日付 : 2022/10/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : ツインルーム(24㎡)
紅葉狩りに東北地方を訪れた際、旅の起点にしたのが仙台。最初の日に宿泊したのは仙台駅西口から徒歩10分圏内にある「ホテル京阪 仙台」。鉄道会社としてはそれほど大きくない京阪だが、ホテルは日本各地に手広く展開している。
(公式サイトはこちら)
この日は早朝に羽田空港から秋田へ飛び、一日秋田で過ごしたのち、18時過ぎに秋田駅を出る新幹線で仙台へやってきた。
(この日の移動はこちら)
biketourist.hatenablog.comホテルはJR仙台駅から青葉通りをまっすぐ進み、別日に宿泊した「ウェスティンホテル仙台」のある東二番丁通りにぶつかる手前の小道沿いにある。ちなみにホテルに最も近いのはJR仙石線のあおば通駅。仙台駅へ向かうのであれば歩いたほうが早い気がするが、松島なんかに向かうときにはここから乗れば座ったまま行くことができる。
(「ウェスティンホテル仙台」についてはこちら)
ホテルが開業したのはCOVID-19の影響が最も深刻だった2020年8月のことのようで、訪問当時で開業から2年ちょっとくらいのタイミング。今となっては2020年が4年も前だというのだからびっくりする。
当時は10月のハロウィン前くらいのタイミングだったこともあり、建物の中はハロウィンの装飾があちこちにあって賑やか。例えばフロントの壁面には仙台らしく、月を模したモニュメントが掛けられているのだが、ここにはかぼちゃやコウモリの切り絵が貼られていた。
この日はツインのお部屋。部屋の間取りは入り口右側に水回り、間に冷蔵庫等を挟んで奥に居室といった感じ。こうして利用可能な器がディスプレイされているのは、ビジネスホテルなんかではあまり見ないスタイル。
ベッドの横幅が少し小さめに見えるが、一般的なシングルより気持ち狭いかな、くらいのもので、取り立てて小さいわけではない。窓際には椅子と小さなテーブルが設置されていて、公表されている部屋の広さの割にはスペースが広め。
ベッドの話で少し脱線すると、まだ学生の時分にニューヨークを訪れた際に泊まったホテルは1泊数万円もする割にベッドは幅が100cmもないうえ、東横INNよりも随分狭い部屋だった。何を基準に置くかという話ではあるが、そこから考えれば、日本のホテルがこの値段でこの広さというのは破格のような気がする。
電源はコンセントが2口とUSB-Aが2口。部屋の一通りの操作はタッチパネルになっていて、照明や空調なんかもこれで調節する仕組み。ちゃんと反応さえしてくれれば、一つにまとまっていてくれた方が枕元で全て調整できるので楽。技術の進化によるものだろうか、最近は反応の悪いタッチパネルというのはあまり見なくなってきた気もするが。
水回りはバス•トイレ別のタイプ。思い返すとこの配置はしばしば見るから、ホテルの部屋にも標準設計、みたいなものがきっとあるんだろう。この配置で特に困ったことはないから、ある種洗練された結果なのかもしれない。
(内装は全く異なるが、殆ど同じような配置のホテルがこちら)
浴槽も割と大きめで、充分脚の伸ばせる広さ。椅子が置いてあるので、座った状態でシャワーを浴びられるのが楽でいい。壁に桶をかけておくフックが設置されているあたり、細かいところまで配慮しているホテルの姿勢が見えるような。
翌日は早朝に仙台駅を出る始発の「はやぶさ95号」に乗って約2時間、青森県の七戸十和田駅へ向かい、車を借りて奥入瀬方面へ向かった。ここ数年はどういうわけか東北地方を訪れる機会がやけに多くなったような気がする。
仙台駅付近は割とホテルが多いが、中でも宿泊代金と部屋のグレードのバランスがいいという感じ。そもそも鉄道会社系のホテルはあまり大外れしない印象がある。
というお話。