左手方向に目をやると、すこし大きな金色の建物があるのが分かる。これは鹿児島銀行の本店で「よかど鹿児島」という商業施設を併設している。このビル、形状から上層階が展望台かなんかになっているとばかり思っていたが、少なくとも一般解放はされていない模様。

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 展望台

天文館通/ 最上階は展望スペースのように見えるが一般利用は不可

この展望フロアから電車通り側に目をやると、視線と同じ高さの山の上には鹿児島の名門「城山ホテル鹿児島」の姿が見える。ご存じのかたも多いように城山は標高100mちょっとの小高い山で、西郷隆盛が最後の数日間を過ごしたとされる洞窟のあるところ。

(「城山ホテル鹿児島」についてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

(「城山展望台」についてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

ダイワロイネットホテル鹿児島天文館PREMIER 展望台

天文館通/ ほぼ同じ高さに「城山ホテル鹿児島」が見える

翌朝は6時ちょっと前にチェックアウトし、8時前の東京行きに搭乗するため鹿児島空港行きの始発バスに乗車。この時間でもリムジンバスは思ったより混雑している。

(鹿児島空港からの移動がこちら)

biketourist.hatenablog.com

鹿児島市内には城山ホテル鹿児島、西鉄ソラリアと手堅い宿泊先があったところに、今回泊まったダイワロイネット、2023年5月にはシェラトンと続々と新しいホテルが開業している。ダイワロイネットは電車移動では少し不便なロケーションだが、天文館に用事があるとか、高速バスや空港バスで到着する場合には割と使い勝手がよさそう。

いずれにしても、多数ある中から宿を選ばなければいけない、という嬉しい悩みを抱えるようになってしまった。今のところ「城山ホテル鹿児島」の優位性は揺るぎないものの、暫くあちこち試してみようと思う。

というお話。