日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JAL/JL0104(大阪伊丹/東京羽田)


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便名 : JAL/JL0104
日付 : 2022/12/xx
機材 : B787-8(788/E11)
区間 : 大阪伊丹(ITM)07:30→東京羽田(HND)08:40
所要時間 : 01:10
区間マイル : 280
搭乗クラス : 普通席
運航 : JAL(日本航空)

前夜遅くまで大阪で用事があり、伊丹空港近くの東横INNへ宿泊。翌朝早めの便で東京へ戻る。一時はE190で運航されていたこともあったこの路線だが、2022年後半頃になると概ね元の状況に戻ってきた。

(逆方向だが、最も機材が小さかった頃がこちら)

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ホテルから空港ターミナルまではシャトルバスが運行されているが、歩いてもさほど時間がかからないこともあって徒歩で移動。ルートの都合上ANA側は少し遠いものの、JAL側であれば徒歩10分ほどでアクセスすることができる。

ターミナルに向かう途中には中距離•長距離高速バス乗り場があるが、かつてここに立ち寄っていた岡山行きの高速バスは立ち寄りを取りやめてしまったのが残念。

(かつて利用した岡山行き高速バスはこちら)

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伊丹空港 長距離バス乗り場

伊丹空港/ 舞鶴•徳島•福山などへの路線は現在も運行中

当時はクリスマス前の時期で、チェックインカウンター前には大きなクリスマスツリーがディスプレイされていた。航空会社によってツリーの飾り方にも個性が出る。なお、同空港では福岡空港と同様に多頻度会員用のカウンターがエスカレーターを上がった2階に設置されている。預け荷物もないことから、今回は保安検査場へ直行した。

伊丹空港 北ターミナル(JAL) クリスマス装飾

伊丹空港/ クリスマス装飾で華やかな雰囲気

搭乗する104便はこの日伊丹空港から羽田空港へ向かう2便目。同空港の運用時間は原則として7時から21時の14時間で、伊丹空港発便は出発時刻も7時以降で設定されている。7時台は始発が07:10発、2便目が07:30発と通勤電車ばりの高頻度運航。

大阪伊丹空港 JAL104便 B787-8

伊丹空港/ 多くの便がB787A350になった

この便は割と前方座席が混雑していて、最後方の56A席を選択。主翼から離れるほど揺れが大きいような気もするが、後方席は比較的空いている傾向にあるような。ちなみに大阪から東京への便は富士山の見える進行方向左手(A席)側がおすすめ。

JAL104便 普通席

JAL104便/ 機体最後方の56A座席

普通席は3列-3列-3列の横9列配置だが、最後方は機体幅が狭まっている関係で2列-3列-2列の配置になっている。ただ、このエリアはA/K列席がB/J列相当の場所に設置されていて、少し窓から離れている。

JAL104便 普通席

JAL104便/ 座席脇には0.5席弱のスペースが空いている

当時は「全国旅行支援」のキャンペーンが実施されていて、まだ使い切っていないクーポンが残っていた。制限区域内にも利用できる店舗があり、朝食のお弁当として加賀屋監修の「ぶりの照り焼き重」弁当を購入した。加賀屋は2024年初頭の地震で被害を受けたというから、無事再開できるといいのだが。

(加賀屋についてはこちら)

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JAL104便 普通席 BLUESKYのお弁当

JAL104便/ 全国旅行支援のクーポンで朝食を購入

お弁当はそれほど量が多くないが、元々朝食はあまり摂らないからこれくらいの分量がちょうどよかった。隣席が埋まらなかったので出発早々に食べ始めると、地上滑走をしているうちに完食。

JAL104便 普通席 BLUESKYのお弁当

JAL104便/ お弁当のサイズは小さめ

滑走路32Lから離陸するために地上滑走していくと、B滑走路を横断する手前ではANAグループの駐機場を通過する。羽田にはやってこないIBEXのCRJ機が複数駐機しているのが伊丹空港らしい。CRJ機は三菱重工業が買収した上で2020年に生産を終了しているようだが、後継機は何になるんだろうか。古いものでは15年近くが経過しているようだが。

(同機に搭乗した際の記録がこちら)

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JAL104便 伊丹空港 駐機中のIBEX機

伊丹空港/ CRJ機の後継機やいかに

南から北方向へ離陸し、上昇しながら左旋回。この辺りで左下を見ると、日本列島の形をした島のある昆陽(こや)池公園の姿が確認できる。

JAL104便 伊丹空港付近

伊丹空港付近(07:51)/ 山に向かって離陸

京都市南側から三重県、伊勢湾といつものルートで進み、静岡県の南方の海上を進む。静岡空港上空を通過した辺りからは進行方向左手に富士山が見えてくる。

(通常のルートで見える景色はこちら)

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JAL104便 駿河湾上空

駿河湾上空(08:22)/ 本来着陸する時間にまだ静岡県

降下しながら伊豆半島を横断していくと、伊東市近郊にあってお椀型の形が特徴的な大室山、小室山が見えてくる。

JAL104便 駿河湾上空

伊東市南方(08:26)/ 大室山•小室山が見える

伊豆大島上空、三浦半島南端を通過し、房総半島に差し掛かる手前で左旋回。この日は天候がよかったこともあり、できるだけ陸上を飛ばずに進入するルートだった模様。半島の向こう側には江ノ島が、手前側には横須賀の軍港が見えている。

JAL104便 浦賀水道付近

浦賀水道付近(08:44)/ 好天時経路で着陸進入

何度か旋回を繰り返し、左手にみなとみらいの街並みが見えてくるとまもなく着陸。そういえば電子シェードのせいだろうか、B787は携帯電話のGPSが機能せず、正確なルートの記録が残らないという特性がある。また、機内Wi-Fi以外の電波の拾い方も少し弱いようで、着陸した後に機内モードを解除してもあまり携帯電話がうまく機能しない場合があるような。

(新中央航空で横浜近隣を通過した際の記録がこちら)

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JAL104便 浦賀水道付近

みなとみらい付近(08:45)/ 浦賀水道から1分ほど

東扇島、川崎浮島ジャンクションが見えてくるとまもなく羽田空港のA滑走路へ着陸。伊丹空港の出発は定刻よりも10分ほど早かったのだが、羽田空港の混雑の影響だろうか、定刻よりも20分ほど過ぎて09:00頃駐機場に到着した。

JAL104便 羽田空港付近

羽田空港付近(08:49)/ 雲が多いものの気持ちの良い天気

到着は20分ほど遅くなったが、9時を過ぎると東京モノレール空港快速が走り始めることもあってトータルの移動時間はあまり変わらず、幸い当初の予定から大きく遅れることなく都心へ辿り着いた。

というお話。