訪問日 : 2021/04/xx
気まぐれに復活するシリーズ企画。記念すべき第10段は現在絶賛建て替え工事中の熊本県「阿蘇くまもと空港」。将来的な備忘録も兼ねて。
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熊本空港からの地方空港路線は静岡空港、天草空港くらいで路線はそれほど多くないが、東京、名古屋、大阪と国内の主要都市には一通り就航している。この日はここからジェットスターに乗って成田へ向かう。座席が狭いのは気になるが、とはいえそれを我慢できるほど安いときにはLCCを活用するのも悪くないと思っている。
■ 地図情報
空港は熊本市と阿蘇市の概ね中間地点に所在するから、熊本市内からは連絡バスで1時間ほどの所要時間。場合によっては熊本駅から九州新幹線で博多に出て、福岡空港へ出た方が早いケースもあるかもしれない。ただ、その立地を活かして阿蘇や大分、高千穂へ向かうバスが空港を経由しており、ここから乗車することも可能。
記事を起こした2022年現在では空港ターミナルはご覧の通りプレハブ造の仮のもので、つい最近報道された情報によると、現在建築中の新ターミナルはこの後2023年3月に供用開始するのだそう。
従来の空港ターミナルは2021年5月時点で取り壊しが完了しており、かなり空が広く見える。あれから1年ほど経っているから、次回訪れた時にはかなり出来上がっているのかもしれない。
ちなみに仮ターミナルは以下のような構成。売店やフードコードのある商業棟と、チェックインカウンターや搭乗口のある建屋の計2つの構成。
商業棟はレストランが数軒と、お土産やさんが数軒。訪れたのが出発便が複数集中する時間だったこともあり、館内はあまり空いている席が見つからない程度には混雑していた。
ターミナル脇にはバス乗り場。綺麗に整備されているが、新ターミナルが開業するとかなり遠い位置になってしまうから将来的にはバス停は移設されるのかもしれない。
空港ターミナル内はいかにも仮設といった造り。手前からANA、JALといった感じで、それぞれの航空会社のスペースはそれほど広くない。
到着出口側にはレンタカーのカウンターとバスの自動券売機。熊本の路線バスは基本的にSuicaやPASMOといった交通系ICカードが利用可能だから、あまり利用する機会はないかもしれない。
そういえば、空港ターミナル内にはコンビニエンスストア(セブンイレブン)があるのだが、店頭には謎の張り紙が掲示されていた。本当に何のタイトルもなく羅列されていたのだが、いったいこれは何だったんだろうか。
ともあれ、30分ほどで空港見学を終えた。前述の通り、2023年に新ターミナルが開業するというから、開業したら是非また訪れてみたい。
というお話。