日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】SKY/BC0768(札幌千歳/名古屋中部)


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便名 : SKY/BC0768
日付 : 2022/05/xx
機材 : B737-800
区間 : 札幌千歳(CTS)20:45→名古屋中部(NGO)22:30
区間マイル : 614
搭乗クラス : 普通席
運航 : SKY(スカイマーク)

早朝の便で北海道にやって来たが、最終便で名古屋へ戻る。当時新千歳発が最も遅かったのがスカイマークで、往路に続いて同社に搭乗する。

(往路はこちら)

biketourist.hatenablog.com

この日はレンタカーの返却もあったため、普段鉄道移動するときよりも少し早く空港に戻ってくる必要があり、19:30少し前にレンタカー店舗へ到着。ご存じのかたも多いように新千歳はどのレンタカー店舗も空港から離れたところに店舗を構えており*1、繁忙期などはレンタカー店舗に1時間前に帰ってくるようでは間に合わないケースも考えられるのでご注意を。幸いこの日はそれほど混雑なく、燃料代の精算を含めて10分弱で手続き完了。

送迎バスに乗って19:45頃ターミナルに帰ってきたが、スカイマークは搭乗に際して必ずチェックインが必要。JAL側の奥の方、隣にはFDA(フジドリームエアラインズ)という場所にカウンターがあり、自動チェックイン機でチェックインを完了。なお、2023年4月時点でもまだチケットレス搭乗ができるようにはなっていない模様*2で、目先すぐにペーパーレスに変わるということも今のところなさそうな気配。

新千歳空港 スカイマーク チェックインカウンター

新千歳空港/ 天井の低い最奥部にある

往路で到着した時にはターミナル最果ての19番搭乗口に到着したが、復路は割と中央寄りの搭乗口から出発。返す返すも空港のスポットの使い分けはどういう風に決まっているのかが気になる。

新千歳空港 搭乗口

新千歳空港/ この日名古屋へ向かう最終便

スカイマークには電源が設置されていている機材といない機材とがあるが、この日の機材は設置されているほうだったようで、その旨が搭乗口前の看板に記載されていた。事前に案内があれば、鞄から取り出しておくこともできるという意味ではとても親切。そういえば、搭乗開始前に案内放送もあったような。

余談だが、致し方ないとはいえ、スカイマークのように自座席のフレームにコンセントが設置されているとどうにもコードが差し込みづらい。屈もうにも前席に頭がぶつかり、なかなか差し込み口がよく見えないのだ。

スカイマーク 新千歳空港 搭乗口

スカイマーク/ 放送で案内もされていた

 

ここしばらくのスカイマークは単一機材ゆえ今回もB737型機で、外観は確認できなかったものの恐らく特別塗装機でもない機材。以前濃紺のシートカバーの機材に搭乗したことがあるが、現状何種類の座席が設置されているんだろうか。

(別タイプの座席の機材に搭乗した記録がこちら)

biketourist.hatenablog.com

(かつて運航していたA330のおぼろ気な記憶がこちら)

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SKY768便 B737-800 機内

よく見るベージュの座席

この便は新千歳から中部国際空港に向かうこの日の最終便ではあるが、中部空港に到着するのが22:30と遅いからか座席には少し余裕がある状態で出発。ただ、2022年に入って以降は満席とまではいかないものの、ある程度賑わいは取り戻し始めた雰囲気を感じ始めたのがこの頃だった。

SKY768便 B737-800 機内

離陸してしばらくすると照明が落とされた

離陸後はご覧の通り照明が落とされ、さながら国際線の夜行便のような雰囲気。ふとしたときに何の気兼ねもなく海外へ渡航できた頃を思いだし、懐かしくなってしまう。

スカイマークは電源が完備されている一方、Wi-Fiは設置されていないから、予め落としておいた電子書籍なんかを読みながら過ごしていると程なくして中部国際空港へ着陸。時計を見ると10分ほど遅れていたが、今回は空港島内に宿泊していたから個人的には到着さえしてくれれば何でもよかった。

ちなみにこの時間帯は名鉄の本数が大分少なくなっていて、2022年4月当時で乗り継ぐことができるのは22:47発の名鉄岐阜行き特急、23:13発の新鵜沼行き急行、23:31発の名鉄岐阜行き特急の3本のみ。中京圏は車社会だから、空港まで車でやって来るケースが多いんだろうか。

飛行機を降りて少し歩き、手荷物回転台辺りまで来ると、この辺りは味噌かつでお馴染み「矢場とん」のマスコットキャラクターや常滑の招き猫など、地域性豊かなディスプレイがされている。

中部国際空港 手荷物回転台 矢場とん

矢場とん」は空港内にも店舗がある

なぜ招き猫?とお思いの方もおられると思うが、中部空港のある愛知県常滑(とこなめ)市というのは、焼き物、特に陶器が有名な土地。電車で2駅ほど行ったところにある常滑駅近くには「やきもの散歩道」なる小路があり、ここにはいくつもの窯と煙突が立ち並んでいる。

中部国際空港 手荷物回転台 招き猫

中部国際空港/ 多数の招き猫がお出迎え

そんなこんなで名古屋に帰ってきた。いくら空港に近いところに泊まっているとはいえ、日帰りで長距離を移動したことでなかなか体力を消費した。さすがにこの日はそのまま仕事をするとはならず、そのまま就寝。

*1:南千歳駅周辺や石勝線沿いなど、送迎バスで10分ほどのところに店舗を構えているケースが多い。

*2:appleの端末限定でPassbook/Walletへの登録はできるようだが、チェックイン時に呈示するQRコードとして機能するのみで搭乗券にはならないらしい。