日付 : 2022/12/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : スタンダードクイーン(23㎡)
海外から帰国し、翌朝の飛行機で九州へ向かう旅程。家に帰るでもよかったのだが、当時実施されていた「全国旅行支援」を活用し、空港から電車で20分弱の川崎駅近辺に宿泊することに。その際に利用したのが「ホテルメトロポリタン川崎」。
(ここまでの移動はこちら)
(ホテル公式サイトはこちら)
■地図情報
羽田空港に到着し、そのままターミナル4階にある「つるとんたん」に向かい昼食。食後は少し時間があり、展望デッキに上がってみた。当時はまだ国際線が完全には回復していなかった時期ではあるものの、一時の壊滅的な状況からは戻って外航機の姿も見られるようになった。
当時は年末に近い時期ということもあり、ターミナル内にはクリスマスツリーがディスプレイされていた。JALをイメージした赤色のツリーが飾られる第1ターミナル、同様にANAをイメージして青のツリーが飾られる第2ターミナルとは異なり、両社の入る第3ターミナルのツリーは真っ白。
羽田空港からは京急のエアポート急行(当時)に乗って京急川崎駅まで移動し、そこからホテルまでは徒歩。JRと京急は品川から横浜まで並走しているものの、両線の駅がぴったり隣接しているというのはあまり多くなく、この川崎駅も徒歩で5分程度離れている。
今回宿泊する「ホテルメトロポリタン川崎」はJR東日本系のホテルで、2020年の5月開業。同ブランドは最近徐々に増え始め、2021年には日本国外の初店舗として台北、2023年10月にはまだJR線の乗り入れていない*1羽田空港(正確には天空橋駅だが)にも新店舗を開業している。
空港同様、ホテルでも大きなクリスマスツリーに迎えられ、フロントで「全国旅行支援」のクーポンを受け取って客室へ移動。今回宿泊した「スタンダードクイーン」は最もシンプルな部屋で、入口側に水廻り、クローゼットを挟んで居住スペースといった間取り。なおホテルの隣には建物があり、眺望は今ひとつ。
窓側にベッドが置かれていて、手前側は壁に沿ってベンチシートが設置されている。なおデスクは設置されていないので、PC作業をするには小さめの丸テーブルしかなく少し窮屈だった。事務仕事に向いているホテルではないかもしれない。
ベンチシートにはクッションが3つセットされていたから、横になるにはちょうど良かったかもしれない。こと私はといえば書類を広げるスペースが不足したため、しばらくベッドの上に避難させておくことに。
ベッドボードにはUSB電源とコンセントが各1口ずつあるが、時計の後ろに隠れていた。時計や掲示物はそのまま置いておくと電源を支障するので、金庫の入った引き出しを開けてその上に避難した。全体的に物を逃がして置く場所が不足していたかもしれない。
水廻りは白を基調にだいぶさっぱりとした色合い。数日ぶりの帰国ということもあって、久々にお湯に入りたくなって湯船にお湯を張った。浴槽はそれなりの大きさで十分に脚を伸ばせるスペースがあった。
翌朝は羽田空港を6時30分に出発する福岡行きの始発便に搭乗予定で、朝5時台にホテルをチェックアウトして空港へ向かった。なお、京急川崎駅からは05:26発の特急に乗って京急蒲田駅乗換えると、05:44に羽田空港駅に辿り着くことができる。
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当時は宿泊料金がかなり低廉な水準だったから利用したが、その後COVID-19が落ち着いてインバウンドが回復した今、宿泊費が当時と比べれば倍近くまで高騰していて、なかなか当時と同じように利用するというのは難しくなってしまった。
いずれにしても、机が小さくがっつり仕事をするというよりは、旅行なんかで使うのに適しているという印象。使い方を誤らなければ設備も新しく快適なホテルだった。
というお話。