日付 : 2022/07/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : スタンダードツイン(32㎡)
毎年夏頃になると所用で岡山を訪れているが、未だ決まらない岡山の定宿。今回はJR岡山駅前の最も目立つ場所にあるJR系の「ホテルグランヴィア」に宿泊してみることに。
(ホテル公式サイトはこちら)
ホテルは少し分かりづらいものの連絡通路を介して駅と直結していて、外に出ることなくホテルにアクセスすることが可能。
一見するとホテルへの連絡通路があるようには見えないが、商業施設「さんすて岡山南館」を通り抜け奥までいくと、店舗街の奥に通路がある。
今回はまだ食事を摂っておらず、連絡通路の手前にあるもつ鍋の「おおやま」で夕食。もつ鍋というと1人利用というイメージが湧きづらいかもしれないが、こちらのお店は1人用のコースが用意されていてひとりでも入りやすい。
(店舗公式サイトはこちら)
食事をしてからホテルに到着。岡山駅周辺のホテルのなかでは、以前別の機会に宿泊した「ANAクラウンプラザ」とともに高級ランクに属するホテルというイメージ。
(「ANAクラウンプラザ」についてはこちら)
連絡通路を歩いていくとホテルの2階に辿り着くが、フロントは1階で一つ下に降りる。同じブランドのホテルということもあるが、ロビーの雰囲気は別の機会に訪れた「グランヴィア広島」とかなり似通っている印象を受ける。
チェックインを終えて客室階へ上がると、客室階は少しレトロで照明が抑えられた、落ち着いた雰囲気。最近開業したホテルでは照明が明るめになっているケースが多いような印象がある。
客室も廊下と同様に照明は抑えめで、第一印象は前述の「ANAクラウンプラザ」と同系統といった感じ。開業は1995年3月だそうで、若干の古さは致し方ないのかもしれない。ちなみにベッドボードの天板部分にコンセントが設置されているので、その点は問題なし。
この日利用したのはツインのお部屋だったが、比較的大きな作業机がセットされていて仕事をすることも可能。ただ、書き物をするには照明が暗すぎるかもしれない。テレビは机の入り口側にセットされていて、いまいち使い勝手が良くなさそうにも見えた。
2人部屋らしく、部屋の窓側には1人がけソファーが2脚と丸テーブルが一つ。どちらかといえばテレビはこちら側に置いておいた方が寛げそうな気もするのだが。
夜が明けてからの写真になってしまうが、客室からの眺望はこのような感じ。余談ながら、右手前方に見えるビックカメラにはダイワロイネットホテルが入っている。また現在、結構な予算を投じて駅前の広場まで路面電車を引き込む作業を実施しているようで、数年するとまた少し景色が変わっているかもしれない。
部屋は少し変わっていて、バス•トイレは一緒だが洗面台だけ別になっている。その上洗面台には椅子が置いてあるのが特徴的。
浴槽は奥行きが長いものの深さの浅い欧米式のもの。床面がタイル張りになっているのがこの時期に開業したハイクラスのホテルらしいところ。
宿泊当時は「プラスチック資源循環促進法」が施行された後だったが、こちらのホテルはアメニティが客室に予め用意されているタイプ。予め部屋に備えおいてあるタイプのホテルの場合、未使用のアイテムは毎日廃棄されているのだろうか。だとすると、アメニティバーで廃棄量が減るという意味も確かに理解できる。
前日到着したのもそれほど早い時間ではなかったのだが、翌朝は6時過ぎに起床して身支度をし、06:30頃に出発。エレベーターホールの窓から外を覗くと、ちょうど「サンライズ瀬戸」が高松へ向けて出発していくところだった。
この日は岡山市内で用事があったのだが、せっかく早起きできたということで、「Setowa」のフリーパスを使って少しその辺を廻ってから向かうことに。
如何せん岡山駅周辺にあるハイクラスと呼ばれるホテルは開業してからある程度の年数が経過しているせいだろうか、サービスはともかく部屋が機能的ではない印象。安価なビジネスホテルでもいいから、機能的な部屋の方が個人的には嬉しい。
というお話。