日本の迷い方

旅の知恵袋になりたい、という話

【乗車記】アーバンライナー•第171列車(近鉄名古屋/大阪難波)


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便名 : アーバンライナー•第171列車
日付 : 2023/03/xx
区間 : 近鉄名古屋(21:30)→大阪難波(23:47)
所要時間 : 02:17
乗車クラス : デラックスシート
運賃 : 5,310円(交通系ICカード+事前クレジット決済)
運行 : 近畿日本鉄道

珍しい国際線機材のB777-300ERに惹かれて羽田空港から中部国際空港(セントレア)まで飛行機で移動したが、この日の目的地は名古屋ではなく大阪。一旦名古屋駅まで移動したのち、最終の近鉄特急に乗換えて難波へ向かう。

(ここまでの移動はこちら)

biketourist.hatenablog.com

ところで、名古屋駅のJRコンコースから近鉄の改札口へ向かう途中にあるプロントの壁には、新幹線の車内らしきイラストが描かれている。どうやら東京方面から名古屋に向かっていたものの、寝過ごして岐阜羽島までやってきてしまった、というストーリーと見える。

3枚目のイラストでは岐阜羽島の駅に停まっているところを見るに、ひかり号かなんかに乗っていたのだろうか(なぜか椅子は逆向きだが)。「三河安城を定刻通りに通過した」アナウンスはのぞみ号でしか聞かないような気もするが。

JR名古屋駅 プロントの壁絵

JR名古屋駅/ この乗客、最終的にどうなったんだろうか

さて、今回乗車する21:30発のアーバンライナーはこの日近鉄名古屋駅から大阪難波駅近鉄で向かう場合の最終列車。今回はリニューアルを機に初代アーバンライナーを改名して登場した「アーバンライナーplus」がやってきた。

なお、近鉄で大阪へ向かおうとするとこの列車が最終になるが、コストが1.5倍ほど掛かることを許容すれば、最終の新幹線に乗って新大阪に向かい、そこから御堂筋線に乗換える22:58発のルートが残っている。

近鉄名古屋駅 アーバンライナー

近鉄名古屋駅/ 21:30発が大阪難波行きの最終列車

そういえば、乗車しようとしたタイミングで隣の乗り場には2002年登場の「アーバンライナーnext」が到着。異様に物持ちの良い近鉄にしてはまだ新しい方だが、何だかんだでこの車両も20年選手。

近鉄名古屋駅 アーバンライナーnext

近鉄名古屋駅/ 気づけばnextも20年選手

かつては速達系統で活躍していたアーバンライナーだが、「ひのとり」の登場以後は停車駅の多い乙特急が主な守備範囲。今回乗車した列車も四日市や津といったメインどころの停車駅のほか、伊賀神戸(かんべ)や名張といった少し規模の小さな駅にも停まっていく。

(「ひのとり」についてはこちら)

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近鉄名古屋駅 発車標

近鉄名古屋駅/ 速達タイプよりはいくらか停車駅多め

今回利用する「デラックスシート」は普通席の特急料金に520円の追加で利用することができる。夜行高速バスのような、3列独立シートの座席配置になっているのが特徴。先ほど見かけた「next」登場のタイミングでリニューアル工事が施工されていて、座席は登場時のものからは一新されているらしい。

近鉄アーバンライナー デラックスシート

アーバンライナー/ 3列独立シートに似た座席配置

車内は1列に1人いるかいないかくらいの乗車。隣の席に人が来なければ、隣席を物置きがわりにしておくことができるのが楽でよい。ただし1席1席が独立しているので、置いてある荷物までの距離がちょっと遠い。

近鉄アーバンライナー デラックスシート

アーバンライナー/ 各列1名ずついるかいないかくらいの乗車率

この日の夕食はJR名古屋駅構内、新幹線の改札口近くにある売店で買ってきたみそかつ弁当。閉店時刻が近かったからだろうか、在庫しているお弁当は全て半額で販売されていた。

名古屋駅弁 味噌かつ弁当

名古屋駅弁/ 21時頃には定価の半額で販売されていた

お弁当は定価で食べるには少し寂しい内容だったかもしれないが、如何せん割引後の値段は500円ほどだったから、文句をつけるのは無粋。弁当の投げ売りはあの日だけだったのか、毎日実施されているのかがちょっと気になるところ。思い返すと、駅弁が値引き販売されているというのはあまり見たことがない。

名古屋駅弁 味噌かつ弁当

名古屋駅弁/ コンビニ弁当並のお値段はかなりお得

21:30に名古屋駅を出発すると、それ以降の停車駅では乗客は列車を降りていく一方。普通車ではなかったということもあるだろうが、途中駅から乗車してくるというのは殆ど見かけなかった。

終着の大阪難波へは日付の変わる直前、23:47の到着。同駅から先、阪神方面に向かう列車はこの列車の到着の直後に続行していて、これがこの日阪神方面に向かう最終列車。直通運転だからということもあるかもしれないが、都心にしては割と終電が早い。

駅からホテルまでは少し離れていて、徒歩で向かう。地下のホームから改札を抜けて地上に上がると、どこか平成初期の雰囲気の残る「近鉄特急」のネオンサインが輝いていた。割と昔からありそうに見えるが、「大阪難波」に改称されたタイミングを考えると最近なんだろうか。

大阪難波駅 駅舎外観

大阪難波駅/ なかなかレトロなネオンサイン

この日は大阪難波駅から徒歩で15分ほどのところにある、マリオット系の「フェアフィールドバイマリオット」に宿泊。外資系ホテルの中では設備が簡素だが、その分宿泊費が低廉で済むのがありがたい。

(この日の宿泊先についてはこちら)

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ともあれ、何だかんだで登場から35年以上が経過している「アーバンライナー」。他の鉄道会社ではそろそろ引退の声が聞こえてきそうなものだが、登場から50年近い車両がまだ多数存在する近鉄であれば、もう少しは第一線での活躍が続きそうな。

名古屋から大阪へ、もしくはその逆方向で移動する際には、高速バスや近鉄なんかを利用すると、新幹線よりはいくらか時間が掛かるものの、比較的安価かつ快適に移動することができるという点で個人的には重宝している移動手段。

時間があれば、以前「ひのとり」に乗車したときのように金券ショップで株主優待券を購入しておくと、更に安価に済ませられる可能性がある。株主優待乗車券の有効期限が迫っている時期なんかは、投げ売りに近い値段で手に入れることができることもあるから、金券ショップがあればとりあえず眺めてみるというのも良いかもしれない。

というお話。