日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【宿泊記】123.REF松山市駅 by VESSEL HOTELS


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日付 : 2022/06/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : シャワーブースシングル(16㎡)

夜の飛行機で松山空港に到着し、この日は松山に宿泊。普段は大街道辺りに宿泊することが多いのだが、今回は松山市駅前にある「REF松山市駅」を利用してみることに。2021年12月開業で、松山市内では比較的新しい方のホテル。

(公式サイトはこちら)

www.vessel-hotel.jp

■地図情報


松山空港からはやけに高額な空港連絡バスで松山市駅に到着。ちなみに松山にはJRの「松山」駅と伊予鉄道の「松山市」駅の二つがあるが、後者の方が駅の周りは栄えている。繁華街である大街道に近いのも「松山市」駅の方。大街道までは歩いていけないこともないが、片道1.5kmを往復するのはちょっとしんどいかもしれない。

(松山空港連絡バスについてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS ホテル外観

ホテル外観/ 2021/12開業でまだ新しい

ホテルは松山市駅直結の「いよてつ高島屋」の並び。少し引いたところから見ると最上階に伊予鉄道のロゴがついているから、ホテルも同社が運営しているのかもしれない。高島屋の屋上には観覧車が設置されていて、1周15分で松山市内を一望できるんだとか。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS ホテル外観

ホテル外観/ いよてつ高島屋の並びに立地している

ホテル入口前の4番バス乗り場からは松山空港行きのバスが出発するほか、並びにある1•2番乗り場には各地へ向かう高速バスが発着している。ちなみに松山空港へ向かう場合は「リムジンバス」ではなく通常の路線バスの方が安価。所要時間に大きな差はない。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS ホテル外観

松山市駅/ 空港リムジンバスは目の前乗り場から出発

建物1階は入口のみで、フロントは上層階にある。様々な模様の織物がディスプレイされているが、これは「伊予絣(かすり)」だろうか。高校生の頃に受験した「国内旅行業務取扱管理者」の試験問題に出てきたことがあるような。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS エレベーターホール

エレベーターホール/ 随所に伝統工芸がディスプレイされている

ロビーはバーカウンターのようになっていたが、見る限り特にバーとしての営業はしていない様子。自動チェックイン機で手続を終え、すぐ客室へ移動することに。なお、朝食会場は2階に別で用意されていて、ここで食事するということでもないらしい。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS ロビー

ロビー/ 自動チェックイン機で手続

記載の通り、アメニティ類はアメニティバーから各自ピックアップする運用。個人的にはどちらでも良いのだが、元より客室に用意しておく場合とどれだけの差があるのか、というのは単純な興味として少し気になっている。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS ロビー

ロビー/ アメニティバーからピックアップ

フロントの奥の方はフリースペースになっているのだが、ご時世と時間帯もあって、到着、出発いずれのタイミングも特に人はおらず、静まり返っていた。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS ロビー

ロビー/ 朝5時に利用している宿泊者はいなかった

今回はJALPAKのダイナミックパッケージで手配した関係でそれほど選択肢はなかったのだが、浴槽のないシャワーブースのみのお部屋。なお、大浴場と貸切風呂(有料)があるから、部屋の設備はあまり使わないかもしれない。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS 客室全景

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS 客室全景

このお部屋はどうやら土足禁止のようで、入口で靴を脱いで過ごすシステム。全く脱線するが、昔は土足禁止の乗用車というのをちらほら見かけたものの、最近見なくなったような。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS 客室全景

客室全景/ 客室は土足禁止

ベッドは窓に面して設置されている少し珍しい配置。愛媛の文化は共用部分のみならず客室にも取り入れられていて、例えば壁には砥部焼の花器が掛けられている。

公式サイトを見ていて知ったのだが、同ホテルでは「18歳以下の子供」が両親もしくは祖父母と同室の場合、宿泊無料になるのだそう。小学生くらいまでの添い寝無料はよく聞くが、18歳までというのは珍しい。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS 客室全景

客室全景/ 枕元に伊予絣、壁には砥部焼

ベッドボードにはエントランス同様に伊予絣がディスプレイされている。ここまでデザイン性の強いベッドボードはこれまで泊まったホテルにはなかったかもしれない。比較的新しいホテルということもあり、電源はコンセント、USB-Aがベッド左右に各1口ずつ設置されている。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS 客室全景

客室/ ベッドボードにも「伊予絣」

テレビはベッド足元に壁掛け。画面のサイズはそれほど小さくないが、ベッドに寝ながら見る場合、小さい文字を見るのはちょっと厳しい距離感。これは単に私の目が悪いだけかもしれないが。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS 客室全景

客室/ 寝転んで見るにはテレビが少し遠い

テーブルは少し奥行きが浅めだが、PCを広げるくらいであれば問題ないサイズ。ホテルの部屋は得てして作業をするには照度不足のきらいがあるが、ここは目線の高さに補助照明が設置されているのがありがたい。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS 客室全景

客室/ デスクは少し小さめ

部屋には浴槽がないため、洗面台はシャワーブース前の客室内に設置されている。近頃シャワーブースタイプの部屋が増えてきたからだろうか、客室内に水回りが設置されているのをしばしば見るようになった。

REF松山市駅 by VESSEL HOTELS 客室全景

客室/ デスクと並んで設置されている

この日は到着が遅かったが、翌朝も翌朝で出発が早く、始発の普通列車で高松へ向かうため、早々にチェックアウトして徒歩20分ほどのところにあるJR松山駅へ向かった。最初から高松へ降りろよというご意見があるとすればそれは至極ごもっとも。

(翌朝の移動についてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

大街道近辺と比べると松山市駅周辺は飲食店等が少なく利便性の面で若干ビハインドだが、ホテルの設備自体は新しく快適。次回松山宿泊の際にも十分候補に入ってくるホテル。

というお話。