便名 : JJP/GK0618
日付 : 2021/04/xx
機材 : A320-200
区間 : 熊本(KMJ)20:10→東京成田(NRT)22:00
所要時間 : 01:50
区間マイル : 約570
搭乗クラス : 普通席
運航 : JJP(ジェットスター・ジャパン)
佐賀を訪れ、新幹線で熊本駅にやって来て熊本空港から帰京。
(熊本空港までの移動はこちら)
以前の記事でも触れたが、熊本空港は2021年当時ちょうど空港ターミナルビルの建て替え中。2023年3月に新ターミナルが開業するのだそうで、訪れたときにはいかにも仮設感のするターミナルからの出発。
ターミナルの一角には売店やタリーズコーヒーなどがある。一ヶ所に纏まっているぶん、取り壊し前のターミナルよりも便利なような。ちなみにここにJAL・ANA共同(+一定のクレジットカード保有者)のラウンジがあったが、かなり混雑していて断念。というのもこの時間はANAの中部行き(19:40発)、JALの東京行き(19:50発)、FDAの名古屋小牧行き(20:00発)と出発ラッシュ。
FDAの名古屋行きの乗客がある程度改札を通り抜けたところでこの日搭乗するジェットスターの改札が始まった。ジェットスターは窓側(+その同行者)→それ以外の順番での搭乗。
ターミナル取り壊し後もいくつかの搭乗橋は残っているようだが、この便数が発着するなかでLCCに数少ない搭乗橋がつくわけもなく、連絡バスで搭乗。このバスはどうやら2016年4月の熊本地震の復興支援として羽田空港でリムジンバスを運行する東京空港交通から譲渡されたものだそうで、バスの塗装は羽田空港で見たことあるもの。
(以下、外部サイト情報)
飛行機へはタラップ車を介して搭乗。
座席指定は特にしていなかったが、自動チェックインで割り当てられた座席は窓側。どういうルールで座席が割り当てられてるんだろうか。成田空港に22時に到着する割と条件のよくない便にも関わらず、この便はほとんど満席で熊本空港を出発。多少利便性を欠くとしても値段が安ければ集客はできるということか。
安かろう悪かろうといわれるLCCだが、ジェットスターは素人目にはちゃんとしている印象。飛行機に乗り慣れない乗客が多いからか少し言葉がきついように感じることもあるが、時として大手航空会社よりもしっかりしているように見えることも。
窓際とはいえ、夜中でずっと洋上を飛ぶとなると目ぼしい景色も特にない。ぼーっと窓の外を眺めていると定刻に少し遅れて成田空港に到着。深夜帯の便だからターミナル直結の搭乗口に到着するといった運用は特になく、第2ターミナルに近い駐機場に到着。ターミナルまではバスで移動。
ちなみにジェットスターの座席前後幅はこんな感じで、シートピッチは平均約74cm程度。身動きがとれないほどではないが、着席すると前の座席との隙間は拳半個分くらいだろうか。
一方非常口座席は一般の航空会社と同程度の広さがある。那覇空港や下地島空港まで行くようであれば追加料金を支払う価値はあるかもしれない。
ターミナルまでバスで輸送され、第3ターミナルを出発したのは22:20ちょっと前。少し早歩き気味に第2ターミナルまで向かうと、22:33発(当時)の京成スカイライナーに間に合った。
ちなみにこのスカイライナーは全席指定の有料特急なのだが、この時間帯に到着するLCCの利用者が多く乗車するため駅の窓口がかなり混雑する。列に並んでいれば数分は列車の発車を待ってくれるようだが、出発時刻が近づいてくると焦ることには違いない。京成のホームページからチケットレス特急券が購入できるので、こちらの利用も検討されたい。
(詳細はこちらから)
成田空港からは約40分で都内に到着。さすがに東京の西側に向かう場合は敵わないが、例えば最終目的地が上野であれば羽田だろうと成田だろうとほとんど所要時間に差はない*1。いわゆるステータス修行僧には向かないが、単に旅行したい場合で羽田から目的地までと成田から目的地までの移動費の差額以上に開いているとき、LCCも割とありなんじゃないかと思う。
というお話。
*1:上野の場合、運賃の差は最大2,000円ほど。有料特急を利用しなければ1,000円程度の差。