便名 : ANA/NH0041
日付 : 2023/09/xx
機材 : B777-200ER(722)
区間 : 東京羽田(HND)19:15→大阪伊丹(ITM)20:35
所要時間 : 01:20
区間マイル : 280
搭乗クラス : 普通席
運航 : ANA(全日本空輸)
京王電鉄調布駅から空港連絡バスで羽田空港に到着。この日は久しぶりに中途半端に貯まったマイルの整理方々、ANAを利用して大阪へ向かう。
(ここまでの移動はこちら)
バスが予定よりも早く到着したことで羽田空港では2時間弱の時間があり、保安検査場を抜けてターミナル内を散策。どうにも薄暗い第2ターミナルは現在本館とサテライトの連結工事に着手していて、サテライト行きのバス乗り場が変更になっている模様。
ちなみにANAラウンジのないサテライト発の便に搭乗する場合、ANAラウンジ入室資格があればサテライトにあるANA FESTAで搭乗券を提示すると1,000円分の金券として利用することができる。
(第2ターミナルサテライトについてはこちら)
今回搭乗する伊丹空港行きは旅客数も多い幹線、しかも門限に厳しい最終便とあればサテライトからの出発となる訳がなく、保安検査場目の前の60番搭乗口からの出発。機内に入ってから気づいたが、この便に充当された飛行機は「鬼滅の刃」ジェットだったようで、座席のヘッドカバーは専用のものが装着されていた。
(特別塗装機の詳細についてはこちら)
この日は機体後方、ほぼ最後尾の座席を指定。国内線用B777は3-4-3の横10列配置になっているが、機体後方は横幅が徐々に絞られていくため2-4-2の横8列になっている箇所があり、今回はここを選択。なお、この座席は少し窓から離れているうえ、機体中央よりも少し揺れが大きく感じやすいという特徴がある。
あまり興味がないのに加えて夜間という事もあって外観は一切見る事なく降機してしまったが、外観にも特別塗装が施されていて、ANAロゴが青白反転しているのが特徴。かつて存在したANA系LCC、バニラエアの簡易塗装をちょっとだけ思い起こさせる。
個人的には同作品を一度も観ておらずキャラクターの1人もわからない上、白ベースに薄い色の画で遠目からみると何が描かれているのかよく分からないから、不思議な飛行機という感じ。
ちなみにこの機材は機種コードが「722」という新シート装着機材。JALのA350型機に対抗して2019年11月に登場したが、それほど数が増えないまま2021年2月にPWエンジン不具合で運航停止になり、1年4ヶ月の地上駐機を経てようやく復活したという経歴。運航停止前に何度か搭乗したことがあったような。
(当時の記録がこちら)
普通席はトヨタ紡織の設計した座席を装着していて、座面が通常の飛行機よりも5cmほど低いのが特徴。どうにも足を投げ出すような姿勢にならざるを得ず、あまり座り心地がいいとは言えないような。JALの国際線プレミアムエコノミー然り、時々えらく合わない座席というのがある。
ANAは離着陸時に機内照明を落とさないから、これに少し違和感を感じつつ出発。何があったか20分ほど駐機場から動かず、その後特に説明もなく動き出した。見たところ、座席の埋まりづらい最後尾ということもあって各座席列1人いるかいないくらいの搭乗率。
機内では前月JAL搭乗時に途中まで鑑賞した「ザ•スーパーマリオブラザーズ•ムービー」の続きを見始めた。近頃 JALとANAでは似通った作品を放映しているが、この作品に関してはJALのほうが開始が1月早く、ANAでは9月度から登場したらしい。
出発時と到着時に「鬼滅の刃」キャラクターによる機内アナウンスなんかが入りながら、伊丹空港には定刻よりも5分ほど遅れて20:40頃到着。こちらが出発に手間取った事もあるが、この日はほぼ同発のJAL139便が30分ほど前に到着していたようで随分遅れをとって到着となった。日によって逆転する事もあるから、運が悪かっただけだが。なお、この時間帯の便はあまりに遅れると伊丹空港の門限に間に合わず、関西空港へダイバートする場合がある。
降機後は急いでバス乗り場に向かい、なんば駅行きの空港連絡バスに乗り込んだ。この時間帯のバスは各方面ともに混雑していて、一部補助席が使用されるほど。それでも乗り切れないときにはすぐに臨時便が出るのが伊丹空港の良いところ。
というお話。