日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】158.HOTEL OLE INN


■Sponsored Link

日付 : 2022/11/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : セミダブルルーム(19㎡)

頑張れば当日入りでも間に合う予定だったのだが、朝早く起きるのが面倒で自費前泊で静岡入り。今回利用したのは駅から徒歩圏内にある「ホテルオーレ イン」。

(公式サイトはこちら)

www.ole-inn.com

■ 地図情報

この日は東京駅を17時過ぎに出発するひかり号で出発。静岡駅までは1時間ほどで、所要時間的には東京駅から成田空港や水戸あたりまで行くのと殆ど変わらないのだが、なぜか東海道新幹線というのは少し特別な感じがするのは何だろうか。

東海道新幹線 ひかり号 N700系の車内

ひかり号/ 東京駅から静岡駅まではジャスト1時間

ともあれ、18時過ぎに静岡駅に到着。駅に着いた時点で結構な雨が降っていて、傘を差していてもそれなりに雨に打たれながらホテルに到着。あまり聞きなれないホテル名だが、静岡県内に同店を含め3店舗展開している会社のようで、こちらは2020年開業とまだ比較的新しい部類。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN 建物外観

建物外観/ 宿泊当時でまだ開業から2年目の新しいホテル

当時は「全国旅行支援」の実施期間だったこともあり、チェックインまで10分ほどを要した。ホテルは300室以上の規模で、ロビーには待機列の足元表示が今回並んでいた倍以上の距離張り巡らされていたから、時間帯によってはかなり混雑するのかもしれない。

なお、ホテル専用の駐車場は140台程度用意されているそうで、部屋の数を考えれば止め損ねるという可能性はそれほど高くなさそう。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN フロント

フロント/ 1階にはセルフカフェも設置されている

後述するが、宿泊した2022年当時はアメニティは部屋に集約されていて、エレベーターホールに置かれているものは特段なかった。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN エレベーターホール

EVホール/ 階ごとに置かれているアイテムはない

今回宿泊した「セミダブル」は同ホテルで下から2つ目のグレード。部屋の広さは19㎡ほどで、ビジネスホテルとしてみれば少し広めといった感じ。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN 客室全景

客室全景/ ビジネスホテルとして広さは標準的

居室部分にはベッドと机、奥にソファが設置されている。ルートインだとか、シングルの部屋にソファが設置されているケースは時々見かけるが、このサイズのものが置かれているのは珍しいかもしれない。

机は少し奥行きが浅めで、ノートPCを普通に開こうとすると手前のスペースがちょっと不足気味。ソファと丸テーブルを活用した方がストレスは少ないかもしれない。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN 客室全景

客室全景/ この大きさのソファがあるのは珍しい

なお、ベッド上に置かれているのは館内着で、大浴場を含む館内施設(1階フロント以外)を利用する際に利用できる。大浴場はチェックイン開始の15時から翌朝10時まで、通しで利用できる模様。なおチェックアウト期限は11:00。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN 館内着

館内着/ 1階以外は客室外も移動可能

この手のホテルにしてはサービスが充実していて、2階ラウンジでは17:30から20:00まで無料で夕食を提供しているほか、コミックブースや宿泊者専用カフェ(セルフ)なども用意されている。この辺りは遊技場を運営しているという親会社の知見を生かしているのかもしれない。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN 館内説明

館内説明/ 夕食も数量限定ながら無料提供

部屋のテレビでは大浴場や2階ラウンジ(朝食•夕食会場)の混雑具合などを確認することができる。最近開業したホテルではしばしば見かけるサービスではあるが、部屋と施設を行ったり来たりするのもなかなか難儀なので、あると地味に役に立つ機能。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN 客室全景

客室全景/ 主要な施設の混雑状況は画面で見られる

まだ開業から5年と経たない新しいホテルということもあって、電源周りは抜かりない。ベッドボード上部には携帯電話を置いておくこともできる小さな切り欠きがあり、それほど長くないケーブルでも充電が可能。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN ベッドボード

ベッド廻り/ 小物置きはあると便利

別途大浴場が開設されていることもあり、部屋の水廻りはバス•トイレ一体型で割とコンパクトな配置。歯ブラシ等がどこにあるのか少し探してしまったが、鏡の下に置いてある水色のポーチに纏って入っていた。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN 洗面台

洗面台/ 大浴場があるため部屋の水廻りはコンパクト

そのアメニティ類が入ったポーチがこちら。大浴場へそのまま持って行けるように、という配慮なんだと思われるが、国際線の飛行機なんかではよく見つつも、日本国内のビジネスホテルではあまり見かけないような。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN アメニティ類

水廻り/ ポーチに入っているのは珍しい

バッグの中身は歯ブラシ、髭剃りにボディタオル、櫛など。カタール航空なんかで配布される謎の靴下のようなアイテムは流石に入っていなかった。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN アメニティ類

アメニティ類/ そのまま大浴場へ持って行ける

大浴場は最上階の14階。小規模ながらサウナも設置されていて、この手のホテルにしては十分な設備。この日はあまり天気が良くなかったこともあって眺望は今ひとつだったが、天気がよければ富士山なんかも見えるだろうか。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN 浴室入口

浴室入口/ 大浴場は最上階

このホテルの面白いのは夕食も朝食も無料で提供されているところ。朝食会場はものすごく広いという訳ではないものの、巷の有料のホテルと遜色ないくらいには充実していた。そういえば、割と他のホテルで見ないメニューが多かったような。

静岡県静岡市 HOTEL OLE INN 朝食

朝食/ 無料で提供されている

滞在時間はそれほど長くなかったが、一通りの施設は利用してチェックアウト。東京から1時間ほどで来られてしまうという地理的なデメリットを上回るくらいには、サービスの充実しているホテルといった感じ。なかなか静岡に泊まる機会がないのだが、また機会があれば優先的に選択肢に入りそう。

というお話。