日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】長崎空港リムジンバス(長崎空港/長崎駅前ターミナル)


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便名 : なし
日付 : 2022/11/xx
区間 : 長崎空港(12:00)→長崎駅前ターミナル(12:55)
乗車クラス : 普通席
運行 : 長崎県営バス

福岡から五島福江を経由して長崎空港に到着、空港内で佐世保バーガーを食べてから長崎市街地へ向かう。1日を通じて割とかつかつのスケジュールだが、ここまで何とか飛行機が時間通りに到着してひと安心。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

各地へ向かうバスはいずれもターミナル正面のバス乗り場からの出発。長崎市内までは2系統あり、1つは中華街や大波止を通る高速道路・出島道路経由(長崎駅まで約43分)、もう1つが今回乗車した、平和公園の近くを通る、高速道路・長崎バイパス昭和町・浦上経由(長崎駅まで約55分)の便。両者は前後に並んでいるので、乗り間違えのないように注意が必要。

なお、運賃は長崎空港から長崎市内まで1,000円/大人1名(2022年11月時点)で、支払には全国の交通系ICカードが利用可能。

長崎空港 空港リムジンバス チケット売り場

(@長崎空港) 空港バスチケット売り場

乗車した車両は最近徐々に数を減らしつつある三菱ふそうエアロバス。長崎のバス会社各社は宮崎ほどではない*1ものの、比較的バスを長持ちさせているような印象がある。

ところで、どういうわけか九州の空港バスはトランクの他に車内に荷物置き場を造りがち。個人的には鹿児島で見慣れているからそれほど違和感はないのだが、他の地域ではあまり見かけないような。

長崎空港リムジン 車内

車内前方の荷物置き場が九州らしさ

バスは長崎空港を出発すると全長1km近い箕島(みしま)大橋を渡って大村市街地へ。市内ではいくつか停留所があり、乗客を拾って高速道路へ。これは余談だが、九州北部の高速バスはクローズドドアシステムなのか否か、つまりどのバス停から乗車できるかが調べても判明せず、やって来たバスが乗れるのかが一見するとよく分からない、というケースが殊の外多い。比較的高速バスはよく利用するから、利用者全体のなかではシステムを理解している側だと思ってはいるのだが…。

ともあれ、バスは大村インターから長崎道へ。高速道路上では若干先行していた高速道路・出島道路経由の便に追い付き、しばらく後ろについて進む。ただ、この路線については高速道路を走る距離は思いの外短く、約10分、17kmほど走って長崎多良見インターチェンジで高速を下りた。ここから市街地までは長崎バイパスを進むのだが、この道も高速道路ほど直線ではないものの信号機はなく、割とスムーズに流れている。

程なくして、JR浦上駅の北側から市街地エリアに入り、いくつか停留所へ停車、終点の長崎駅には定刻よりも5分ほど早く12:50頃到着。本来空港バスが発着するホームが別の便で埋まっていたからか、通常九州号が発着するプラットホームに着車した。

長崎駅前ターミナル 長崎空港リムジン

(@長崎駅前ターミナル)5年ほど前にリニューアル済

2022年9月に新幹線が開業した長崎駅だが、駅前はまだ再開発が続いている状況。現時点ではどこにも接続されていない、使い物にならなさそうな歩道橋があったが、これは間もなく中間部分が完成し、一続きの建物になるんだとか。

長崎駅前 歩道橋

(@長崎駅前)今のところどこにも接続されていない

そんなこんなで長崎駅に到着した訳だが、息つく暇もなく福岡へ戻らなければ復路の飛行機に間に合わない。ということで、ここからは出来たばかりの新幹線で博多へ戻ることに。

*1:ことバスに関して、宮崎交通の物持ちの良さは群を抜いている。