便名 : JAL/JL0303
日付 : 2022/12/xx
機材 : B777-200ER(777/W64)
区間 : 東京羽田(HND)06:30→福岡(FUK)08:30
所要時間 : 02:00
区間マイル : 567
搭乗クラス : クラスJ(国際線機材/SKY SUITEⅢ)
運航 : JAL(日本航空)
海外から帰国してJR川崎駅近くに1泊し、翌日は日帰りで九州を往復する旅程。もはや直接向かった方が近かった気もするが、一旦東京に戻ってきてしまった。
(前日の移動はこちら)
京急線で羽田空港駅に到着すると、この頃の空港はクリスマスムード一色。例えば第1ターミナル中央の「マーケットプレイス」はクリスマスツリーにサンタクロースと賑やかな雰囲気。
第1ターミナルはJALが中心ということもありクリスマスツリーは赤色だが、ANAグループが利用する第2ターミナル中央には青色のクリスマスツリーがディスプレイされている。
この日は前述の通り日帰りで、荷物の一部は現地へ持っていく必要がなかった。それゆえ、羽田空港到着フロアにあるコインロッカーに預けて行くことに。朝6時前の到着便もない時間帯ということもあり、無事預けることができた。
この日始発の303便は当時国際線機材のB777−200ERによる運航。空港に到着した時点でもまだ空席があったから、アップグレードしてクラスJに変更した。ちなみにこの機材は2023年11月頃の引退が予定されているんだとか。
また、国際線機材の間合い運航がらみでは2023年10月から始まる冬ダイヤで、長距離国際線機材のB777−300ERが羽田-福岡線1往復に導入されるというニュースがあった*1。直近では時折羽田-名古屋中部で起用されているが、福岡線ではファーストクラスが国内線ファーストクラスとして販売されるそうで、より一層国際線ファーストクラス気分を楽しむことができそう。
(B777−300ERのクラス別座席についてはこちら)
当日アップグレードとなると流石に窓側席に空きはなく、中央列の座席に着席。割とクラスJの人気が高い機材ではあるものの、満席にはならず隣に乗客はやって来なかった。
最新鋭機と比べて窓の小さいB777型機であることに加え、窓側座席でもあまり外の様子が見えない「SKY SUITEⅢ」となると、通路側座席から外が見える訳もない。となるとできる事もさほど多くなく、離陸前に寝入ってしまった。フルフラットになる座席を離陸ポジションから全く倒す事ないまま、気づけば既に降下体制に入っていた。
そういえばこの日、九州では結構な雪が降っていて「着陸できない場合引き返し」のインフォメーションが出ていたのだが、それほど天候の影響を受けている様子はなく、揺れもなく降下。この日は空港南側からの着陸で、一旦空港西側を通り過ぎて大回りする形で着陸した。
少し大回りの着陸になった分流石に定刻通りとはならず、約15分遅れて駐機場に到着。着陸やり直しもなく到着したから、運が良かったと思うべきかもしれない。この日の予定は全く急ぎではなかったから、最悪引き返しでもいいやと思ったのは内緒。
COVID-19とPWエンジン問題が重なったことで急遽始まった、B777型機国際線機材の国内線転用も間も無く見納め。後にこの時期を振り返るとすれば、この時期の象徴的な出来事の一つだったと思い出すことになるだろうか。
というお話。