便名 : JAL/JL0641
日付 : 2022/06/xx
機材 : B737-800(73H/V32)
区間 : 東京羽田(HND)06:25→鹿児島(KOJ)08:15
所要時間 : 01:50
区間マイル : 601
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAL(日本航空)
2日連続日帰りで鹿児島を訪れるという不思議な旅程の2日目。
(前日の同じ便についてはこちら)
前日23時前に羽田空港に戻ってきたばかりだが、その6時間後には再び羽田空港に戻ってきている。現地に泊まっていればこんなハードな日程にはならなかった訳だが、どうにも東京に戻ってこないといけない用事があったから仕方ない。
前日は搭乗口3番から飛行機に乗り込んだが、この日は6番からの出発。地方路線とはいえ、同じ便が毎日同じ搭乗口を使用するものなのかと思っていたが、どうやらそういう訳でもないらしい。
ともあれ、早朝かつ週半ばの羽田空港は割と空いていたから、前日よりもスムーズに保安検査場を通過。前日よりも少し空港到着が遅くなったのと、保安検査場から約300m(徒歩約5分)の搭乗口ということもあり、この日はラウンジに立ち寄ることなくそのまま搭乗口へ向かった。
普段はD滑走路まで各社の格納庫の前を通過して向かっていくが、この日はC滑走路側を通って向かっていった。駐機場の脇には多くのランプバスが駐車していたが、運転手さんはこのバスにどうやってアクセスするんだろうか。
この日は雨が降っていて、前日とは違った形で視界が霞んでいる。縞模様が特徴的な東京湾アクアラインの換気塔がぎりぎり見えるくらいの状況の中、06:40過ぎに離陸。D滑走路から離陸する場合、だいたいここまで到達するのに約20分を要する。難しいのは承知の上だが、この時間を短縮できればより飛行機の優位性が高まる、という路線もありそうな。
離陸してしばらくすると直下には江ノ島が見えてきて、その後は相模湾に沿って飛んでいく。眼下には大きな競技場が見えているが、これは平塚競輪場のようで、写真中央にあるのがJR平塚駅。
神奈川県の西部に入り箱根を目前にすると徐々に地形が山がちになっていく。眼下に見えているのは秦野の街なのだが、この辺りは限られた平地に住宅地と工場が入り混じっているのが上空からでも見て取れる。
余談ながら秦野•小田原•静岡県に入ってすぐの三島あたりの街はぱっと見地形が似ていて、後から見返すとこれがどこの街なのかを判別するのに少し時間がかかった。この写真で言えば最終的な決め手になったのは大規模な工場の右手にある河川だった。
その後小田原を過ぎ、芦ノ湖が見えるかどうかくらいのタイミングで雲が増えてきて、地上の様子は見えなくなったのに伴って休息を取ることに。
あまり睡眠時間が取れなかったこともあり飲み物のサービスも全く気づかないままうとうとし、起きると機はすでに鹿児島空港への着陸体制に入っていた。雲を抜けて地上が見えてくると空港至近の霧島市辺り。空港が近いからだろうか、この辺りは町の規模に比して道路が綺麗に整備されている。
まだ水の入りきっていない田んぼが見えてくると間も無く着陸だが、この頃機体の周りには筋状の雲が流れているのが見えた。これはこの飛行機から出ている飛行機雲で、日本では「ベイパー(Vapour)」などと呼ばれたりする現象。
そういえばこの日も前日に引き続き鹿児島空港の視界不良に伴うダイバート、引き返しがアナウンスされていたが、特にトラブルもなくほぼ定刻の08:10頃に鹿児島空港に到着。前日に引き続き、なぜかANAのトーイングカーが連結されていた。
到着後は前夜東京に戻る際に空港駐車場に駐車しておいたレンタカーに乗り、この日の目的地へ向かった。それにしても、もう少し頭のいい日程を組むべきだった、というのは言うまでもない反省。
というお話。