便名 : 便名なし
日付 : 2025/07/xx
区間 : 出雲空港(08:35)→出雲大社バスターミナル(09:15)
所要時間 : 00:40
乗車クラス : 普通席(座席定員制)
運賃 : 1,100円(現金決済)
運行 : 出雲一畑交通
前日は大阪に宿泊していて、当日は日中に岡山で用事があった。新幹線で向かうというのも面白くないので、出雲空港に降りて出雲大社に立ち寄ったのち「新型やくも」に乗って岡山を目指すことに。
朝07:10伊丹空港発のJAL2345便に乗ると、50分ほどで出雲空港へ到着。この時間帯は大阪のほか、東京、名古屋、福岡からの便も到着するため、この時間帯は出雲空港のピークタイム。西日本で東名阪、そして福岡の全てから便がある空港というのは意外と少ないような。
さて、今回乗車する出雲大社行きの空港連絡バスは地場の出雲一畑交通による運行で、1日2便しかないが、今回乗車する1便目は前述各地からの始発便の到着を受けて出発する。
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出雲空港では、便数の多いJR出雲市駅、JR松江駅方面に向かうバスはターミナル前に常設のバス乗り場が設定されている一方で、出雲大社行きのバス乗り場はターミナルを背にして左手側の歩道上に開設されている。便数が少ないからか、バス乗り場の標柱は立て看板で代替してあって、日除けの柱に時刻表が掲示されていた。

出発20分ほど前にバス停に到着した時点では先客がいなかったが、その後続々と集まってきてバスが着車する時点では長蛇の列に。バスは空港始発ではなく、玉造温泉からの乗客を載せて到着。出雲空港で下車する乗客もいるようで、降車が完了したのちに乗車扱いが始まった。
今回はターミナル内の自動券売機で事前に乗車券を購入してから乗車したが、各種クレジットカードのタッチ決済も利用できたらしい。そのほか、「JAL MaaS」を利用すると、若干ながら追加マイルを獲得できる。
どれくらいの混雑になるかと思えば、正座席が全て埋まり、最終的には10人以上の積み残しが出て出発。補助席を使えばぎりぎり乗り切れそうにも見えたが使わず、どうやら続行便か何かで救済される模様。ちなみにこの路線の出雲空港出発時刻はJAL277便(08:25着)に合わせて決定されるようで、他の路線が遅延した場合はもしかすると待っていないかもしれない。

空港を出発してからしばらくはバスは滑走路に沿って進む。B767型機クラスの大きさの飛行機が発着する空港で、ここまで公道が近くを走っている空港というのも珍しい。ぼーっと窓の外を眺めていると、FDAの飛行機が折返し名古屋に向かって飛び立っていった。

割に近そうに見える出雲空港と出雲大社の間は、意外と20km以上の距離があって、所要時間は約40分。全線一般道でこの所要時間というのは渋滞が少ない地方都市だからできることで、首都圏で同じ距離を一般道で走れば下手すれば2時間コースになってしまう。

島根県道161号線を進んでいくと、正面に白い大きな鳥居が現れた。どうやら2025年7月現在では鳥居の足元に架かっている橋を架け替える工事をしているようで、バスは脇を迂回して進んでいく。

鳥居の脇を通過して200mほど進むと、最初の電鉄大社前駅バス停に到着。出雲大社エリアではこの電鉄大社前駅(出雲大社まで徒歩15分)と、正門前(同10分)、出雲大社(同5分)の3箇所に停車する。いずれの停留所の近くにもコインロッカーが設置されているとの説明があった。

駅前から出雲大社に向かって進んでいくと、進行方向左手に大きなレトロな旅館が見えてくる。聞くとこちらは有名な歌手のご実家なんだそうで、その旨の説明が運転士さんからされると車内が少しざわめいた。

突き当たりを左折すると、次の「正門前」バス停に到着。バス停の目の前には和風な装いのスターバックスコーヒーの店舗がある。ここから出雲大社の本殿までは徒歩で10分ほどだが、終点の「出雲大社」で降りて最短ルートで向かうと参道を通らずに脇から入るような形になるので、参拝が目的であればここで降りて参道を歩いて行ったほうが良いかもしれない。

バスは「正門前」バス停を出ると乗用車用の駐車場の脇を抜け、終点の「出雲大社バスターミナル」に到着。ここは小規模なバスターミナルになっていて、バスは回頭して駐車スペースに収まったところで扉が開いた。

なお、ここから空港方面は日に1便しか設定されていないが、JR出雲市に向かうバスは概ね40分おきに運行されているとのこと(所要時間約30分)。先の電鉄大社前駅を発着する、概ね1時間に1本前後の一畑電車(所要時間約30分)と組み合わせればそれなりの本数が確保されている。

バスターミナルの脇を抜けて出雲大社へ向かう途中には、少し古めかしいコインロッカーが設置されている。一番右の特大サイズのものは他の場所では見たことのない大きさ。

バス停は少しわかりづらく、「観光センターいずも」の脇にある細い路地を抜けた先。敢えて始発から乗車する必要がなければ、鳥居の前にある、次の「正門前」バス停から乗車するほうが迷わなくて良いかもしれない。

ちなみに、出雲大社は一般的な「二礼二拍一礼」ではなく、「二礼四拍一礼」。出雲大社で最も重要な祭礼の際に八拍手するため、平時はその半分、ということなんだとか。

出雲大社を参拝したあとは松並木を歩いて電鉄大社前駅へ向かい、一畑電車に乗って出雲市駅へ出て、その後JRの特急「やくも」に乗換えて岡山へ移動した。東京からJALの274便、もしくは279便で出雲空港へ到着し、その後出雲大社を参拝する予定があるのであれば、このルートを覚えておくと役に立つかもしれない。
というお話。