日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】ANA/NH3183(福岡/新潟)


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便名 : ANA/NH3183
日付 : 2020/10/xx
機材 : CRJ700(CR7)
区間 : 福岡(FUK)18:20→新潟(KIJ)19:55
所要時間 : 01:35 
区間マイル : 572
搭乗クラス : 普通席
運航 : IBX(アイベックスエアラインズ)

行ったり来たりの特典フライト3便目。

(2便目がこちら) 

biketourist.hatenablog.com

13時に福岡空港に到着し、次の便の出発は18時と5時間ほどの空き時間。ぼーっと空港に滞在するのも勿体なく、連絡バスで国際線ターミナルへ移動したのち、バスで太宰府天満宮を訪れた。国内線側から太宰府へのアクセスは微妙だが、一度国際線へ移動すれば、1時間に2-3本の頻度で西鉄太宰府駅までのバスが出ている。

(バスについて、公式サイトはこちら)

www.nishitetsu.jp

そんなこんなで参拝を終え、出発2時間ほど前に空港に戻ってきた。美味しい食べ物の多い福岡だけあって空港内にも沢山の飲食店が並んでいるが、他の空港と比較して最も特徴的なのは制限区域内にも居酒屋があることだろうか。市中の有名な居酒屋がゲート脇に店舗を出している。

福岡空港 制限区域内 しらすくじら

店舗があるのは手荷物検査場の先

ちょっとした時間があり、福岡名物の「ごまさば」のほか、ちょこちょこと名物料理をいただいた。福岡空港は出発と到着が分離されているので到着時の利用はできないが、福岡空港から出発の際には利用してみてはいかがだろうか。がっつり食事を、ということであれば有名な「一蘭」の店舗も同じくゲート内にある。

福岡空港 制限区域内 しらすくじら ごまさば

金額も市中とそれほど大きく変わらない

(店舗情報はこちら)

www.fukuoka-airport.jp

福岡から新潟への便はアイベックスエアラインズによる運航。機材はCRJ700で、JAL系列のJ-AIRがCRJ200を引退させてからは日本で唯一CRJを使用している航空会社。

(過去、CRJ200型機に搭乗した際の記録がこちら) 

biketourist.hatenablog.com

余談だが、このアイベックスエアラインズ、1999年の設立で親会社は日本デジタル研究所という会計システムを開発、製造販売を行っている会社。何とも変わっているが、となると、この会社の経理は親会社のソフトを使っているんだろうか。

閑話休題

この飛行機、搭乗橋がつかない小型機ゆえ、搭乗方法はバスラウンジから連絡バス。当時地方路線を利用する機会が多く、この便に搭乗するすこし前にも別の便でここを利用した気がするが、誘導路が目の前にあるから、やたらと大きく見える飛行機に毎回驚いている。

福岡空港 バスラウンジ ANA B787-8

羽根が建物にぶつかりそうな距離感

暫くしてバスに乗り込み、飛行機に搭乗。CRJ700は70人乗りで、乗客の数で言えば現在J-AIRが飛ばしている76人乗りのE170と同じくらいの大きさだが、元々がビジネスジェットの派生から出発しているこちらのほうが客室は狭く、特に荷棚や足元の広さにその違いが大きく出ている。

NH3183便 IBX CRJ-700 座席

窓下には配管が走っていてすこし窮屈

NH3183便 IBX CRJ-700 機内

荷棚はSAABほど小さくないが、大型の荷物は入らない

E170では座席は大型機と同程度か、むしろ大きい?くらいだが、こちらは一般的なサイズの上、窓際足元に配管?による段差があり、割と窮屈な体勢。荷棚についてもかなり小柄で、大きめのキャリーバッグなんかは収納できずに立ち往生、といったケースも何度か目にした。

そういえば、通常飛行機の日除けは上から下に引き下ろすのが主流だが、この機材の座った座席では下から上に持ち上げるような作り。それが何に影響するという訳でもないのだが、窓上には何か干渉するようなパーツでも入っているんだろうか。

座席の枕部分には企業広告。そういえば大手の航空会社ではこの部分を活用した広告は見たことがない。

NH3183便 IBX CRJ-700 機内

このとき入っていたのは自社広告

搭乗したのが秋ということで、この時間帯は既に真っ暗。暫くすると離陸する訳だが、このシリーズの飛行機は地上からの距離が異様に近く、離着陸滑走の際は着陸灯で照らされた滑走路の溝やタイヤの跡までしっかり見える。ややもすると怖さを感じるほど。

離陸してから暫くすると地上の様子が見えなくなり、手持ち無沙汰に。機内Wi-Fiの類は装備されておらず、手元の端末に入れておいた電子書籍なんかで時間を潰しているうちに徐々に高度が下がり、新潟空港に到着。

新潟は恐らく今回で利用するのが3-4回目くらいになると思うが、これくらいの利用頻度では現在位置がわからず、いつ着陸するかも見当がつかないまま飛んでいくのがかえって新鮮で楽しかった。手荷物受渡所には酒どころらしく酒樽がいくつか。

新潟空港 手荷物受取所 酒樽

空港のあちこちに置いてある

空港から新潟駅までは連絡バスで30分弱。乗り遅れたら一大事と、さっそくバス乗り場へ向かった。今回久々にCRJ機に搭乗した訳だけれど、やはりあちこちの狭さは否めない。搭乗するときにはできるだけ荷物を預け、身軽に搭乗するのがおすすめ。