日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】JR福塩線•266M(府中/福山)


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便名 : JR福塩線•266M(普通列車)
日付 : 2022/07/xx
区間 : 府中(18:42)→福山(19:30)
所要時間 : 00:48
乗車クラス : 普通車自由席
運賃 : -(企画乗車券利用)
運行 : JR西日本

大阪から高速バスで津山駅、そこから姫新線芸備線福塩線を乗り継いで府中駅までやって来た。ここからは久しぶりの電車に乗って福山駅へ移動する。

(ここまでの移動はこちら)

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府中駅は2面4線の線路配置のようだが乗ってきた列車と乗継ぎ先の列車は別のホームからの出発で、跨線橋を渡っての乗換え。跨線橋近くの車両は混雑していたが、先頭方向へ少し歩くと空席が見つかった。

列車は2両編成を繋ぎ合わせているのだが、この中間の連結部分の前照灯が点灯しているのはJR西日本らしいところ。2010年頃にこの部分に転落した事故が起きたことによって始まった取り組みらしい。

JR府中駅 福塩線266M

JR府中駅/ 2両編成を2つ繋いだ4両編成

この路線、元々私鉄から国有化されたということもあって、言語化するのは難しいがどことなく駅の雰囲気に地方私鉄っぽさがある。ちなみに塩町から府中までと、府中から福山まででは乗客の数に40倍近い段差があるそうで、同じ路線として括るのが適切なのかというレベルで何もかもが異なっている。

JR府中駅 福塩線266M

JR府中駅/ 先頭の方は空席が多数あった

車内は窓枠こそリニューアルされているが、座席の仕切りが鉄パイプのままなど、昔ながらの雰囲気。列車によってはワンマン運転をするのか、運転席付近には運賃箱が設置されているが、この列車は4両編成での運転ということもあって覆いが掛けられていた。

JR府中駅 福塩線266M

JR府中駅/ 先頭車は誰も乗っていなかった

府中から福山までは約24kmだがその間に14の駅が設置されていて、単純平均で各駅間の距離は1.8kmほど。2-3分に1駅といったペースで、それほど高速で走る区間もなく淡々と走っていく。

徐々に乗客が増え、立ち客も出るくらいになったところで終点の福山駅に到着。同じホームの反対側には日中嫌というほど乗った車両と似た車両が停車していたが、これは岡山県第3セクター井原鉄道のIRT355形気動車井原鉄道福塩線福山駅から3つ目の神辺駅から分岐していて、日に数往復のみ福山駅まで乗り入れている。

JR福山駅 福塩線266M

JR福山駅/ 日に3往復だけやってくる井原鉄道の車両

早朝に大阪を出て乗換え乗換えでようやく福山駅に到着、ここからさらに移動して岡山駅に辿り着き、この日は岡山駅に宿泊した。自分自身でルートを決めたとはいえ、なかなかタフな1日だった。

というお話。