便名 : JAL/JL0623
日付 : 2023/11/xx
機材 : B737-800(73H/V32)
区間 : 東京羽田(HND)06:35→熊本(KMJ)08:25
所要時間 : 01:50
区間マイル : 568
搭乗クラス : クラスJ
運航 : JAL(日本航空)
羽田空港朝6時台の始発便に乗って熊本へ向かう旅程。
6時台は中長距離の国内線の出発が集中する時間帯で、ターミナル中央の搭乗口は大阪や福岡、札幌に沖縄那覇と幹線の便が纏められている。それゆえ、鹿児島や熊本といった地方路線は4番や5番といった比較的離れた搭乗口からの出発。
そういえば、このとき近くの搭乗口にはディズニー創立100周年記念の特別塗装機「JAL DREAM EXPRESS Disney100」と、東京ディズニーリゾート®︎40周年記念の特別塗装機「JAL Colorful Dream Express」が揃い踏みしていた。
前者については2024年2月までだったようだが、後者については春休み明けの2024年4月まで運航するようなので、記事を投稿した時点ではまだ遭遇するチャンスは残っていそう。いずれにしても、国内線の多くの飛行機は夜に羽田空港に戻ってくるような運用になっているから、早朝深夜は特別塗装機に遭遇しやすい傾向にある。
駐機場の後ろ、各社の格納庫方向を見ていると、続々と海側の駐機場から飛行機が運ばれてくる様子が見える。何らかの要因で出発が遅れると誘導路上に飛行機が列をなしていることも。
この日はクラスJの利用で、右手前方の座席に着席。羽田空港の離陸はいつも通りD滑走路の05。天気が悪い日には霞んで見える東京湾アクアラインの換気塔だが、この日はかなりはっきりと見えている。
本州横断中は殆ど雲の上。この時期は物凄く雲が厚いか、雲ひとつない快晴の日の二択といった感じ。窓の外をぼーっと眺めていると、朝が早かったこともあって眠くなり、飲み物のサービスもスキップして少し休息。
30分ばかし寝ただろうか、起きると飛行機は瀬戸内海を抜けて国東半島に差し掛かったところ。その海沿いにある大分空港を確認できる頃には本格的な着陸のための降下を進めている。
ちなみに同空港と大分市内を結ぶ計画になっているホーバークラフトは当初2023年度中に就航予定だったが、大分空港内の難易度の高い走路で発生した事故にかかる修理と、それにかかる訓練の遅延によって2024年秋頃に延期。無事開業したら一度利用してみたいところ。
その後飛行機は別府湾上をショートカットして別府市上空を通過。大分と別府は隣り合っているものの山に隔てられている上約15kmの距離があるから、上空から見ると別々の都市に見える。
着陸が近くなってきた時に山の中に突然見えてくるサーキットは大分県日田市にある「オートポリス」。全長4.7kmほどで当初はF1の誘致なんかもされていたそう。
阿蘇山を滑り降りるように降下をして熊本平野に出ると、雲の切れ間から光が射してずいぶん幻想的な雰囲気をしていた。それにしても日の出の遅い九州とはいえ、朝8時台とは思えないような明るさ。
降機してターミナルの到着出口を抜け、左手に進んでいくと妙にがらんとした商業施設がある。旧ターミナルでは建物の外にあった「ONE PIECE」の展示が建物内に移設されている。
訪問当時はまだこの建物には空港会社のオフィス以外に店舗がなかったが、2024年に入って沖縄の「ポークたまごおにぎり」の店舗が入った。近頃本土でも東京駅、福岡と店舗を増やしているが、むやみに店舗を増やすとブランドを毀損したりしないだろうかと、老婆心ながら少し不安になる。
(外部サイトの店舗情報はこちら)
ちなみにこの建物の休憩スペースにはガチャガチャと自動販売機が多数並んでいるが、明太子にラーメン、焼き芋とどれも少し個性的な品揃え。中でも焼き芋の自動販売機というのは初めて見かけた。そういえば、以前上野駅でチャレンジした「YO-KAI express」の自動販売機もあった。
(「YO-KAI express」についてはこちら)
焼き芋は温かいものと冷たいものの2種類がある模様。芋なんか一度温めてしまうとそれほど日持ちがしなさそうな気がするが、どんな管理がされているのか少し気になる。
空港到着後は最寄りのJR豊肥本線肥後大津(ひごおおづ)駅行きの無料送迎タクシーに乗って移動、用事を済ませたのち電車で熊本市内に向けて移動した。電車との乗継ぎの待ち時間にもよるが所要時間はいずれも約1時間と大して変わらず、それでいて運賃は半分以下なので、割と穴場なルート。
(逆方向だが、空港からの移動についてはこちら)
というお話。