便名 : JAL/JL0114
日付 : 2022/02/xx
機材 : B787-8(788/E21)
区間 : 大阪伊丹(ITM)11:30→東京羽田(HND)12:35
所要時間 01:05
区間マイル : 280
搭乗クラス : クラスJ
運航 : JAL(日本航空)
伊丹からお昼の便で羽田へ戻るスケジュール。
いつ訪れても工事している印象のある伊丹空港の北ターミナルだが、この頃ようやくチェックインエリアの工事が終わったようでだいぶスッキリした。入り口周辺は引き続き何かしらの工事をしていたようだが。
保安検査場のある2階に向かうエスカレーターを挟み、ターミナル中央には有人カウンターがある。なお、国内線ファーストクラスや多頻度顧客用のチェックインカウンターは2階の手荷物検査場近くに開設されている。
出発までは少し時間があり、展望デッキに上がってみると、滑走路反対側の近いところには市街地が見える。それにしても伊丹空港を発着するJALグループは小型機が多い。10年ほど昔、JEXや旧JASのMD機がいた頃よりも1回り2回り飛行機が小さくなったような気がする。
そうこうしているうちに搭乗する114便となるであろう機材が羽田から到着。そういえば、先日JALがB737MAXの導入を決め、更にB767の後継機をB787とA321のどちらかで検討しているというニュースが出ていたから、もしかすると10年後にはJALの機材ラインナップは大きく顔ぶれを変えているかもしれない。また、三菱のSpaceJetが完成していれば違った未来があったかもしれない。
個人的にはここ数年品質問題が頻発しているボーイングよりもここしばらくは安定感のあるエアバスの方が好みだからエアバス機を期待したいが、個人的な趣味嗜好はともかくとして、最近のボーイングにゼロから新機種を設計する力は残っているだろうか。次世代中型機として期待されていたNMA(797)は頓挫してしまったようなニュースを耳にしたような気もするから、少し気になるところ。
機材が到着した頃に展望デッキを後にして、手荷物検査場へ向かう。羽田空港ではつい最近導入された新型の手荷物検査機だが、伊丹空港ではこれに先駆けてリニューアルオープンした2020年夏から使用されている。こと保安検査の設備廻りに関しては羽田よりも一歩先を進んでいる。ただ、検査は保守的で、PCやペットボトル等は従来通りに鞄からの取りだしが必要。
(羽田の記事だが、新型検査機についてはこちら)
手荷物検査場を抜けると物販エリアがあり、その奥に搭乗口がある。そろそろ以前の様子を忘れつつあるが、リニューアル前は一般エリアに店舗が多かった一方で、リニューアル後は制限区域の店舗が充実したようなイメージがある。
(制限区域内の店舗の様子については過去の記事参照)
今回搭乗する114便の搭乗口は17番で、幹線らしく一番手荷物検査場に近いところ。搭乗口脇にはお寿司屋さんがあり、時期によっては蟹料理なんかも提供している。この越前がには空港の飲食店の中でも強気のお値段で、「Wタグ献上蟹」の上を行く「極」のお値段は「時価」。一体いくらなんだろうか。
そんなことを考えているうちに搭乗開始。この日はクラスJ通路側の7D座席。思いの外混雑していて、自席周辺は一通り埋まった状態で出発。B787はA350と違って機外カメラがないのが惜しい。
窓際でないと特に見るものもなく、フライトマップを表示したままぼーっとしているうちに寝てしまった。B787は窓が電子シェードになっているせいか、携帯電話のGPSが反応しない特徴がある。それゆえ後から見返してもどのようなルートを飛んだかわからないが、定刻よりも10分弱遅れて羽田空港に到着。
そのまま都心に向かい、昼食を摂ってから久々にTOEICを受験して帰宅。かなり慌ただしい一日だったが、それなりに充実していたような。ただ、大阪でTOEICを受験してから帰った方がトータルで見れば楽だったかもしれない。
というお話。