日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【搭乗記】JJP/GK0585(名古屋中部/福岡)


■Sponsored Link

便名 : JJP/GK0585
日付 : 2021/10/xx
機材 : A320-200
区間 : 名古屋中部(NGO)13:25→福岡(FUK)15:15
所要時間 : 01:50
区間マイル : 374
搭乗クラス : 普通席
運航 : JJP(ジェットスター・ジャパン)

AIRDOで新千歳から飛んできて、ジェットスターに乗換え。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

到着してとりあえず展望デッキへ。中部空港は展望デッキ出入口を背にして右手が国内線、左手が国際線という作りになっているのだが、このタイミングの国内線側はついさっき乗って来たAIRDOを含めANA系列の地域航空会社が揃う不思議な光景。名古屋はスターフライヤーも就航しているからここにいれば揃い踏みだったのだが、残念ながらこの時間は便がなかった。そういえばオリエンタルエアブリッジもいないか。

セントレア 展望デッキ国内線側

スターフライヤーがいないのが残念

逆サイドの国際線はしばらくの間、全く飛行機の姿が見られない日々が続いていたが、この日はアジアの航空会社を中心に何機か駐機していた。その奥、第2ターミナルには飛行機の姿がないなと思ったが、実際に訪れてみると左手海側にも駐機スペースがあり、そちら側に停まっていると展望デッキからは見えない模様。

セントレア 展望デッキ国際線側

賑やかなのに越したことはない

この後、「FLIGHT OF DREAMS」へ移動。余談だがここには過去、意図せず長時間滞在する羽目になったことがある。

(その当時の記事はこちら)

biketourist.hatenablog.com

移動後一旦通りすぎて第2ターミナルまで行ってみたところ、ターミナルは出発2時間ちょっと前に開館するようで、ちょうどOPENしてすぐくらいのタイミング。ちなみに搭乗する13時すぎ発の便がこのターミナルとしては始発便。

中部国際空港 第2ターミナル 出発階

床の反射がまぶしい

ターミナルを見ると、あと2時間つぶせるほどの施設は無さそうで、一旦「FLIGHT OF DREAMS」に引き返した。

FLIGHT OF DREAMS エントランス

人気がない

新千歳で朝食を摂ってしまったからこの時点ではそれほどお腹が空いている訳でもなく、とりあえず既に営業していたスターバックスで小休止。専用のテラス席からはボーイング787型機のコックピット付近が間近に見える。

FLIGHT OF DREAMS B787-8

手が届きそうな距離

ともあれ、2時間ほど施設内で過ごして12時過ぎに再び第2ターミナルへ。エアアジアが撤退し、国際線が開店休業状態にある2021年秋時点では、今回の便が出発する第2ターミナルを利用するのはジェットスターのみ。それほど便数が多いわけではないから、空港内はそれなりに余裕のある状況。

スムーズに手荷物検査場を抜けると床面には「470m」の文字。ジェットスターの使用するターミナルの中では成田空港に次いで?長いなかなかの距離で、不動産の広告に倣って80m/分とすると約6分の距離。普段から歩き慣れているからそれほど遠いとは思わなかったが、世間一般には「遠い」という感想をよく聞く。

中部国際空港 第2ターミナル 制限区域 通路

(@手荷物検査場直後)ほどほど遠い

通路には滑走路を模した模様がついていて、できるだけ飽きさせないような工夫が見られる。5分ほど歩いたところで進行方向右手に売店が現れると、その先が搭乗待合室。

中部国際空港 第2ターミナル 制限区域 売店

通常時はカフェもあるようだが、この日はお休み

左を向くと、飛行機が2機駐機しており、陸地側にも駐機場があることをこの時初めて知った。

中部国際空港 第2ターミナル エプロン JJP A320

右側の飛行機が今回搭乗する飛行機の模様

あまり利便性の良くないと噂になっている第2ターミナル発着ゆえ、それほど乗客も多くないと思っていたのだが、ゲート付近は思いの外混雑していた。ただし、搭乗口とは逆サイドのスペースも解放されており、座席に困ることはなかった。

中部国際空港 第2ターミナル 搭乗口

扉を隔てた反対側は割とスペースに余裕あり

しばらくして搭乗開始。飛行機はターミナルに近いところに停まっており、成田の第3ターミナルでよく見かける蛇腹式の搭乗通路を通って徒歩での搭乗。

JJP585便 A320-200 駐機場

天気がよい

モバイルチェックインの段階で気づいていたが、この日の座席は3人掛けの真ん中席。通常空いていれば窓側か通路側に指定されるから、この席が指定される程度には混んでいると覚悟していたとはいえ、実際乗り込んでみるとほとんど満席で驚いた。

JJP585便 普通席 機内

予想以上に盛況

LCCでこれほど混んでいるとさすがに身動きが取れないから、飛行中は終始寝て過ごし、着陸の衝撃で目を覚ました。福岡空港では割と中央に近いゲートに到着したのだが、この空港はいつもLCCが手荷物検査場に近い、割と便利な搭乗口を使っているのが不思議。

今回は値段がそれなりに安価だったため特に文句のつけようもないのだが、もう少し高くなった場合、中部空港側の利便の悪さ(飛行機からターミナルと、ターミナルから駅がそれぞれ遠い)は少なからずマイナスポイントかもしれない。ただし、ターミナルから駅の距離はバスで直接アクセスするか、自家用車で近いところの駐車場を利用すれば解消できるだろうか。

という感想。