日付 : 2022/11/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : セミダブルルーム(19㎡)
頑張れば当日入りでも間に合う予定だったのだが、朝早く起きるのが面倒で自費前泊で静岡入り。今回利用したのは駅から徒歩圏内にある「ホテルオーレ イン」。
(公式サイトはこちら)
■ 地図情報
この日は東京駅を17時過ぎに出発するひかり号で出発。静岡駅までは1時間ほどで、所要時間的には東京駅から成田空港や水戸あたりまで行くのと殆ど変わらないのだが、なぜか東海道新幹線というのは少し特別な感じがするのは何だろうか。
ともあれ、18時過ぎに静岡駅に到着。駅に着いた時点で結構な雨が降っていて、傘を差していてもそれなりに雨に打たれながらホテルに到着。あまり聞きなれないホテル名だが、静岡県内に同店を含め3店舗展開している会社のようで、こちらは2020年開業とまだ比較的新しい部類。
当時は「全国旅行支援」の実施期間だったこともあり、チェックインまで10分ほどを要した。ホテルは300室以上の規模で、ロビーには待機列の足元表示が今回並んでいた倍以上の距離張り巡らされていたから、時間帯によってはかなり混雑するのかもしれない。
なお、ホテル専用の駐車場は140台程度用意されているそうで、部屋の数を考えれば止め損ねるという可能性はそれほど高くなさそう。
後述するが、宿泊した2022年当時はアメニティは部屋に集約されていて、エレベーターホールに置かれているものは特段なかった。
今回宿泊した「セミダブル」は同ホテルで下から2つ目のグレード。部屋の広さは19㎡ほどで、ビジネスホテルとしてみれば少し広めといった感じ。
居室部分にはベッドと机、奥にソファが設置されている。ルートインだとか、シングルの部屋にソファが設置されているケースは時々見かけるが、このサイズのものが置かれているのは珍しいかもしれない。
机は少し奥行きが浅めで、ノートPCを普通に開こうとすると手前のスペースがちょっと不足気味。ソファと丸テーブルを活用した方がストレスは少ないかもしれない。
なお、ベッド上に置かれているのは館内着で、大浴場を含む館内施設(1階フロント以外)を利用する際に利用できる。大浴場はチェックイン開始の15時から翌朝10時まで、通しで利用できる模様。なおチェックアウト期限は11:00。
この手のホテルにしてはサービスが充実していて、2階ラウンジでは17:30から20:00まで無料で夕食を提供しているほか、コミックブースや宿泊者専用カフェ(セルフ)なども用意されている。この辺りは遊技場を運営しているという親会社の知見を生かしているのかもしれない。
部屋のテレビでは大浴場や2階ラウンジ(朝食•夕食会場)の混雑具合などを確認することができる。最近開業したホテルではしばしば見かけるサービスではあるが、部屋と施設を行ったり来たりするのもなかなか難儀なので、あると地味に役に立つ機能。
まだ開業から5年と経たない新しいホテルということもあって、電源周りは抜かりない。ベッドボード上部には携帯電話を置いておくこともできる小さな切り欠きがあり、それほど長くないケーブルでも充電が可能。
別途大浴場が開設されていることもあり、部屋の水廻りはバス•トイレ一体型で割とコンパクトな配置。歯ブラシ等がどこにあるのか少し探してしまったが、鏡の下に置いてある水色のポーチに纏って入っていた。
そのアメニティ類が入ったポーチがこちら。大浴場へそのまま持って行けるように、という配慮なんだと思われるが、国際線の飛行機なんかではよく見つつも、日本国内のビジネスホテルではあまり見かけないような。
バッグの中身は歯ブラシ、髭剃りにボディタオル、櫛など。カタール航空なんかで配布される謎の靴下のようなアイテムは流石に入っていなかった。
大浴場は最上階の14階。小規模ながらサウナも設置されていて、この手のホテルにしては十分な設備。この日はあまり天気が良くなかったこともあって眺望は今ひとつだったが、天気がよければ富士山なんかも見えるだろうか。
このホテルの面白いのは夕食も朝食も無料で提供されているところ。朝食会場はものすごく広いという訳ではないものの、巷の有料のホテルと遜色ないくらいには充実していた。そういえば、割と他のホテルで見ないメニューが多かったような。
滞在時間はそれほど長くなかったが、一通りの施設は利用してチェックアウト。東京から1時間ほどで来られてしまうという地理的なデメリットを上回るくらいには、サービスの充実しているホテルといった感じ。なかなか静岡に泊まる機会がないのだが、また機会があれば優先的に選択肢に入りそう。
というお話。