日付 : 2021/12/xx
泊数 : 1泊
部屋タイプ : スタンダードツイン(19.5㎡)
上越妙高発の最終の新幹線に乗って金沢までやって来た。
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金沢駅に到着して外に出てみると、それなりの強さで雨が降っている。夜遅く、雨も降っているとなると、駅前のシンボルである「鼓門(つづみもん)」周辺も人数はまばら。
この日の宿は金沢駅前の「ANAクラウンプラザホテル 金沢」。開業は1990年5月だそうで、最近開業が相次いでいる金沢駅周辺のホテルのなかでは先駆者といった感じ。なお余談だが、2022年7月現在、こちらのホテルの経営は星野リゾートグループの投資法人がしているらしい。経営と運営が分離されているのはホテル業界ではしばしばあること。
(公式サイトはこちら)
金沢駅前にはJAL系の「ホテル日航金沢」とANA系の「ANAクラウンプラザホテル 金沢」が向かい合っているにも関わらず、他にそれほど高層の建物もないことから不思議な雰囲気がある。それにしても、何でこんな配置になったんだろうか。
到着した時点でロビーは静まり返っており、チェックインもすぐに完了。手続き時には部屋番号しか伝えられなかったが、エレベーターで客室に向かうとベッドが2つあり、この日はツインの部屋が割り当てられた模様。
部屋までの通路は建物の外観通り弧を描いていたが、客室は割と長方形に近い。そういえば、ANAというかIHG系のホテルはこういう外観のホテルが多いような。ぱっと思い出したのは稚内。ただ、あれはもう既にグループを外れてしまったんだったか*1。
デスクは横に広いタイプだが、蹴込みがある辺りは天板が絞られていて少し小さくなっている。こと事務作業をする分には長方形の単純な形の方が作業しやすい。
水回りはバス・トイレ一体のタイプ。色合いのせいだろうか、えらくレトロ。一昔前のホテルにはこんな色遣いの設備が割と多かった印象があるが、当時の流行りだろうか。ここまで見てきて、全体的に部屋がえらくレトロに、ストレートな言い方をすれば少し古くさく見えるが、前述の通り、こちらのホテルの開業は1990年で現在開業30周年を迎えたところだから、時代相応といった感じだろうか。
アメニティはごくベーシックなラインナップ。縞模様の入った洗面台の天板は温泉旅館なんかでよく見かけるような印象がある。
ともあれ、当日は到着が深夜遅い時間だったこともあり早々に就寝。翌日は始発の「サンダーバード」に乗車する予定で、5時過ぎにチェックアウトした結果、滞在時間は5時間ほどしかなかった。
そういえば、今回ANAのSFCプランとして公式サイトから予約したと思っていたのだが、それに関しての説明が全くなく、あれと思って調べてみると別の割引プランで予約が入っていた*2。正しく予約ができていたとすれば、朝食のサービスがあったはず。ただ、いずれにしても出発はかなりの早朝だったから、利用することはできなかったのだが。
(SFC特典に関する公式サイト案内はこちら)
滞在時間が短かったことがあるが、駅から近いメリットはありつつも施設はそれなりに経年が感じられ、この値段ならば金沢には他にも良いホテルがあるなぁ、という印象。新しいホテルが好きという個人的な嗜好も大きいか。