日付 : 2022/06/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : シングルルーム(16㎡)
函館から長万部、小樽を経由して札幌までやって来た。
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この日の宿は札幌駅近くにある「JRイン札幌北2条」。翌日も朝早いことから駅からそれほど遠くないホテルを選んだ。ただし、札幌駅周辺にはJR北海道系列の「JRイン」が複数店舗展開されているから、目的の店舗を間違えないようにしたい。
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■ 地図情報
駅からホテルまでは南に徒歩7分ほど。今となっては少しレトロな「ESTA」の脇を進んでいく。このESTA、どこの系列の店舗なのかは今では分からないが、2000年まではそごうだったのだとか。なお、ESTAは2023年8月いっぱいで閉館し、新幹線開業に向けて駅前一体の再開発に着手するのだそう。
札幌駅からホテルに向かう道中、スープカレーの有名店「奥芝商店」で夕食。時短営業をしている店舗がまだ多かった当時にして、遅くまで営業していたのが有り難かった。
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食後5分ほど歩くとホテルに到着。この「JRイン」、割とあちこちにあるような印象があるが、札幌に3店舗、千歳、旭川、函館の計6店舗しかないらしい。
この日はシングルの客室だったが、ドアを開けるとまず机があり、次にベッド、奥に水回りという少し珍しい配置。これまで泊まったことのあるホテルでは滋賀県の草津にあるボストンプラザ(阪急阪神系)や羽田空港にあるロイヤルパークホテル(三菱地所系)がこれに似た配置。
(それらホテルについてはこちら)
机は入口すぐの妙な位置にあるが、横幅は十分。別にベッドボードにUSBポートとコンセントが設置されているが、この机の配置が功を奏して?机上の電源を利用することも可能。個人的には机側のほうが使いやすかった。
こちらが水回り。バスタブはなくシャワーブースのみの部屋で、割とコンパクト。ちなみに客室の窓はここだけなので、採光はあまり期待できなさそう。個人的には殆ど気にならなかったが、居室部分に窓がないので、長期間滞在していると閉塞感を感じるかもしれない。
シャワールームはおよそ1m四方のごく標準的な構造。個人的にはバス・トイレ兼用のタイプよりは狭くともこちらのほうが使い勝手が良いように感じる今日この頃。以前はそれほど気にならなかったのだが。
アメニティは過不足ないラインナップ。SDGsも分からないでもないが、客室に予め準備しておくのとアメニティバーに置いておくのとでは環境に何か違いがあるのだろうか。使用されていないアメニティも毎日廃棄されているというのであれば、確かにそれは勿体ないというような気もするが…。
前述の通り、ベッドサイドにはUSBポートとコンセントが1口ずつ設置されている。ただ、小物置きのようなスペースがないので機器類を奥場所がままならず、机からコードを延ばして機器を充電した。全体としてそれほど変な設計になっていないのに、このパネルはなぜこんなことになってしまったんだろうか。
翌日は朝6時過ぎにチェックアウトし、7時前に札幌駅を出発する列車で道東へ向かう。この時間帯、フロントは誰もおらず、自動チェックイン機で手続完了。ちなみに正面に見えているのは枕で、好みの硬さの枕をピックアップすることが可能。結構な数が客室に持ち出されていて、ほとんど残っていなかった。
若干気になる点もあったが、全体としては新しいこともあって快適な滞在だったように思う。JR系列のホテルは大外れがないという意味では安定感がある。
というお話。