便名 : JAL/JL2386
日付 : 2023/04/xx
機材 : ERJ170(E70/M01)
区間 : 熊本(KMJ)13:00→大阪伊丹(ITM)14:05
所要時間 : 01:05
区間マイル : 290
搭乗クラス : 普通席
運航 : J-AIR
新しくなった熊本空港から大阪経由で東京へ戻る。
(新しくなった熊本空港についてはこちら)
新空港には随所に「くまモン」が隠れている。搭乗口の液晶にも何頭(?)かのくまモンの姿。仮設ターミナル時代はバス経由の搭乗が多かったが、新ターミナルに移行後は少なくともジェット機に関しては基本的に搭乗橋経由に戻った模様。A・Bと枝番が振られている搭乗口があるせいで若干ややこしいが、搭乗口は国内線7ヶ所、国際線4ヶ所の全11ヶ所。現状の路線規模からするとずいぶん国際線が多いなという印象*1。
しばらく制限区域内を散策していると改札が始まった。新大阪から片道3時間で熊本駅まで到達できる新幹線と競合する上、そもそも空港が市街地から遠い*2熊本は大阪空港からの九州路線の中では割と機材が小さめで、2023年5月時点では日に6往復便ある熊本-大阪便のうち、クラスJが設置されているのは1便しかない(うち1往復便は天草エアライン運航)。
(余談ながら、熊本駅から熊本空港までのバスについてはこちら)
ちなみに熊本空港の展望デッキは搭乗橋の上に設置されていて、飛行機の窓からもその様子が割とよく見える。日本国内では徳島空港が似たような構造になっていたような気がする。あちらは屋外ではなく、搭乗橋が2階建てになっていたはずだが。
概ね定刻通りに出発すると、熊本空港は西から東に向けて離陸。阿蘇山がある関係でそのまま一直線に上昇するルートではないようで、上昇しながら左旋回し、一旦空港東側を通過した。
ある程度上昇したところで期首を東に向け、阿蘇山の南側を通過。近頃比較的平穏なイメージのある阿蘇山だったが、この時は往復ともに結構な噴煙?蒸気?が上がっている様子が見てとれた。
シートベルトサインが消灯したところで昼食。この日は午前中に阿蘇の内牧温泉にある「いまきん食堂」であか牛丼を購入してきた。こちら、阿蘇では有名な人気店ゆえ店内で食事しようとするとえらく待つことになるが、事前に予約するサービスがあり、これを利用して訪問したお陰で待ち時間は20分ほどで済んだ。
レンタカー店舗から空港まで歩いて移動した間に袋が傾いてしまって中身はなかなかえらいことになっていたが、幸い味にはそれほど影響なかった*3。それにしても丼は結構な大盛り、お米がぎっしり詰まっていて、食後しばらくお腹いっぱいの状態が続いた。
(いまきん食堂公式サイトは以下参照)
所要時間1時間程度の路線ということもあり、食事を終えるともう四国を離れて和歌山県辺りを飛行中。しばらくすると進行方向左手に関西空港が見えてきた。
関西空港付近では何となく視界がぼやっとしていたが、もう少し高度が下がってくると徐々に視界がクリアになってきた。この辺りはよく見るとあちこちに古墳があるのが分かる。羽田からの便はもう少し東寄りを飛ぶから、これは九州や沖縄といった西からの便のみの特権かもしれない。
小型機専用の八尾空港の側を通過すると間もなくして東からの着陸経路と合流。遠方には高層ビル「あべのハルカス」の姿も見える。
飛行機は更に高度を下げ、大阪市内に差し掛かると程なくして大阪城の脇を通過。遠目から見ると少し分かりづらいが、写真左半分のお堀沿いには桜が咲いていた。
そうこうしているうちに大阪空港の32R滑走路に着陸。ターミナル北側の24番搭乗口近くの駐機場に到着した。この駐機場、搭乗橋は接続されないようで、しばらくするとタラップ車がやって来た。
ただ、バス輸送ではないようで、100mほど駐機場を歩いて搭乗口そばにある出入口に向かい、階段を上って搭乗待合室を抜けて到着出口へ向かった。このスタイルの降機方法、地方空港のプロペラ機はしばしばあるが、大規模な空港、しかもジェット機となるとなかなか珍しい。
大阪からは最終便で東京に戻る予定。特に予定は決めていなかったが、大阪はちょうど桜が満開ということで少し空いた時間でお花見することに。