日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】140.ウェスティンホテル仙台


■Sponsored Link

日付 : 2022/11/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : クラブプレミア(ビューバス•48㎡)

初秋の頃、東北の紅葉の名所、鳴子峡を訪れた。その際に利用したのが仙台駅近くにあるウェスティンホテル仙台。東北地方はまだマリオット系列のホテルが少なく、なかなか貴重な存在。

(公式サイトはこちら)

www.the-westin-sendai.com■地図情報

ホテルは仙台駅から1km弱離れていて、徒歩10分ほどの所要時間。天気が良ければ気持ちが良いが、冬場なんかは少ししんどいかもしれない距離。特にシャトルバスなどは設定されておらず、路線バス等も近くにバス停がなさそうなので、徒歩以外となるとタクシーになるだろうか。

仙台駅前 駅舎外観

駅舎外観/ ホテルは駅前というには少し離れている

ホテルは東二番丁通り沿いにある「仙台トラストタワー」に入っている。ビルの1階にはコンビニエンスストアも入っているから、ちょっとした買い物くらいであれば遠出せずにすることができそう。

ウェスティンホテル仙台 建物外観

建物外観/ 26階以上がホテルのフロア

ホテルのフロントはエレベーターに乗って上がった26階。最近高層ビルの上層階のみに入っているホテルが多いからか、全国各地にこのような動線のホテルが増えたような印象がある。

ウェスティンホテル仙台 エントランス

エントランス/ フロントは26階

いつもよりも早い14時頃にチェックインしたのだが、この時間帯はロビーラウンジもちょっと人が少なそうで、のんびりした雰囲気。そういえば客室に向かう廊下は一部がガラス張りになっていて、ビルの高層階らしくない構造。

ウェスティンホテル仙台 フロント

フロント/ ちょうどお客さんの少ない時間帯

この日は当初「スーペリア」の部屋で予約していたはずだが、チェックインしてみると「プレミア(ビューバス)」にアップグレードされていた。このお部屋、一般には部屋の出入口近くにありがちな水回りが部屋の奥側にまとめて配置されているのが特徴的。

ウェスティンホテル仙台 客室

客室全景/ 窓が大きく開放的な部屋

ホテルの開業は2010年の8月だそうで、訪問当時で開業から12年目。開業して半年ちょっと経ったところで東日本大震災があったり、その後COVID-19の影響を受けたりと、中々波瀾万丈なホテル。部屋の内装的には1世代前といった感じだが、ベッド脇にはコンセントが設置されていたり、基本的なところは気になるところがなかった。

ウェスティンホテル仙台 客室

ベッド廻り/ コンセントが1口設置されている

こちらが水回り。「ビューバス」ということで窓際に浴槽が設置されているが、市街地のホテルということで目線ちょっと上くらいまでは磨りガラスになっているので、浴槽に浸かった状態では外の様子はあまり見えないようになっている。なお、写真には見えていないが左手には浴槽とは別にシャワーブースが設置されていた。

ウェスティンホテル仙台 客室

水回り/ 窓際に浴槽が設置されている

2022年当時のアメニティ類はこんな感じ。どうやら所謂「プラスチック新法」の施行に伴い、現在アメニティ類はチェックイン時のフロント渡しに変更されているらしい。この辺りはビジネスホテルよりも上位ランクのホテルの方が運用が難しそう。

ウェスティンホテル仙台 客室アメニティ

アメニティ類/ その後フロント渡しに変更されたとか

客室からの眺望はこんな感じ。あまり高層建物の多くない仙台市街地とあって、窓の外の眺望はかなり良好。海までは直線で10km以上の距離があるが、綺麗に海岸線が見渡せる。足下の東二番丁通りの並木も黄色や赤に染まってなかなか綺麗。

ウェスティンホテル仙台 客室からの眺望

客室からの眺望/ 海までは約15km離れている

そういえばこの時、東京に向かって200系復刻塗装のE2系新幹線が走っていくのが見えた。一度くらい乗車する機会があるかと思っていたが、残念ながら巡り会うことなく引退を迎えてしまった。

ウェスティンホテル仙台 客室からの眺望

客室からの眺望/ 200系復刻塗装の新幹線が出発していった

新幹線は仙台駅に近いのと駅周辺にカーブが連続しているのとで、客室から見える範囲ではかなり減速して走っているように見える。東海道新幹線ほどではないものの、結構頻繁に走ってくるなという感じ。

ウェスティンホテル仙台 客室からの眺望

客室からの眺望/ 新幹線はかなり頻繁に行き交っている

しばらく部屋で過ごして、日没後の風景がこちら。東北最大の都市とはいえ、夜景となると関東以西の都市と比べても割とさっぱりしているなという印象。

ウェスティンホテル仙台 客室からの眺望

客室からの眺望/ 夜景は少し大人しめ

この日食事はホテルの外で摂ったのだけれど、せっかくなので少しだけラウンジに立ち寄り。カクテルタイムは少し時間が短めだが、肉料理がかなり充実していたのが印象的。少食であればこれだけで満腹になるかもしれない。

ウェスティンホテル仙台 ラウンジ

ラウンジ/ 肉料理が多めのラインナップ

翌朝の朝食はブッフェ形式で、卵料理のみオーダー制。今回は普段食べる機会の多くないエッグベネディクトを選択してみた。他には定番のオムレツやスクランブルエッグ、目玉焼きなどの選択肢があった。

ウェスティンホテル仙台 朝食

朝食/ 卵料理は選択制

この日のライブキッチンでは牛タンが提供されていた。当時はミートショックだ何だと牛タンの価格も急騰していたから、こうして朝食で提供されるのはお得感があった。この他にも何種類か、宮城や山形にまつわるご当地グルメが提供されていたのが印象的。

ウェスティンホテル仙台 朝食

朝食/ 牛タンをはじめとしたご当地料理も並ぶ

レストランからの眺望はこんな感じ。中央右下にあるのが仙台駅で、ものすごく遠いという訳ではないものの少し離れているという位置関係がわかるはず。

ウェスティンホテル仙台 朝食会場からの眺望

朝食会場からの眺望/ 駅方面は少し高層ビルが多い

どこか別の記事でも言及したが、仙台駅の新幹線ホーム上は駐車場になっている。他にも大宮駅、広島駅なんかも同じような構造になっているんだとか。

ウェスティンホテル仙台 朝食会場からの眺望

朝食会場からの眺望/ 駅屋上には駐車場がある

こちらのホテルは日によって価格差が大きく、上手いことはまればかなり安価に(もしくは低廉なポイントで)利用することができる。眺望も良く快適に過ごすことができたから、チャンスがあれば今後もうまく旅程に組み込んで使っていきたい。

というお話。