日付 : 2023/02/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : レインシャワーダブル(15㎡)
名古屋を訪れると大抵中部国際空港(セントレア)のフォーポイント•バイ•シェラトンに宿泊することが多いのだが、今回の旅程では翌日の予定の都合で名古屋市内に宿泊する必要があった。名古屋駅近辺に何軒かあるマリオット系ホテルは予算が合わず、宿泊したのは久屋大通駅近くにある西鉄系の「西鉄ホテルクルーム名古屋」。
西鉄系ホテルは「グランド」「ソラリア」「クルーム」と「西鉄イン」というブランドがあるが、中でも今回宿泊する「クルーム」は宿泊主体型アップグレードホテルといった位置付け。こちらは2019年1月開業でまだ比較的新しいホテル。
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■地図情報
ホテルは名古屋駅から名古屋市営地下鉄桜通線に乗って3つ目の久屋大通駅が最寄り。同駅は他にも名城線が利用可能。ホテルは交差点の角にあって、4番出口を出ると殆ど目の前といった位置関係。
部屋は15㎡で、入ると手前に水回り、奥に居住スペースといった間取り。ホテルの部屋には概ね10年単位でトレンドがある印象だが、2020年前後から突如としてこの形が増えてきた印象がある。ちなみに2010年代のトレンドは「バス•トイレ別」だった。
あまり広くない部屋ではあるが、作業机の脇にはちょっとしたソファが設置されている。スーツケース台の代わりに荷物置きとして使う分にはちょうどいいが、寛ぐスペースとしてはちょっと使いづらいかなという感じ。机は奥行きが50cm程度はあるので、ノートPCを開いても何かに支障するとか、そういったことはなかった。些細なことだが、作業をする上では割と大事。
ベッドボードの操作盤にはコンセントが2口とUSB-Aが2口で、ベッド周りの電源は比較的充実している。なお、コンセントから小物置きまでは約15cmの高さがあるので、コードは短すぎない方が良いかもしれない。
前述のソファにはマッサージ機能付きのクッションが置いてあった。以前別の機会で宿泊した長崎のFORZAかなんかでも同じものを見たような気がする。マッサージ機としては非力なので、結局使う機会はなかった。
部屋には浴槽がなく、シャワールームとお手洗いはそれぞれ独立した配置。部屋タイプが「レインシャワーダブル」となっているように、シャワールームにはレインシャワーが設置されている。お湯に浸かりたい場合は大浴場も用意されているので、そちらを利用することになるだろうか。
このホテルが特徴的なのは、やけにルームサービスが充実しているところ。格安ということもないが、それほど高価でもなく、レパートリーはなかなか豊富。
少し値段は張るが、うなぎ弁当なんてものも用意されている。「うなぎ四代目菊川」も関西風の焼き方で美味しいお店ではあるが、よほど時間がないという訳でなければせっかく名古屋を訪れているわけで、ホテルから徒歩圏内にも鰻屋は結構な数が出店しているからそちらを利用した方が楽しいかもしれない。
前夜は食事をしてからホテルに到着したこともあって、特にルームサービスも注文せずに就寝。翌朝は早めの出発ではあるが、何とか起きられたのでホテルの朝食を利用することに。会場が比較的小規模ということもあってメニューはそれほど多くなかったが、「ひつまぶし風」のうなぎが用意されているあたりはコストがかかっていそう。
予定が立て込んでいることもあってサクッと朝食を済ませ、身支度をして早々にチェックアウト。ロビーラウンジの奥の方には、他の西鉄系ホテルと同様に周囲の飲食店などを紹介する掲示板が張り出されていた。
ちょうど節分の近い時期だったこともあり、ロビーラウンジには節分らしく、溢れんばかり(というより溢れているが)の大豆と鬼のお面のディスプレイが置かれていた。
部屋は少しコンパクトだが、別途大浴場もあって短期間の滞在ならば特に狭さが気になることもなかった。惜しむらくは少し名古屋駅から距離が離れているところだが、栄は徒歩圏内なので、むしろこの場所の方が都合がいいというケースも多そう。
個人的にはJRや名鉄で移動することが多い関係上、栄という場所がかえって災いして最優先にはしづらいのだが、選択肢としては持っておきたいホテルという感じ。
というお話。