便名 : JAL/JL0200
日付 : 2023/03/xx
機材 : B777-300ER(777/W84)
区間 : 名古屋中部(NGO)07:50→東京羽田(HND)08:50
所要時間 : 01:00
区間マイル : 193
搭乗クラス : クラスJ(席のみ国際線ファーストクラス)
運航 : JAL(日本航空)
前夜のうちに空港まで到着し、常宿の「フォーポイント・バイ・シェラトン名古屋 中部国際空港」に宿泊。翌朝の飛行機で東京に戻る。
(宿泊先についてはこちら)
そういえば、JR函館駅前にある「フォーポイントバイシェラトン函館」が2023年5月末をもってマリオットグループを外れ、以降は「プレミアホテル CABIN PRESIDENT 函館」として営業することになったのだそう。
同ホテルはかつて「ロワジールホテル」だったから、ちょこちょこ経営主体が変わっている印象がある。ともあれ、ここ最近は同店舗を函館での常宿にしていたから、次はどうしようか、というのが目下の悩み。
(「フォーポイントバイシェラトン函館」としての宿泊記はこちら)
さて、今回搭乗する飛行機は07:50発で、07:00過ぎにホテルを出発。ホテルからターミナル保安検査場までは、連絡通路経由でゆっくり歩いて徒歩10分程度だろうか。
ターミナルに到着し、一瞬だけ展望デッキに立ち寄り。ただでさえ大きいB777型機が手前にいるせいで、隣にいるB737型機がやけに小さく見える。同空港発着の国内線機材の中では割と大きい方のはずなのだが。
それにしても、年度末という時期が時期だったこともあるとはいえ、朝7時過ぎの保安検査場はかなりの混雑。掲げられていた看板を見ると、同空港検査場の混雑ピークは07:00から07:50だそう。朝時間帯の名鉄の本数がそれほど多くないことも一因だろうか。列の見た目の割に進みは速いが、可能な限り早めに保安検査を受けておいた方が安心できる気がする。
無事に保安検査を終えて搭乗口に向かうと、既に改札が始まって大分経過していた。今回利用するのは前回同様にクラスJだが、前回のビジネスクラス区画から1グレード上がってファーストクラス区画。20代前半の頃に国際線のファーストクラスとして1度利用したことがあるから、この座席に座るのは2度目だろうか。
(別日にビジネスクラス座席を利用した際の記録がこちら)
座席は1-2-1の横4列、縦2列の計8席。先日のビジネスクラスと比べると座席は一回りほど大柄だが、その一方で座席のパーテーションは低め。機内サービスが行き届くようにという配慮ゆえなんだと思うが、国際線ではビジネスクラスくらい放っておいてくれたほうが個人的には快適なような。
横並びの中央席には電動のパーテーションがセットされている。ビジネスクラスは離着陸時に下げることが要求されているが、こちらは時おり降機時でも上がったままのことがある。何の違いがあるんだろうか。
座席の操作盤はビジネスクラスと比べるとシンプル。真ん中のボタンを押すと小物置きの蓋が開くんだったような気がする。国際線で利用した際にはお手洗いでリラクシングウェア(パジャマ)に着替えている間にベッドメイクしてくれたから、そもそも操作盤に触れる機会があまりなかったような気がする。
前方画面下にはオットマンがあり、ここにもシートベルトが設置されている。たしか、機内食を向かい合って食べる場合に使うと聞いたような気がする。
このB777型機、「JAL SKY SUITE」としてのデビューは2013年頃で、気づけばもう10年選手。座席のモニタも当時にしては大型だったのだろうと思うが、2023年基準で見ればそれほど大きいという感じではない。
早朝にも関わらず比較的多くの搭乗があったが、搭乗はスムーズだったようで定刻よりも10分ほど早くドアが閉まり、中部国際空港を出発。ここ最近インバウンド旅行客の増えかたが尋常ではなく、あちらこちらでその姿を見かけるようになった。
少し脱線するが、先日別件で羽田の国際線ターミナルを訪れた際、同駅の「ジャパンレールパス」引き換えカウンターは50m近い行列。窓口を閉鎖しすぎて日本人向けのサービスも間に合っていないとはいえ、到着早々あれだけ待たされるというのはどんなもんだろうか。同チケットは大幅な値上げが予定されているというから、それに見合うサービスが提供されるといいのだが。
さて、今回は窓際座席でもなかったから眺望は殆ど望むべくもなかったが、「富士山が見える」というアナウンスを聞いて少し離席。出口の窓から1枚だけ写真を撮ってきた。
飛行機はほぼ定刻の08:50に羽田空港に着陸し、国際線側の132番駐機場に到着。飛行機からタラップで降り、到着出口のある第1ターミナルへはバスでの移動。詳細は後述するが、この便は飛行機を降りてから到着出口を出るまでの間にかなりの時間を要する。
それゆえ、羽田空港では国内線間の乗継ぎ時間を通常最低25分としているところ、この便に関しては20分が加算され、最低でも45分以上設けるように指定されている。
(JAL公式サイトにおける説明はこちら)
飛行機にはタラップ車が2台据え付けられてバスに乗換えたが、バスに乗車してから出発するまでの間はしばらく時間があって飛行機見物。整備士がエンジンの横に立つと頭がエンジンの下1/3くらいの位置にあって、改めてその大きさが群を抜いていることを実感。大きいとは聞いていてもなかなか目で見るだけでは大きさがピンと来ないところがある。
バスは第3ターミナル前の駐機場を出発すると、第3ターミナル南側にあるトンネルに入った。滑走路下を抜けるため、しばらくトンネルを走っていくと、辿り着いたのは第2ターミナル南側の駐機場。目の前に見えているにも関わらず、どうやら直接第1ターミナルに向かうことはできない模様。
少し走ると再度トンネルに入り、誘導路をアンダーパスして第2ターミナルの国際線エリア近くで地上へ出てきた。ここからは第1ターミナルまで地上を走っていくらしい。
首都高の上を通ってスターフライヤーが常用する1番駐機場脇から第1ターミナルに入り、ターミナル中央にあるバス降車場に到着する頃には出発から約15分が経過していた。無料の空港見学ツアーと考えればお得なような気もするが、所要時間は想定しているよりも大分掛かった。
結局到着出口を抜けて一般エリアに足を踏み入れたのは09:20頃。確かに飛行機は08:50に到着していたのだが、実質的な所要時間としては+30分から45分かかるから、次の移動にはかなり余裕を見ておいたほうが安心かもしれない。
というお話。