便名 : 便名なし
日付 : 2024/10/xx
区間 : 京都駅八条口(13:50)→大阪(伊丹)空港(14:50)
所要時間 : 01:00
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 1,340円
運行 : 阪急観光バス
2024年10月の末頃に丸亀製麺が突如として発表した「わがまち釜揚げうどん47」。これは各都道府県ごとの特色を生かしたご当地うどんが期間限定で発売されるというものなのだが、いくつかの都道府県の商品に心惹かれて訪れてみることに。
(丸亀製麺公式サイトはこちら)
午前中に東京都内で用事を済ませ、東海道新幹線に飛び乗って京都駅に到着。駅から5分ほど歩き、「イオンモールKYOTO」フードコート内にある丸亀製麺にやってきた。
今回47都道府県の中で最も奇抜なのがこの京都府で出されている「宇治抹茶カルボナーラつけ汁」のうどん。抹茶とあって、てっきりかなり甘めのつけ汁なのかと思ったが、抹茶というよりはしっかりカルボナーラという感じ。
その後は岡山で用事を済ませて帰ろうかと思っていたところ急遽東京に戻る必要が生じ、伊丹空港から空路で東京に戻ることに。今回は「JALカード割引」で飛行機を手配したのだが、この運賃にはe JALポイントが使用できないことに決済のタイミングで初めて気づいた。
ともあれ、今回利用するのは京都駅と伊丹空港とを結ぶ空港連絡バス。両地点間は約50kmと若干距離があるが、日本トップクラスの観光地だけあってバスは頻発しており日中は概ね20分間隔での運行。ハイシーズンはそれでも乗り切らず、臨時便が出ることも。なお、朝夕の一部の便は京阪出町柳駅やJR二条駅発着になっている。
(事業者公式サイトはこちら)
バスはJR京都駅の南(新幹線)側、八条口からの出発。ロータリーではなく、駅舎を出て横断歩道を渡った先の公道上にバス停が設置されている。ここから乗車する際には少し離れたところにある券売機で乗車券を購入するか、交通系ICカードで乗車時に決済することになる。
バスは空港から到着して乗客を降ろし、少し停車してから折り返すのが基本パターン。前便が出発して5分と経たずに十人ほどの行列ができ、出発時刻直前になると並びで席を確保するのは難しいくらいには座席が埋まっているイメージ。
乗車時間が1時間程度とあって、車内はごく一般的な2列+2列の横4列配置。一頃はこの路線は新しい車両が優先的に投入されていた印象があったが、最近はそうでもないかもしれない。
ちなみに、枕カバーのところに小さな広告枠が入っているのが大阪の空港バスの特徴。近頃は広告ではなく、何らかのお知らせが入っていることが多いが。
ほぼほぼ正座席が埋まったところで京都駅を出発すると、八条通から左折して国道1号線に入り、右左折を繰り返して京都南インターを目指す。今回は出入口側の座席を確保したが、運転席側の座席からは出発直後に東寺の五重塔が見えてくるはず。
名神高速道路に入ると吹田(すいた)ジャンクションまで進み、中国自動車道に乗継いだのち、中国豊中インターチェンジまで高速道路を走ってそこから一般道のルート。所要時間の大半が高速道路なので渋滞に左右されるが、過去10回近く利用している経験からするとだいたい50分台で到着することが多い印象。
この日はバスが若干早着し、14:45頃に空港到着。一方、飛行機が前便到着遅れの影響で10分遅れになったため、少しだけ空港での滞在時間が長くなりフードコートで小休止。何だかんだ今年も50回以上搭乗したが、ラウンジに入る権利があったとて利用するのは年に5回もないような気がする。
(訪れたお店についてはこちら)
そういえば、年々JALの窓口が縮小していて、かつては長距離バス乗り場側の奥に曲がったところにあって並んでいなかった旅行会社の窓口が正面に現れていた。JALと旅行会社とを隔てている大きな壁は前からあったんだったか。
ともあれ、京都から大阪(伊丹)空港へ向かう際にはいちいち大阪駅へ向かうより、京都駅からバスに乗った方が速くて快適、というのは覚えておいても良い情報。尤も、東京から京都を目指すのであれば新幹線に乗った方が早いので、多数を占めそうな関東民にはあまり関係ないかもしれない。
というお話。