便名 : JAL/JL0307
日付 : 2023/06/xx
機材 : A350-900(359/X11)
区間 : 東京羽田(HND)08:00→福岡(FUK)09:50
所要時間 : 01:50
区間マイル : 567
搭乗クラス : クラスJ
運航 : JAL(日本航空)
梅雨時に福岡で2泊3日する旅程。思い返せば久々の福岡行きで、少し早めの便で現地入りすることに。おそらく3ヶ月ぶりくらいだっただろうか。
この日はクラスJ最前列を指定。ファーストクラスとの間には比較的頑丈なパーテーションがあるが、これに貼られている壁紙が浮いていて少しみすぼらしい。この模様がシールだということも初めて知ったが、これは貼り付ける時に空気が入ってしまったのだろうか。
ここ最近は一頃と比べてかなり搭乗率は改善されたような気がするが、この日は比較的空席の多い日。隣席も埋まらずにドアが閉まって出発。
東京は生憎の雨模様、それもかなり強めの雨で、あちこちに水溜まりができていた。そういえば滑走路に向かう途中、進行方向左手の駐機場で尾翼に大きな日の丸が掲げられた政府専用機が停まっていたのを見つけたのもこの日。この頃はやけに政府専用機と遭遇する機会が多かったような。
しばらく地上滑走をして、この日はD滑走路から離陸。福岡行きは同じ風向きでもA滑走路だったりD滑走路だったりするが、何の違いだろうか。それにしてもずいぶん雨が強いこともあり、滑走路の中央から向こう側は雨に霞んで殆ど見えなくなっている。
天気が悪い割に離陸上昇中も特に揺れるということはなかったが、巡航高度に上がってなお雲が多く、天気が良ければ進行方向左手真下に見えるはずの富士山の姿は確認できず。
しばらくうとうとしているうちに大分進み、山口県の中央近くに差し掛かった頃から徐々に降下を開始。この日は空港北側からの着陸だったが関東と打って変わって九州は比較的天候が良く、玄界灘上のまだ大分距離がある段階で空港が視認できた。
左手に香椎あたりが見えてくると着陸3分前。この辺りは比較的大きな入江になっていて、中央には「福岡アイランドシティ」がある。どうやらこの島は埋立地で、航路整備に伴って生じた浚渫(しゅんせつ)土を活用して誕生したらしい。
そのアイランドシティを飛び越えると、間もなく貨物コンテナいっぱいの博多港が見えてくる。毎度の感想だが、上から見るだけでもえらい数があるのに、良く間違えずに搭載することができるなと思う。そもそも、どこにあるか見失うことはないんだろうか。
地下鉄と西鉄貝塚線の接続する貝塚駅上空を通過し、JR鹿児島本線の箱崎駅上空を通過し山陽新幹線、JR篠栗線を続けて横切るといよいよ着陸。福岡空港も街中にあるのは違いないのだが、この方向の着陸は海から空港までの距離が近いこともあって大阪(伊丹空港)ほど街中を飛んでいる感じがしない。
ともあれ、滑走路16に着陸。羽田と福岡、共に混雑した空港ということもあって遅延しがちなこの路線だが、この日は珍しく定刻よりも5分ほど前に着陸した。
着陸後は地上を5分ほど走って駐機場に到着。羽田や大阪、札幌に那覇とターミナルで航空会社が決まっているから、福岡の各社の機体が並ぶ様子は毎回ながらなかなか新鮮。
前述のように到着時刻が読めない訳で降機後の予定はあまり考えていなかったが、調べてみると博多駅を10:20に出発するバスに間に合いそうな状況。急いで地下鉄に乗り換え、博多駅前にある博多バスターミナルへ向かった。
というお話。