日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】JR九州バス•直方線本線(博多バスターミナル/直方駅)


■Sponsored Link

便名 : 便名なし
日付 : 2023/06/xx 
区間 : 博多バスターミナル(10:20)→直方駅(12:11)
所要時間 : 01:51
乗車クラス : 普通席(全席自由)
運賃 : 1,320円(交通系ICカード)
運行 : JR九州バス

羽田から09:45に福岡空港に到着する便で到着。この日はどこへ行ったものか決めていなかったが、飛行機が定刻通り到着したので調べてみれば博多駅から直方(のおがた)駅へ向かう路線バスに間に合うことが分かり、これに乗ってみることに。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

という訳でやって来たのはJR博多駅前にある博多バスターミナル。今回乗車するJR九州バスの直方線は路線バスタイプの車両による運行だが、ビル3階の高速バス乗り場から出発する。かつては途中九州自動車道経由の便もあったようだが、これは廃止されて久しく現在では全線一般道経由の系統のみ残存している。

博多バスターミナル 33番乗り場

博多バスターミナル/ 全線でバス停は70弱

バス停は由布院駅前行きの高速バス「ゆふいん号」と共通。直方線としては全線通しの直方行きと、区間便として途中の山の神、福丸止まりの便が運行されている。直方行きについては日中は2-3時間に1本と本数は若干少なめ。

博多バスターミナル 33番乗り場

博多バスターミナル/ この便を逃すと次は2時間後

しばらくしてバスが到着。この便は中型サイズの路線バスでの運行で、始発バス停からは5名ほどが乗車。乗客は全線を通じて入れ替わりが激しく、常時5名程度が乗車しているような状況だった。なお、この路線は交通系ICカード(いわゆる10カード)が利用可能。

JR九州バス 直方線本線 車内

直方線本線の車内/ この階を発着する一般路線バスはこの路線のみ

バスは博多駅を出ると箱崎駅までは鉄道路線と並走するが、そこからは内陸に入って山陽新幹線とほぼ並行するようなルートで進んでいく。全線を通じてそれほど乗客は多くないものの、かといって近くに鉄道駅もないから、廃止するわけにもいかず、といった様子に映る。

ルートはほぼ県道21号線に沿っていて、途中の山の神停留所を過ぎるとちょっとした峠越えの区間もある。また、ところどころ脇道に外れて狭隘路を進む場面も見られた。道中の福丸、宮田といった停留所には自動車駅の遺構も見られ、今は昔、かつては賑わっていたであろう様子を想像させる。

それにしてもごく一般的な路線バスの座席で2時間弱というのはなかなかの苦行で、若干腰が痛くなってきた頃に終点の直方駅に到着。西鉄バス直方駅付近を走っているが、JRバスの停留所と西鉄バスの停留所は別のところに位置している。

JR九州バス 直方線本線 JR直方駅前

JR直方駅前/ 西鉄バスは駅前ロータリーに入らない

その西鉄バスの停留所はJR直方駅の斜め右前方にあるローソンの一角。全国広しといえどもコンビニの軒先にバスターミナルがあるというケースはそう多くはないのでは。ちなみにここからは直方市内系統のほか、JR鹿児島本線遠賀川(おんががわ)駅方面、黒崎バスターミナル行きの急行便なんかも発着している。

西鉄バス 直方駅前バス乗り場

直方(西鉄バス)/ ローソンの一角に停留所がある

ようやく直方駅に到着したところではあるが、同駅では5分の待ち合わせで平成筑豊鉄道に乗継ぎ。とりあえず田川後藤寺駅を目指してみることに。

というお話。