日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JAL/JL0137(東京羽田/大阪伊丹)


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便名 : JAL/JL0137
日付 : 2021/07/xx
機材 : E190(M11)
区間 : 東京羽田(HND)18:50→大阪伊丹(ITM)19:55
所要時間 : 01:05
区間マイル : 280
搭乗クラス : クラスJ
運航 : JLJ(J-AIR)

真夏の夕暮れ時に最終便の1本前、137便で大阪へ移動。そういえば10年ちょっと前にはこの路線は1500番台の便名だったことがあったような。札幌が1000番台、福岡は1800番台かなんかだったような記憶がある。あれはあれで分かりやすかったのだが。

昼間は神奈川で用事をこなし少し早めに空港に到着したので、空港到着前に天空橋駅に隣接する「羽田イノベーションシティ」へ少し寄り道。とんかつを食べに来たのだが、ついでにデッキから周りを見渡してみれば目の前が駐機場でずいぶん近いところに飛行機が停まっている。

羽田イノベーションシティ 格納庫

(@羽田イノベーションシティ)当時目の前は工事中

食事の後、モノレールで空港へ移動。この時期、第1ターミナルは東京五輪関連の装飾がされていた。折角自国開催だったにも関わらず、結局あまりテレビを見ることもなく、勿論現地で観戦する機会がある訳もなく、気づけば終わってしまっていた。

期間中は都心に出る機会がそう多くなかったから、同じ街で開催されている感覚すらなかったのは今となってみれば残念。そういえば一度だけ、交差点で信号を待っていたとき、曲がってきたバスのなかにいた選手と手を振りあったことがあったような。それが唯一の思い出。

羽田空港 第1ターミナル

金色ロゴのA350が登場したのもこの頃

空港に到着してなお出発まで約1時間ほどの時間があったことから、サクララウンジに立ち寄ってシャワールームを借りることに。幸いシャワールームの待ち時間はなく、飛行機に搭乗するのちょっとした時間で汗を流すことができた。国内線のラウンジ内にシャワールームがあるのは羽田くらいか。

羽田空港 第1ターミナル サクララウンジ シャワールーム

海外ラウンジと違い、シャワールーム内にお手洗いはない

この便の機材は小型のE190。2021年7月当時、羽田/伊丹の便は1往復がこの機材。将来リニアモーターカーが東京から大阪まで全通したとすれば、この区間の航空便はこれくらいのサイズが日常になるだろうか。もしくは半分くらいの便数になってしまうかもしれない。

いくら幹線の大阪行きとはいえ、機材が小さくなると搭乗口もターミナル中央とはならないようで、手荷物検査場からそれなりに遠い23番搭乗口からの出発。

羽田空港 第1ターミナル 23番搭乗口

伊丹行きにしては不便な搭乗口

そういえば、この頃から搭乗方法が変わったのだった。もう1年近くが経って大分慣れてきたが、当時はGROUPxxというのはなかなか新鮮に感じた。以前の方法をすっかり忘れてしまったが、個人的には現行のスタイルの方が分かりやすくて良いと思う。

JAL137便 搭乗券

以前は優先搭乗が意味を成していないケースも

今回の座席はクラスJ。E190のクラスJは1列-2列の横3列。普通席にしても大型機よりも若干大柄な座席が装着されていて、大型機に勝るとも劣らない快適性。飛行機が小さいからといってそれほど揺れる訳でもなし、敬遠するのは勿体ない。

JAL137便 E190 クラスJ 座席

座り心地も上々の座席

いくら日の長い7月でも、さすがに19時に近くなると大分暗くなってきた。搭乗した時点ではまだ明るかったものの、そこから日が沈むまではあっという間で滑走路に辿り着いたことには殆ど真っ暗。

JAL137便 羽田空港 機窓

ドアクローズ時点ではまだ明るかった

離陸滑走路はいつもの05で、東京湾を旋回しながら上昇。飛行時間はあっという間で、上昇したと思えばすぐに降下。見慣れた大阪城新大阪駅上空を通過して、伊丹空港の短い方、32R滑走路へ着陸。飛行機を降り、発車の近かった難波行きのバスに乗車して街へ向かった。