日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】旭川空港連絡バス(旭川駅9番/旭川空港)


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便名 : 便名なし
日付 : 2024/02/xx
区間 : 旭川駅9番乗り場(14:26)→旭川空港(15:05)
所要時間 : 00:39
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 750円(Visaタッチ決済)
運行 : 旭川電気軌道

札幌から特急「ライラック」で旭川駅に到着、昼食を摂って再び駅に戻ってきた。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

もう少し時間があれば当時開催中だった「冬まつり」の会場を訪れてみたかったところだが、生憎それほど時間が残っておらず、大人しく空港へ向かうことに。今回利用するのは旭川電気軌道が運行する空港連絡バス。「電気軌道」という社名ではあるが、軌道業を営んでいたのはもう50年以上も前のことのようで、現在はバス事業と不動産事業の会社になっている模様。

(運行事業者の公式サイトはこちら)

www.asahikawa-denkikidou.jp

JR旭川駅 駅舎外観

JR旭川駅/ 比較的大柄な駅舎

2024年の旭川冬まつりは「ドラゴンクエスト」とのコラボ雪像が制作されたそう。その関連で、駅前の一角にはスライム型のミニ雪だるまが展示されていた。

JR旭川駅 小雪像(雪だるま)

JR旭川駅/ ごく小さな雪だるまがいくつか立っていた

さて、旭川空港行きの連絡バスはJR旭川駅前の9番乗り場からの出発。このとき、対面の乗り場からは冬まつり会場行きのシャトルバスが比較的高頻度で出発していた。通常1時間おき、繁忙日は30分おきとパンフレットに記載されていたものの、実際には10分おきくらいには運行されていたのではないだろうか。

JR旭川駅 空港連絡バスのバス乗り場

JR旭川駅/ 空港連絡バスは9番乗り場から出発

この9番乗り場からは空港止まりの純粋な空港連絡バスのほか、空港から美瑛を経由して富良野方面まで向かう便や、旭岳へ向かう便、停車停留所が多い各停便も出発する。バスの本数はそれほど多くないが、飛行機1便に対し少なくともバスは1便運行されるようなスケジュールになっている。

JR旭川駅 空港連絡バスのバス乗り場

JR旭川駅/ 飛行機各便に接続するダイヤが組まれている

しばらくすると14:26発の旭川空港行きバスが到着。このバスは始発が「6条9丁目」バス停で、すでに3つの停留所を経由して来ている。「〇条×丁目」というバス停は北海道に多いが、その土地に慣れ親しんだものでないとそれがどこなのか皆目見当もつかない。最近はGoogle Mapで調べればバス停の位置が出てくる分、以前よりはましになったが。

バスに乗車する頃、目の前の乗り場には帯広行き都市間連絡バス「ノースライナー」号が到着し、乗車改札を開始した。このバスは先日廃止された富良野から新得までの鉄道代替を一部になっているほか、途中旭川空港にも立ち寄るので、旭川空港から帯広へ向かうこともできる。

(「ノースライナー」についてはこちら)

www.takubus.com

このほか旭川駅からは札幌行き「高速あさひかわ」号のほか、新千歳空港行きの「たいせつライナー」、釧路行き「サンライズ」号も出ているので、思いの外高速バスの利便性が高い街。

(以前乗車した、「高速あさひかわ」号はこちら)

biketourist.hatenablog.com

JR旭川駅 途中まで経路の重複する帯広行き都市間バス

JR旭川駅/ 美瑛•富良野を経由して帯広へ向かう「ノースライナー」

てっきりバスは国道237号線を進むものだと思っていたが、街中から裏通りを右左折しながら進んでいく。ちなみにこの国道237号線というのは旭川を起点として美瑛、富良野を経由しながら最終的には太平洋側の浦河までを結ぶ国道。

市内の停留所でもパラパラと乗車があり、半分強の座席は埋まった状態で最終停留所を出発。途中バス停付近は雪が溶けて足元が悪かったこともあり、トランクは利用せずに客席に持ち込むように指示されていた。途中には積雪路面ではあまり走りたくないような急勾配なんかもあったが、バスは悪路をものともせず走っていく。

旭川空港連絡バス 旭川市街地から旭川空港

旭川市街地から旭川空港/ 所々アップダウンがある

バスは定刻よりも気持ち早めに旭川空港に到着。この路線、交通系ICカード利用できないが、2024年に入ってVisaタッチ決済は利用できるようになったので、今回はこれを使って支払った。今後はクレジットカードのタッチ決済の方が主流になっていくんだろうか。

旭川空港連絡バス 旭川空港

旭川空港/ 比較的新しめの空港ビル

今回乗車したバスのデザインが「ふらのバス」と似ていると思ったのだが、それもそのはずで、同社は旭川電気軌道の子会社だった。東京では大方引退した三菱ふそうの「エアロバス」だが、地方ではまだまだ現役。

旭川空港連絡バス 旭川空港

旭川空港/ 飛行機の出発までは約1時間

旭川空港では約1時間の待ち合わせののち、16:20発のJAL東京行きに乗継ぎ。普段北海道を訪れる際には何だかんだで新千歳か、帯広空港を利用することが多く、旭川空港を利用したのは割と久しぶり。そんなわけで、少し館内見物をすることに。

というお話。