便名 : 便名なし
日付 : 2022/09/xx
区間 : ココウォーク茂里町(18:06)→長崎空港(18:59)
所要時間 : 00:53
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 1,200円(交通系ICカード決済)
運行 : 長崎県営バス
もうしばらく前の話になるが、西九州新幹線開業前の長崎を訪れたときのお話。
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biketourist.hatenablog.com長崎市街地から長崎空港へ向かう空港連絡バスは2系統あり、一つは前回乗車した長崎駅前にある県営バスターミナルを始発に平和公園、昭和町を経由する系統で、もう一つが今回のココウォーク茂里町始発で大波止(おおはと)、新地中華街経由で長崎空港へ向かう系統。
(運行事業者の公式サイトはこちら)
(前回乗車した別系統はこちら)
長崎市内を少し散策し、空港へ向かうべくやってきたのが今回乗車する長崎空港行きリムジンバスの始発、「ココウォーク茂里町」。長崎駅前からだと徒歩15分ほど、お隣の浦上駅からであれば徒歩5分ほどの場所。
バスターミナルは長崎駅前のそれよりもだいぶ新しく近代的。長崎駅前の県営バスターミナルも建て替えの計画があり、一度は駅北側の新幹線と在来線の間の場所に移転が決まったものの、いったん白紙に戻った上で同位置での建て替えに決まった模様。
夕方時間帯のバスは概ね20分ごとの運行で18:26の便を目掛けて辿り着いたのだが、ちょうど1本前の18:06発のバスがまだ停車しているタイミングで到着し、これに乗り込んだ。
この路線は長崎県営バスと長崎バスの共同運行で、この便は長崎県営バスの運行便。車両は今となっては懐かしい日野自動車の「セレガR」だった。九州の空港は市街地からの距離が離れているものの高速バスの中では距離が短く、それほど走行距離が長くないからか、比較的経年の進んだバスが多い印象。
車両側面の行き先表示が電光掲示板ではなくサイドボードなのが特徴的。また、バス車内に入ってすぐ、出入口側の座席が2列ほど取り払われていて、荷物置き場になっているのは鹿児島の空港連絡バスと同様。長崎の長崎バスと鹿児島の南国交通の資本系列が同じだからか、両地域のバスにはところどころ仕様に似通った点が見られるような気がする。
バスターミナル内をぐるっと一周し出口を右折、電車通りを進んで長崎駅前の県営バスターミナルに立ち寄り。長崎駅前からの所要時間は今回乗車している大波止•新地中華街経由の便が44分、別記事の平和公園•昭和町経由便が55分で10分ほどの差がある。
なお、目的地が長崎駅前の場合は今回乗車した大波止•新地中華街ルートの方が速いが、茂里町付近から空港に向かう場合はどちらの系統に乗車しても所要時間に大差ない*1。
長崎駅前を出発したバスは右左折を繰り返し、新地中華街バス停に停車。ここが最後の乗車停留所で、出発するとすぐに有料の出島道路に入って長崎空港へ直行する。途中諫早インターチェンジや大村市内に停留所のある平和公園•昭和町ルートとはこの辺りも異なっている。
長崎市内には路面電車が走っているが、街中にトンネルがあったり、ずいぶん狭い路地を電車が通ったりというのが他の街の路面電車とはちょっと違うところ。最も特徴的なのは「ココウォーク茂里町」の近くにある「長崎西洋館(2023年中に閉館)」で、ここは建物の真ん中を路面電車が突き抜けるという造りになっていた。
バスは結構なペースで走っていたが、運行ダイヤはそれ以上にかつかつのようで定刻よりも5分ほど遅れて長崎空港に到着。あまり渋滞しない地域だからだろうか、九州の空港連絡バスはあまり余裕時分を持たないダイヤになっていることが多い印象がある。
ともあれ、搭乗する飛行機まではまだしばらく時間があり、食事なんかをして待つことに。その後、この日羽田に向かう最終のJAL便で東京へ帰った。
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というお話。