便名 : JAL/JL2392
日付 : 2023/11/xx
機材 : E170(E70/M01)
区間 : 熊本(KMJ)19:10→大阪伊丹(ITM)20:25
所要時間 : 01:15
区間マイル : 290
搭乗クラス : 普通席
運航 : J-AIR
熊本での予定が終わって最終便で大阪へ移動。九州新幹線開通の影響もあるだろうか、新幹線でも3時間ほどの熊本-大阪間はJAL系の便数があまり多くなく、お昼過ぎ(12:40発)の便の次は19時まで空いていて、これが最終便。
2023年4月に新ターミナルが開業した熊本空港だが、利用した2023年の11月時点では開業から半年ほど経ってなおまだ一般エリアの商業施設は充実しておらず、殆ど店舗が存在しなかった。その後2024年に入ってようやく「ポーたま」のお店が商業施設棟に入ったが、まだ通常の空港よりも寂しい状況が続いている。
(熊本空港の新ターミナルについてはこちら)
ともあれ、保安検査場を通過すると目の前にあるパン屋さんがあるのだが、ここのカレーパンは割と美味しい。ただ、なぜか熊本空港の公式サイトには店舗の情報が一切記載されていないという、謎のお店。
この日は空港に戻って来たのが出発の2時間ほど前で、飛行機が出るまでいくらか時間があった。もう少し時間があれば空港から車を借りて阿蘇まで行くとか、どこか食べに行くとかしたのだが、そこまでの時間はなく空港内で食事を摂ることに。
今回はここ数年で突如として熊本県のご当地グルメとして頭角を表してきた「あか牛丼」を選択。せっかくなのでと「スーパーあか牛丼」を選択したが、これが3,980円と中々のお値段。
(外部サイトの店舗情報についてはこちら)
せっかく熊本までやって来たからということで、並びのお店で馬刺しの盛り合わせを注文。値段は少し高めではあるものの、フードコートだと色々なお店のメニューを少しずつ注文することも容易いのが嬉しい。
(こちらのお店の店舗情報はこちら)
今回搭乗する便は4A搭乗口からの出発。しばらく運用されていた仮設ターミナルよりは搭乗口の数が増えているが、旧ターミナルと比べると搭乗口は少し少なくなっただろうか。
(仮設ターミナル時代についてはこちら)
それほど急ぐ用事もなかったから、この日は機体後方の空席の多いあたりに着席。11月ともなると出発の19時過ぎはすでに真っ暗で、離陸して一瞬は熊本市街の街明かりが見えたが、旋回が済むとすぐ真っ暗闇の山間部に入った。
(別の機会に日中の同路線を利用した際の記録がこちら)
飛行機は小型機の利用する八尾空港の北側を掠めるように通過し、近鉄大阪線の上空を進みながら降下していく。この辺りから見る大阪の街は高低差も少なく一面の光の海といった感じ。羽田空港の新着陸経路が始まってしまったから甲乙付け難くなってしまったが、それまでは飛行機から見る夜景という意味では羽田より伊丹の方が明らかに綺麗だった。
布施駅を通過すると間も無く大阪市街地の中心に接近するが、大阪は街の真ん中を川が蛇行しながら流れているのが特徴。写真の中央左あたりが京橋で、更に左に向くとライトアップされた大阪城が見えてくる。
大阪城から十数秒で続けて大阪駅の大屋根が見えてくる。これを過ぎると淀川を渡り、山陽新幹線の高架橋を横断すると間も無く伊丹空港。E170くらいの小型機となると、よほど風が強いでもなければ短いB滑走路(32R)に着陸することになる。
この日は比較的門限に近い便で伊丹空港に到着したこともあって沖留めの駐機場に到着。機内後方の座席だと降機までにそれなりの時間を要した。ただ、そうはいってもコンパクトな空港ゆえ、着陸から約15分後のモノレールに乗車することができるのは便利。この日は蛍池までモノレール、そこから阪急に乗換えて梅田に向かい、大阪市内のホテルに宿泊した。
熊本空港自体がどんどん快適になっていくのは良いことだが、それにしても熊本は街中から空港までのアクセスが今ひとつ。せめて空港まで街から30分くらいになると大阪まででも勝負になりそうな気もするが、現状は新幹線が有利なんだろうな、という感じ。
というお話。