日付 : 2021/09/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : コーナースイートツイン(45㎡)
大阪市内で用事を済ませ、この日の宿はIHG系列の「ホリデイ・イン&スイーツ新大阪」。普段IHG系列はあまり利用する機会がないのだが、ずいぶん宿泊料金が安いので気になっていた。調べてみると、2020年10月まではOakwood Hotel & APARTMENTSというブランドで運営されており、リブランドされて現在に至っている模様。
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この日、ホテルへは新大阪駅からアクセス。宿泊に際しては駅から宿までのタクシー代(上限1,000円まで)を領収書と引き換えに負担してくれる制度があるが、タクシープールは西口にあり、最寄り出口のタクシー乗り場にはタクシーの姿がない。タクシープールに戻るのと徒歩で直接向かうのでは所要時間は大差なさそうに見え、徒歩で向かうことに。利用の際はこの点ご注意を。
経路としては、JR新大阪駅の新幹線改札脇にある新大阪阪急ビルのエスカレーターで地上に降り、山陽新幹線に沿って高架下をしばらく歩いた後右折してしばらく歩くとホテルに到着という感じで、割とシンプル。距離にして1kmちょっと、徒歩15分ほど。
ちなみに全く逆方向だが、阪急宝塚線の三国駅も概ね同距離。いずれの駅からも晴れの日は問題なく歩ける程度の距離だが、この日は途中でぱらぱらと雨が降りだし少し難儀した。
辿り着いたホテルの外観はオフィスビルに近い。というよりも、内部の構造を見るに、元々はオフィスビルだったのかもしれない。余談だが、割と特徴的な形をしている上に新幹線の線路からも近いから、伊丹空港に着陸寸前の飛行機からも割と簡単に見つけられる。見つけるとすればA席側になるだろうか。
フロントでチェックインを済ませて客室フロアへ。廊下の雰囲気はいつぞや泊まった錦糸町や本町(大阪)のMoxyとどこか似たところがある。
(その「Moxy」の記事はこちら)
客室はコの字を90度左回転したような型になっていて、扉を開けるとまずキッチン。元々サービスアパートメント?だっただけあって、引き出しの中の調理器具や食器は宿泊施設にしてはかなり充実している。
細長い通路を抜けるとリビングスペース。机はライティングデスクとダイニングテーブル、ソファー用のミニテーブルと部屋の広さの割に机が多い。
ソファー横にはクローゼット。元々長期滞在に対応する施設ということもあり、通常のホテルよりは若干収納は大きめ。
通路には水回り関係の入口が面している。お風呂はシステムバスではなく、バス・トイレ別。洗面台にセットされている鏡はタッチパネル式で、今まで見たことのない多機能仕様。
客室には洗濯機が備え付けられているが、これは日本製ではないあまり見かけないメーカー。今回は使用しなかったが、少し操作方法にクセがありそう。
なお、ホテル周辺に飲食店はそれほど多くなく、夕食は事前に新大阪駅で購入したサンドイッチ。今回はわざわざ入場券を購入して新幹線改札内まで買いにいったのだが、新大阪駅の改札内は新幹線、在来線ともに何だかんだで美味しいお店が多く入っている。
(外部サイトの店舗情報はこちら)
それにしてもこの日はやたらと電話が掛かってくる日で、いくつか電話をしているうちに割といい時間になってしまい就寝。到着日は割としっかり雨が降っていたが、翌朝は青空が広がっていた。
窓の外を眺めると、ホテル自身がそれほど高層の建物でないことから、周囲の同じ高さのビルに視界を阻まれさほど眺望は良くない。ただ、新大阪駅付近ということで伊丹空港の着陸経路に近く、時々飛行機が飛んでいく様子が見えるのが特徴的。なお、防音はかなりしっかりしているようで、飛行機の音は一切入ってこなかった。
この日は休日で、夕方に宮崎へ移動する日程。これほど天気がいいのに部屋の中で過ごすのは勿体なく、早々に仕度をして10時前にチェックアウト。駅から少し距離があるのを除けば、値段も割安でそれなりに快適なホテルだった。
ともあれ、なんの考えもないまま、とりあえず京都へ向かった。