便名 : SKY/BC0761
日付 : 2022/05/xx
機材 : B737-800
区間 : 名古屋中部(NGO)07:20→札幌千歳(CTS)09:00
所要時間 : 01:40
区間マイル : 614
搭乗クラス : 普通席
運航 : SKY(スカイマーク)
この年の4月5月は2週間近く名古屋に滞在するスケジュール。その合間、この年最後の桜を愛でに日帰りで北海道を訪れることに。移動手段は予定を決めた時点で運賃が一番安かったことと、具合のいい時間に便があったこととで今回は往復ともにスカイマークを利用することにした。
定宿となっている空港島内のホテルを06:30過ぎに出発し、空港ターミナルへ。中部空港の朝7時頃は思いの外多くの便が発着していて乗客もそれなりに多かったが、検査機器が進化しているせいだろうか、近頃は昔ほど検査で待たされるということは少なくなってきたような。
保安検査場を抜け、正面にあるBLUESKYで朝食を調達。地域柄もあって、並んでいる商品は天むすやひつまぶし、味噌かつに関連したものが多い。これらはどちらかというと観光客向けの食べ物かと思っていたが、地元民も日頃口にしているんだろうか?
搭乗口は売店がある中央エリアから徒歩数分の5番。今回利用するスカイマーク便の搭乗口よりも中央、保安検査場寄りの搭乗口にはPeachの機体が駐機していたのだが、利用する搭乗口を決めるのは空港会社と航空会社のどちらなんだろう。
今回の中部や福岡は既存の航空会社よりもLCCのほうが利便性の高い搭乗口を利用していることも多く、その方針がいまいちよく分からない。直感的には、利便性の高い搭乗口ほど使用料金が高そうな気がするのだが。
それほどJALグループの便は多くない中部空港だが、搭乗待合室エリアにはBLUESKYがもう1店舗ある。中央の店舗は時間帯により混雑していることもあるから、こちらを利用するでもいいかもしれない。ただ、品数は少し中央部よりも少な目で、お目当てがなかったときに戻るのはちょっと大儀。
事前に案内された搭乗開始予定時刻は07:05となっていたが、当時は定時性が国内最高水準だったスカイマーク、実際はそれよりも少し早めに搭乗開始。
搭乗口の掲示板に表示されている情報によると、この次の便は同社の08:30発沖縄那覇行だそうで、スカイマーク便が多く利用する搭乗口らしい。ちなみに下写真の「搭乗口ご案内」を見るとわかる通り、この空港は改札口から搭乗機までの距離が長いのが特徴的。
隣のスポットには前述のPeachが駐機していて、その後ろにはANAが2機とSFJが1機。時間帯によってはIBEXやORCといった地域航空会社も飛来するなど、こと国内線に関してはANAグループが優位な空港。JALの国内線は主に小牧飛行場から発着するFDAのコードシェアに頼っているため、中部空港からは東京、札幌、沖縄那覇などごく限られた行き先しか運航していない。
他方、国際線はANAは殆ど路線がないこともあって、自社運航の便で見れば相対的にではあるがJALのほうが積極的に展開しているといった感じ。
この日の機材はスカイインテリア仕様のB737。細かい部分だと窓枠のデザインやスポット空調の吹き出し口なんかにも違いがあるが、乗客から見て一番大きな違いは荷物棚。B787と同様の形式になり、容量が少し大きくなっている。
こちらが動き出すと同時に少し離れたスポットから前述したIBEXの飛行機が出てきた。以前は成田で見かけたがいつしか撤退し、近頃は首都圏では見ることがなくなったからなかなか新鮮。
(IBEX運航便の搭乗記はこちら)
滑走路北端に向かう道中、少し遠くを眺めると機内食工場?が見える。一部の車両は荷台が高く展開しているが、建物のなかはどのような仕組みになっているんだろうか。
さて、離陸してベルトサインが消灯したところで先程売店で購入した「味噌かつサンド」で朝食。個人的にはもう少ししっとりしている方が好きなのだが、元々こういう商品なのか、飛行機が乾燥しているからパサパサになってしまったのかは分からず。
その後ほどなくしてコーヒーと茶菓(キットカット)のサービスが始まった。以前搭乗した際にはポケモン柄のマスクをもらえたが、この時点ではそのサービスは終了していた。尤も、マスク本体に模様がついていたことで街中で着用するのはちょっと難しいデザインではあったから、貰ったところで…となってしまうようなものではあったが。
道中は雲に視界を阻まれていたが、新千歳に向けて降下を進めていくと徐々に地上が見えてきた。ただ、この日の天候のせいだろうか、本州の5月と比べるとまだ少し寒々しい感じがする景色。
この日は北側から南側に向けての着陸で、千歳市街地を横目に眺めながら最終進入。当時は北海道でもそろそろ桜が咲き始める時期だったが、見る限り木々はまだモノトーンといった感じ。
新千歳空港ではターミナル端に近い搭乗口に到着。出発地の中部同様、ここでもLCC(ジェットスター)よりも利便性の劣る奥のスポットだが、LCC各社は親会社に割り当てられた駐機場を活用しているからだろうか。
久しぶりに北海道にやって来たのだが前述の通りこの日は日帰りで、最終便で再び名古屋に戻るスケジュール。レンタカーを借りて急ぎ目的地へ向かった。