日時 : 2024/03/xx
場所 : 東京都大田区
予算 : 1,000円-2,000円/人
滞在時間 : 約30分
夕方の便で札幌千歳に向かう旅程の日。予約していた飛行機までは少し時間があり、以前から気になっていた、新整備場駅にある「ブルーコーナー」を訪れてみることに。
(公式サイトはこちら)
bluecorner.afc.jp■地図情報
最寄りの新整備場駅はその名前の通り整備場地区にあり、モノレールも「空港快速」などは止まらず各駅停車のみ停車する駅。羽田空港(第1ビル)からは3分ほどだが、日中は10分に1本程度しか列車が停車しないので時間には注意が必要。
列車を降り、長い通路を歩いて地上に出るとそこは誘導路の真隣で、時折滑走路へ向かう飛行機が通過していくようなロケーション。駅のサインも整備場らしく、飛行機のエンジンのイラストが添えられている。
目的の「ブルーコーナー」は地上に出ると正面に見えるビルの2階。あまり一般人が立ち入って良い雰囲気ではないが、駅周辺は特に規制などされていない区域。どうやら各航空会社の整備工場見学は同駅が集合場所になっているようで、制服姿の学生が数多く見られた。私自身も10年以上前に一度参加したことがあるのだが、当時のことはすっかり忘れてしまった。
コンビニエンスストア(ファミリーマート)が開設されているビルの2階が目的地。レストランを訪れるだけであれば特に入館の手続きなどは不要なので、そのまま入ることができる。
看板は日光に当たってちょっとひび割れ気味。ある種デザインと一体化されてしまっているから、今更更新するということも必要ないのかもしれない。
到着した14時頃はちょうどランチが終わったくらいの時間帯。ここからディナー営業の時間までは喫茶のみで、食事はなくケーキと飲み物のみ提供されている。
1人利用ということで、窓際のカウンター席に案内された。カウンターの一角にはモデルプレーンがディスプレイされているなど、いかにも航空関連の施設にあるお店という感じ。それにしても、旅客機ではなく貨物機というあたりがマニアック。
滞在時間は30分ほどとそれほど長くないのだが、ケーキとカフェラテを注文。味はともかく、何より窓が大きくて雰囲気が素晴らしい。夜間は夜間で空港の灯火が綺麗なはずなので、夜にも一度訪れてみたいところ。
窓の外、正面はちょうど第1ターミナルで、スターフライヤーが利用することの多い1番搭乗口あたり。昼下がりのこの時間帯は国内線の発着が少し落ち着くこともあり、駐機場に停まっている飛行機は少なめ。
この日は北風運用で、出発機のうち東北や北海道など、C滑走路から離陸する飛行機が目の前を通過していくことが多い。伊丹空港の千里川土手なんかのようにひたすら歩く場所は別として、空港の制限区域内でもなくこの距離で飛行機が眺められる、アクセスが容易なところというのはあまり多くない気がする。
(千里川土手についてはこちら)
もう少しのんびりできればよかったが、飛行機の時間が迫ってきたこともあって30分ちょっとで足早に退店。ちなみにお店を出て左手にある高架橋を少し進んだところは、ドラマ「GOOD LUCK」のロケ現場。もう20年以上前の作品だが、この画を見たことがあるという方もおられるのではないだろうか。当時はまだ第2ターミナルの開業前で、全日空が第1ターミナルを利用していた頃。
その後は急ぎ新整備場駅に戻り、第1ターミナルから15:30発の新千歳行きの便に乗って北海道へ向かった。完全に自分の旅程の問題だが、滞在時間を1時間くらい取っておくほうが良かったかもしれない。
(この先の移動はこちら)
あくまで従業員向けの施設ゆえ、土休日は営業していないのが玉に瑕だが、平日は21時まで営業しているので、夜に訪れてみるというのも良さそう。
というお話。
