日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JAL/JL0209(名古屋中部/東京羽田)


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便名 : JAL/JL0209
日付 : 2023/11/xx
機材 : B737-800(73H/V40)
区間 : 名古屋中部(NGO)21:05→東京羽田(HND)22:00
所要時間 : 00:55
区間マイル : 194
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAL(日本航空)

この日の朝名古屋に到着したばかりだが、夜の便で東京へ戻る。

(往路についてはこちら)

biketourist.hatenablog.com

中部国際空港は国内線と国際線のチェックインカウンターが同じ階に広がっていて、名鉄駅のあるアクセスプラザから真っ直ぐターミナルへ向かってくると目の前にあるのが国際線のチェックインカウンター。

よく見ると、このカウンターの屋根の上には忍者が多数待ち構えているのだが、これは同空港が「サムライ⭐︎NINJA空港」として売り出していることによるもの。伊勢湾の対岸に伊賀•甲賀といった忍者の里があることによるものらしい。

(公式サイトの案内についてはこちら)

www.centrair.jp

中部国際空港 忍者

中部国際空港/ カウンター上には多数の忍者

保安検査場を通過すると、右手にはANA FESTAの無人決済店舗がある。以前は有人店舗だったのだが、いつの間にか無人店舗に模様替えしていた。なお、正面にあるBLUE SKY(現JAL PLAZA)は引き続き有人店舗のまま変わっていない。

(ANA無人決済店舗についてはこちら)

www.anafesta.com

中部国際空港 ANA FESTA

ANA FESTA/ 多数のカメラで手に取った商品を読み取っているのだとか

中部国際空港は逆T字型のターミナルになっているのだが、今回搭乗する209便は往路の到着と同様に11番搭乗口からの出発。「搭乗口ご案内」を見ると11番搭乗口の目の前に搭乗橋があるように描かれているが、これは10番搭乗口の搭乗橋。目の前にある搭乗橋は隣の搭乗口と接続しているため、各搭乗口から飛行機まではそれなりの距離が離れている。

なお、制限区域は全体的に物販店舗が少ないので、買い物は保安検査場通過直後の売店でしておくことをお勧め。9番から11番搭乗口付近には全く売店がなく、2番から8番の間も比較的小さ目のBLUE SKY(JAL PLAZA)が1店舗しかない。

中部国際空港 国内線側のフロアガイド

中部国際空港/ 11番搭乗口から飛行機までは100m以上の距離がある

この便は比較的出発準備に余裕があるようで、搭乗時刻と記載されている20:45を待たず、20:40前には改札が始まった。B737型機であれば最短35分ほどで折り返すから、機内整備の完了は出発直前になることが多く、チェックイン締切時刻の出発20分前を待たずに搭乗するのはなかなか珍しい。

中部国際空港 11番搭乗口前の電光掲示板

中部国際空港/ かなり早めの搭乗開始

この便は国際線乗継客が多い上、機体が小さいことで常にそれなりに混雑しているのだが、機体後方にはいくらか空席があり、ほぼ最後方の51行目を選択。この便も国際線機材での運航で、海外帰りの機体のようだが、機番を見る限り往路とは別の機材の模様。

こちらの機材も座席表地は「SKY SUITE」機と同様のものに更新されていて、またWi-Fiが設置されていた。11月の特定日のみ実施された、「航空旅客動態調査」のアンケートが各座席に設置されているのは往路と同様。

JAL209便 B737−800(国際線機材)の普通席

JAL209便/ 各座席に質問票がセットされている。

改札開始が比較的早かったものの中々乗客が途切れず、出発は定刻よりも少し早い程度に留まって21:00に駐機場を離れた。滑走路寄りの駐機場にはANAウイングスのDHC8-Q400の姿が見える。向こうは国際線の駐機場のはずだが、バスでターミナルまで移動するんだろうか。

JAL209便 中部国際空港

中部国際空港/ Q400はORC便としても乗り入れがある

短距離で夜間のフライトということもあって、離陸してしまえば特に目ぼしい景色はないまま、定刻よりも5分ほど早く無事羽田空港に到着。この時間帯は到着機で駐機場が混雑するため、あまり盛大に早着すると誘導路で待機することになることもあるが、幸い駐機場には空きがあり、そのまま到着。

JAL209便 羽田空港の駐機場

羽田空港T1/ 中央に近い比較的利便性の良い駐機場に到着

飛行機を降りるとちょうどリムジンバスが出発していったところで次の便まではしばらく時間があり、第2ターミナルまで歩いて移動。COVID-19の沈静化以後、空港内最終バス停の第1ターミナルに着いた時点ではあらかた席が埋まっていることも多いことから、時間があれば1つ前のバス停までバスを迎えに行ったほうが快適に移動できる。

そういえば、地下に降りて京急線乗り場の手前にあった、JR九州グループの「うちのたまご」が閉店していた。どうやら2030年過ぎに開業予定のJR羽田空港アクセス線の工事に伴い、2023年9月をもって閉店してしまったらしい。軽くご飯をという時には重宝していただけに少し残念。

羽田空港 「うちのたまご」の閉店案内

羽田空港T1/ ターミナル周辺工事のため2023/9で閉店

10分ほど歩くと第2ターミナルに辿り着き、やって来たバスでは窓側座席を確保。この日も最終的に第1ターミナル出発時点では通常席がほぼ満席になっていたから、歩く価値はあった。

というお話。